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東レ・ダウコーニング、カーエレクトロニクス設計の選択肢を大幅に広げる接着剤を発売

2015-08-29

カーエレクトロニクスにおける設計の選択肢を大幅に広げ、
トータルコストを削減するDow Corning(R)EA−7100接着剤


 東レ・ダウコーニング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役会長・CEO:桜井恵理子)は、新製品のDow Corning(R)EA−7100接着剤を発売しました。多様な基材と強固に接着するEA−7100接着剤は、カーエレクトロニクスにおける設計の選択肢を大幅に広げる画期的なシリコーン製品です。また、この1液加熱硬化型接着剤は、低温かつ短時間で「内部から外側に向けて」硬化が進行するため、製造プロセスの効率化、エネルギー使用量の低減、及び材料費の削減を実現できます。
 「先進カーエレクトロニクス分野で長期にわたって革新を続けてきた経験に基づいて開発された新製品EA−7100接着剤は、シリコーン技術における大きな飛躍を示すものであり、高性能接着剤の業界最高レベルの製品ラインナップに新たに加わる重要な製品です。特許を取得した新技術で開発されたEA−7100接着剤を使用することによって、次世代ECU、センサー、ヘッドライト、及び車載ディスプレイ等を設計する際の自由度を大幅に広げることが可能であり、ますます要求が厳しくなる車載用途での採用の拡大を目指しています。」とトランスポーテーションエレクトロニクス担当 グローバル・マーケット・マネジャーのブライス・ル・グイックは述べています。

 新製品のEA−7100接着剤の特長として、ポリエチレン、ポリカーボネート、及びアセタールなど、従来型のシリコーンでは通常は接着が困難だったプラスチックに加え、金属、セラミックス、ガラス、及び積層板に対しても強固に接着する点が挙げられます。用途によっては、前処理や丁寧な洗浄を必要とせずにこれらの基材に接着することも可能です。このユニークな特長に加えて、ボイド発生が少なく耐久性がある接着性を有しているため、より低コストで多様な材質を使った部品の設計が可能になります。


<低温かつ短時間硬化により生産性向上とコスト削減を実現>
 EA−7100接着剤はラジカル反応で硬化するため、従来の付加反応で硬化するタイプのシリコーン接着剤に比べて硬化時間を最大50%短縮できます。用途と加工条件によっては、さらに優れた性能を示す可能性もあります。例えば、一般的なリッド・シールの場合、標準的な1液型の付加硬化タイプ接着剤であれば、通常は125°C/60分で硬化しますが、Dow Corning(R)EA−7100接着剤は100°C/15分で完全硬化に達します。特定の用途においては、3分以内に凝集破壊が始まる場合もあります。
 EA−7100接着剤は、低温かつ短時間で硬化するため、通常よりも小型で低温のオーブンが使用出来るので、エネルギー消費量の削減とトータルコストのさらなる削減が可能となります。この接着剤は、従来型の装置を使用して塗布できます。

 EA−7100接着剤は、世界中の主要な自動車部品メーカーで評価が進められ、既に採用実績もある製品です。この製品は、ダウコーニング及び代理店を通じて幅広い国・地域でご購入いただけます。


○お客様からの問い合わせ先
 東レ・ダウコーニング株式会社
 営業部門 営業第5部
 TEL:0120−019−764




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