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オハラ、クリアな透過率特性を実現する耐放射線光学ガラスを発売
耐放射線光学ガラスを発売
高放射線環境下においても透過率劣化が殆ど無く、クリアな透過率特性を実現。
※参考画像は添付の関連資料を参照
光学ガラス製造の株式会社オハラ(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:齋藤弘和)は、耐放射線光学ガラスを12月22日より発売致します。
このガラスは、高放射線環境下においても透過率劣化が極めて小さい光学ガラスです。
人体への影響が免れないトータル放射線量2MGy(メガグレイ)といった環境下においても劣化が殆ど無くクリアな透過率特性を実現します。
原子力関連施設や宇宙環境など高線量下で用いられる視覚・計測機器への適応が可能です。
放射線環境下での状況を詳細に観察するためには、カメラ等の光学機器を直接その環境下へ設置しなければなりません。この場合レンズやプリズムに一般の光学ガラスを使用すると、強い放射線のために次第に変色し、使用に耐えられなくなってしまいます。これは宇宙空間でも同様です。
弊社の耐放射線光学ガラスは特殊なガラス組成により、そのような変色に十分耐え得るガラスとなっております。
近年、原発設備関係ならびに宇宙カメラ用途への需要が高まりを見せているため、耐放射線光学ガラスのラインナップを強化してまいります。
【特徴】
※添付の関連資料を参照
【用途】
・原子力関連施設機器 撮像系カメラ等
・放射線機器・測定装置
・宇宙・天体関係
・核融合関連設備
・その他、放射線環境下での使用機材等
【会社紹介】
当社は1935年の創業以来、光学ガラスのリーディングカンパニーとして一眼レフカメラをはじめとした各種光学部品への供給を行って参りました。
また、特殊ガラスにおいても宇宙・天文分野をはじめ半導体/液晶露光装置用部材やハードディスク用基板等に採用されて来ました。
近年では世界的プロジェクトであるTMT望遠鏡の反射鏡へ当社のガラスセラミックスが採用され、TV等の各種メディアで当社の技術を御紹介頂いております。
【会社概要】
社名:株式会社オハラ
所在地:〒252−5286 神奈川県相模原市中央区小山1−15−30
代表者:代表取締役社長:齋藤弘和
事業内容:光学ガラス・特殊ガラスの製造・販売
資本金:58億5千5百万円
従業員数:430名
URL:http://www.ohara-inc.co.jp/jp/index.html