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アルゴン
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アジレント、誘導結合プラズマ質量分析計「Agilent8900 トリプル四重極 ICP−MS」を発表
アジレント・テクノロジー、第2世代のトリプル四重極ICP−MSを発表 従来比2倍の高感度化、ナノ粒子測定の強化、硫黄やケイ素の検出下限改善 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、トリプル四重極 ICP−MS(誘導結合プラズマ質量分析計)の新モデル「Agilent8900 トリプル四重極 ICP−MS」を発表、本日より販売を開始します。新製品では、リアクションの化学的制御により、従来は困難とされていた硫黄、ケイ素、リンなどの検出下限を引き下げています。また、検出器の高速化により、ナノ粒子測定アプリケーションを強化しています。 第2世代のトリプル四重極I...
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東大、超薄板ガラスとキャリアガラスの常温接合と剥離技術の開発に成功
超薄板ガラスとキャリアガラスの常温接合と剥離技術の開発に成功 ■発表のポイント ◆ガラス基板同士を常温接合し、高温の加熱処理後に常温で剥離する新しい技術を開発しました。 ◆超薄型ガラスをキャリアガラス基板に接合し、液晶パネルの組み立て後、接合したガラスを基板から分離できるため、現在薄型液晶パネルの製造工程に採用されている高コスト高環境負荷のプロセス(フッ酸による化学研磨:スリミング工程)が必要なくなりました。 ◆この技術により、50μm(マイクロメータ)の超薄型液晶ディスプレイが実現し、製造プロセスの環境負荷も大幅に改善されることが期待されます。 ■発表概要: 東京大学大学...
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東北大と広島大など、超強力X線による極微小プラズマ生成を発見
超強力X線による極微小プラズマ生成を発見 X線自由電子レーザーを利用したイメージングに重要なメッセージ 【概要】 東北大学多元物質科学研究所上田潔教授・福澤宏宣助教のグループ、京都大学大学院理学研究科八尾誠教授・永谷清信助教のグループ、広島大学大学院理学研究科和田真一助教、理化学研究所放射光科学総合研究センターXFEL研究開発部門ビームライン研究開発グループ矢橋牧名グループディレクター及び高輝度光科学研究センターXFEL利用研究推進室先端光源利用研究グループ実験技術開発チーム登野健介チームリーダー等による合同研究チームは、原子のクラスター(*1)にX線自由電子レーザー(XFEL)(*2)施設SACLA...
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北米での大型オンサイト案件受注の件 大陽日酸株式会社(社長 CEO:市原裕史郎)では、米国100%子会社Matheson Tri−Gas,Inc.(以下MTG)を通じて、Sasol Chemicals(USA)LLC(以下Sasol)の大型エタンクラッカープロジェクトに、産業ガスをオンサイトで供給する契約を締結しましたので、お知らせいたします。 記 Sasolは、南アフリカ共和国のヨハネスブルグに本社を持つSasol,Limitedの子会社であり、米国ルイジアナ州レイクチャールズで総投資額81億ドル、2018年に商業生産開始のエタンクラッカー及び誘導品製造のプロジェクトを計画しています。MTGはこのプロジェクトに対し、酸素・窒素をオンサイト供給する契...
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産総研、ウエハー常温接合のための原子レベル表面平滑化プロセスを開発
ウエハー常温接合のための原子レベル表面平滑化プロセスを開発 −接合部のひずみを大幅に低減− <ポイント> ・ドライプロセスにより接合表面を原子レベルで平滑化し、常温接合のひずみ低減と強度向上 ・高強度・高信頼性MEMS封止やMEMS・IC集積化のための新しいプロセス技術 ・既存の常温接合装置で、改造せずに対応可能 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)集積マイクロシステム研究センター( http://unit.aist.go.jp/umemsme/ci/ )【研究センター長 前田 龍太郎】大規模インテグレーション研究チーム 倉島 優一 研究員、高木 秀樹 研究チーム長は、ネオン高速原子...
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NTTと東工大、グラフェンを用いてプラズモンの伝搬速度制御ができることを実証
グラフェンを用いたプラズモンの伝搬制御を世界で初めて実証 〜電子の波を利用したナノ領域での回路の高速化、超低消費電力化へ前進〜 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と国立大学法人東京工業大学(東京都目黒区、学長:三島良直、以下 東工大)は、電子の移動度が高いなどの特性から近年注目されているグラフェン(※1)を利用することにより、電子の波であるプラズモン(※2)の伝搬速度を二桁に渡り制御できることを世界で初めて実証しました。従来、プラズモンの研究では金属が用いられていましたが、NTTと東工大はグラフェンに着目し電子密度等を変化させること...
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東北大、ナノ結晶炭化ホウ素セラミックスの機械特性の強化に成功
ナノ結晶炭化ホウ素セラミックスの機械特性の強化に成功 −従来の常識を覆し、多孔性と界面相の利用により実現− 【研究概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の陳明偉主任研究者らの研究グループは、従来セラミックスに脆さをもたらすとされてきた多孔性や界面相が、炭化ホウ素セラミックス中に導入されると、機械特性が改善されることを明らかにしました。 一般的にセラミックスは非常に高い硬さを示す一方で、靱性(*1)や塑性(*2)はあまり良好ではありません。共有結合あるいはイオン結合でできているためにもともと脆いのに加え、多孔性や界面相(*3)の存在が原因で、脆く壊れやすいと...
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三菱電機、高品位溶接ができるファインプロセスコントロール電子ビーム加工機を発売
自動車部品に最適な高品位溶接を実現 三菱電機ファインプロセスコントロール電子ビーム加工機 発売のお知らせ 三菱電機株式会社は、電子ビームの波形を制御することで、車載用電子デバイス部品・モーターなど自動車部品に最適な高品位溶接ができる「ファインプロセスコントロール電子ビーム加工機(FPC-EBM)」を2012年1月18日に発売します。 本製品は、「第4回国際カーエレクトロニクス技術展」(2012年1月18日〜20日 於:東京ビッグサイト)にパネル出展します。 *製品画像は添付の関連資料を参照 <新製品の特長> 1.電子ビームの波形を制御することで高品位溶接を実現 ・電子ビーム出力波形制御により、固体レーザー溶接...
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昭和電工、産業ガス事業を会社分割により100%子会社の昭和炭酸へ承継することを決定
当社グループ内における会社分割による産業ガス事業移管に関する意思決定のお知らせ 当社は、平成23年6月27日開催の当社取締役会において、下記のとおり、当社の酸素、窒素、アルゴン等のセパレートガス事業、圧縮水素事業ならびに炭酸・ドライアイス事業等(これらを併せて以下「産業ガス事業」)を、会社分割により、当社100%子会社である昭和炭酸株式会社(以下「昭和炭酸」)へ承継する意思決定を行いましたので、下記のとおりお知らせいたします。 なお、本件は当社と100%子会社との間で行う会社分割であるため、開示事項・内容を一部省略しております。 記 1.会社分割の目的 当社は、お客様へご...
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月起源の隕石中に高圧シリカ鉱物を発見: (月の表層レゴリス層には高圧で安定なシリカ鉱物が存在) <概要> 東北大学理学研究科の大谷栄治教授、大学院生小沢信、宮原正明研究員ら(地球惑星物性学分野)は、茨城大学、東京大学、千葉工業大学の研究者との共同研究として、衝撃を受けている月起源の隕石(ASUKA−881757)中に、シリカの高圧多形であるコーサイト、スチショバイト、さらに月には珍しい石英の存在も確認しました。月起源の物質にコーサイト、スチショバイト、石英が共存することを明らかにしたのは、この研究が初めてです。この発見は、東北大学に共同利用として設置された最新鋭の透過電子顕...