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化学結合
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東大、原子の「真上」と「間」では接触時の電気抵抗が異なることを発見
原子の「真上」と「間」では接触時の電気抵抗が異なることを発見 ―原子デバイスの実現に道― ○発表者: Howon Kim(東京大学物性研究所ナノスケール物性研究部門 特任研究員) 長谷川幸雄(東京大学物性研究所ナノスケール物性研究部門 准教授) ○発表のポイント ◆電極の先端原子が、基板の原子の「真上」で接触しているか、原子の「間」で接触しているかによって、電気抵抗が異なることを発見した。 ◆接触状態では、原子の「真上」のほうが抵抗は高いが、20pmほど離した状態では、原子の「間」のほうが若干高い抵抗を示し、電極間隔による電気抵抗の逆転現象が観察された。 ◆原子接触における電気伝導では...
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ポーラ、なめらかな肌触りの手袋「しっとりコラーゲンシルク手袋(スマホ対応)」を発売
手袋を着けたままスマートフォン操作ができ、手指を乾燥から守るシルク手袋。 『しっとりコラーゲンシルク手袋(スマホ対応)』発売 株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:鈴木弘樹)は、手袋を着けたままスマートフォン操作ができる、なめらかな肌触りの手袋『しっとりコラーゲンシルク手袋(スマホ対応)』(¥2,700<税込¥2,916>)を2015年1月6日に発売します。 『しっとりコラーゲンシルク手袋(スマホ対応)』は、導電糸「クラカーボ(R)」を手袋全体に編み込んでいるため、手袋を着用したままスマートフォンやタブレット端末のタッチ操作が可能です。寒い季節に外出先で手袋を外すことなく...
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産総研、分子間や原子間で働く弱い凝集力を光の照射で増強など研究成果を発表
分子間や原子間で働く弱い凝集力を光の照射で増強 −有機デバイス材料などの作成・改良技術への応用に期待− <ポイント> ・光の照射によって弱い凝集力を増強できることを提案し、シミュレーションを用いて検証 ・光の照射によってプラスとマイナスの振動する電荷が発生し、電気的な引力によりヘリウム原子間の距離が短縮 ・光制御技術を用いた有機デバイス材料などの分子性結晶構築の研究開発への貢献に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門( http://unit.aist.go.jp/nri/index_j.html )【研究部門長 山口 智彦】ナノ炭素材料シミュレーショ...
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非食用原料のセルロース系バイオプラスチックの製造エネルギーを1/10に削減し、利用展開を促進 ■ポイント ・非食用植物資源のセルロースと天然油を原料とする高機能バイオプラスチックを従来比1/10の低エネルギー(低CO2排出量)で製造できる新技術を開発。 ■概要 日本電気株式会社【代表取締役 執行役員社長 遠藤 信博】(以下、NEC)スマートエネルギー研究所 位地 正年 主席研究員とその研究グループは、非食用植物資源のセルロースを主成分に用いた高機能バイオプラスチック(以下、「セルロース系・高機能バイオプラスチック」)を、従来の1/10という低エネルギー(低CO2排出量)で合成できる...
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住友ゴム、モーターサイクル用ツーリングラジアルタイヤ「SPORTMAX GPR−300」を発売
モーターサイクル用ツーリングラジアルタイヤ 「SPORTMAX(スポーツマックス) GPR(ジーピーアール)−300(サンビャク)」新発売 ダンロップの住友ゴム工業(株)は、モーターサイクル用ツーリングラジアルタイヤ「SPORTMAX GPR−300」を3月1日(土)から発売します。発売サイズは、フロント7サイズ(Hレンジ:2サイズ、Zレンジ:5サイズ)、リア10サイズ(Hレンジ:5サイズ、Zレンジ:5サイズ)で、価格はオープン価格です。 「SPORTMAX GPR−300」は初心者から上級者まで、乗り手を選ばない優れた軽快性と乗り心地が特長のツーリングラジアルタイヤです。パターン剛性を最適化することで扱い易さと軽快性を...
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エーザイ、持続性防菌成分Etak配合のマスク用スプレーを発売
花粉・ウイルス・菌のマスクへの付着を24時間防ぐ 持続性防菌成分Etak(R)配合マスク用スプレー「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24ミント」新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、持続性防菌成分Etak(R)を配合したマスク用スプレー「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24ミント」(雑貨)を1月27日(月)に新発売します。「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24ミント」は、2012年9月に発売した「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」に、清涼感のあるミント香料を配合した製品です。 「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」シリーズの主成分であるEtak(R)は、広島大学大学院 医歯薬保健学...
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光でガス分子を自在に取り出せる空間材料を開発 −記憶形成・血管拡張など、細胞内NOガスの謎を知るカギに− 北川進 物質−細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)拠点長・教授、古川修平 同准教授、ステファン・ディーリング 同助教らの研究グループは、一酸化窒素(NO)を光により自在に取り出すことが可能な多孔性構造体の開発に成功しました。さらに、亀井謙一郎 同助教らのグループと協力し、この材料を細胞培養基板に埋め込むことで、細胞の狙った場所をNOで刺激することに成功しました。 本成果により、NOが直接関与しているとされる血管拡張、記憶形成、免疫、代謝などの生物学・医学分野において、細胞の中...
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エーザイ、ウイルス・菌のマスクへの付着を24時間防ぐスプレー剤を発売
ウイルス・菌のマスクへの付着を24時間防ぐ 持続性防菌成分Etak(R)配合「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、使用前のマスクにスプレーするだけでウイルスや菌が長時間付着しにくくなる、持続性防菌成分Etak(R)を配合したマスクスプレー「クリスタルヴェール(R) マスク防菌24」(雑貨)を9月18日(火)に新発売します。 「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」はマスクの衛生状態を保つスプレー剤です。マスクは長時間使用していると衛生面が気になりますが、使用前にマスクにスプレーするだけで、持続的な防菌効果を...
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理化学研究所とJST、ヘビー級ケトン「ゲルマノン」の合成・単離に成功
ヘビー級ケトン「ゲルマノン」の合成・単離に初めて成功 −電荷が分かれた構造は分子の結合論・反応論の総合的理解に貢献− 本研究成果のポイント ○ケトンの炭素をゲルマニウムに置換したヘビー級ケトン「ゲルマノン」を初めて合成 ○ケトンとは反応しない二酸化炭素が、ゲルマノンとは反応して環状化合物を生成 ○新しい化学反応・触媒反応の開拓と新たな機能性物質デザインの可能性を開く 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、安定な有機化合物であるケトン(※1)の炭素原子をゲルマニウム(Ge)に置換したヘビー級ケトン「ゲルマノン」の合成・単離に初めて成功し、ケトンにはない反応性を見いだしまし...
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理化学研究所、新環状化合物「テトラシラシクロブタジエン」の合成に成功
4つのケイ素で「ひし形」の新環状化合物を初合成 −正方形の4つのパイ電子はどうなるか?炭素とケイ素の違いを解明− ◇ポイント◇ ・4つのケイ素でひし形の化合物「テトラシラシクロブタジエン」を世界で初めて合成 ・4つの炭素では長方形を、4つのケイ素ではひし形を形成 ・分子の結合論に関する基礎科学の新知見が蓄積し、シリコン単体の表面科学などへ寄与 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、4つのケイ素原子でできた新環状化合物「テトラシラシクロブタジエン(※1)」の合成に世界で初めて成功し、この化合物が、4つの炭素原子でできた長方形のシクロブタジエンとは異なり、ひし形である...
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東北大学、3次元ナノポーラス金属/酸化物ハイブリッド電極を用いた高性能電気化学キャパシタを開発
高性能スーパーキャパシタの開発に成功 (ナノポーラス金属と酸化物とのハイブリッド化) <概要> 東北大学・原子分子材料科学高等研究機構の陳 明偉教授の研究グループは、3次元ナノポーラス金属/酸化物ハイブリッド電極を用いた高性能電気化学キャパシタの開発に成功しました。これは高電力、高エネルギー貯蔵・供給に向けた次世代スーパーキャパシタの開発において重要な成果です。本研究成果は平成23年2月20日(英国時間)発行の英国科学雑誌「Nature Nanotechnology」のオンライン速報版に掲載されます。 <背景> 1971年に商用機器において節電装置として使われて以来、電気二...
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リチウムイオン二次電池用の新しい負極材料を開発 −新規チタン酸化物で高容量化を実現− ポイント 低温合成プロセスによる新規チタン酸化物負極材料(H2Ti12O25) 現行の酸化物系負極材料と同程度の作動電圧を有し、容量30 %アップを実現 構成元素としてリチウムを含まないためリチウムイオン二次電池の低コスト化に期待 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】結晶制御プロセス研究グループ 秋本 順二 研究グループ長、計測フロンティア研究部門【研究部門長 秋宗 淑雄】ナノ移...