「テラサー・エックス」(TerraSAR−X)による新潟豪雨災害の観測結果  2011年7月27日から新潟県中越地方と下越地方を中心に局地的な豪雨が降り、大雨に伴う災害が発生しました。この豪雨により、堤防の決壊や床上・床下浸水が起こり、各地で被害がもたらされました。  宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、国際災害チャータを通じて、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の協力により提供された、TerraSAR−X(テラサー・エックス)(*1)衛星の観測データの解析を実施しました。  図1:TerraSAR−Xによる信濃川周辺の災害前後のカラー合成画像   (R:2010年11月17...