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アジレント、LTE−Advancedアップリンク4×4MIMO信号生成ソリューションを発表
アジレント・テクノロジー、業界初となる
LTE−Advanced アップリンク 4×4 MIMO 信号生成ソリューションを発表
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、業界初となるLTE−Advanced アップリンク4×4 MIMO 信号生成ソリューションを発表します。これにより、FDDおよびTDDのLTE−AdvancedのEvolved Node Bに対応した受信機の検証が可能となります。今回発表のソリューションは、「N7624B/25B−TFP Signal Studio for LTE/LTE−Advanced FDD/TDD」ソフトウェアで、新たにアップリンク4×4 MIMOをサポートしたものです。
当社のマイクロ波・コミュニケーション事業部マーケティングマネージャーのJim Curranは次のように語っています。
「当社では、LTE−Advanced規格の策定・改定・導入に深く関与しており、世界クラスのLTEソリューションを提供しているものと自負しております。当社が業界に先駆けて投入したアップリンク4×4 MIMO テストソリューションは、当社が提供する包括的なLTE−Advanced対応の信号発生・解析ソリューションの一角を担うものとなります。LTEから4Gテクノロジーへの発展に貢献するという当社のコミットメントを体現するソリューションと言えます。」
LTE−Advancedは、3GPP LTE規格のRelease10以降で規定されている第4世代無線通信技術です。Release 10においては、基地局は最大8×8のダウンリンクMIMO、移動機は4×4のアップリンクMIMOをサポートすることが求められています。直近のアップリンク4×4 MIMOへの機能拡張により、Signal Studioはこの要求に対応することが可能となりました。ダウンリンク8×8 MIMOには、すでに昨年から対応しています。
LTE−Advanced基地局の開発エンジニアにとって、実際のRF信号を使用した受信機の評価はきわめて重要です。Signal Studioを用いれば、実際の端末がまだ存在しない開発初期の段階でも簡単にアップリンク4×4 MIMO信号を生成することができます。作成した波形は複数の信号発生器(Agilent MXGなど)やMIMO受信機テスタ(Agilent PXB)を使用してRF信号として発生させ、基地局の受信試験を行うことができ、開発の効率に大きく貢献します。またLTE−Advanced受信コンフォーマンス試験規格に準拠したアップリンクMIMO信号を生成することもできます。
・以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照
<関連情報>
製品詳細:http://www.agilent.co.jp/find/N7624B
http://www.agilent.co.jp/find/N7625B
http://www.agilent.co.jp/find/TCM
・製品写真は添付の関連資料を参照
<アジレント・テクノロジーについて>
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、診断、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20,600名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2013年度、68億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
2013年9月19日、当社は、電子計測会社を非課税のスピンオフ手続きにより、自社を株式公開会社2社に分割する計画であることを発表しました。電子計測新会社の名称はKeysight Technologiesです。この会社分割は2014年11月初旬までに完了見込みです。
※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。
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