アジレント、Xシリーズシグナル・アナライザのエントリーモデルの機能を拡張

アジレント・テクノロジー、Windows７対応をはじめ
CXAシグナル・アナライザの機能を拡張


　アジレント・テクノロジー株式会社（社長：梅島正明、本社：東京都八王子市高倉町９番１号）は、Xシリーズシグナル・アナライザのエントリーモデル「Agilent　N９０００A　CXAシグナル・アナライザ」の機能を拡張し、RFおよびマイクロ波アプリケーション向けの機能を向上させました。また、オペレーティングシステムとしてWindows７に対応し、性能および安定性の向上を図りました。

　今回の拡張により、RFCXA（７．５GHz（ギガヘルツ）以下のモデル）の位相雑音性能が１０dB（デシベル）向上し、より正確な測定を実現します。また、マイクロ波CXAは、最新の携帯電話規格、無線LAN規格、デジタルビデオ測定などにも対応できるようになりました。さらに、CXAの動作温度範囲も広がり、０℃〜５５℃での動作を保証します。

　当社の成都計測器事業部ジェネラルマネージャーのBrian　LeMayは次のように語っています。
「CXAは高品質なエコノミークラス・シグナル・アナライザという位置づけのソリューションとなっておりますが、このたびの機能拡張により、機能や価値が向上いたしました。従来は高価格シグナル・アナライザのみの特長だった機能を、エコノミークラス・シグナル・アナライザでもご利用いただけるようになりました。」

＜RFCXAの機能拡張＞
　・−１１０dBc／Hz（１０kHz（キロヘルツ）オフセット、中心周波数１GHzの場合）。位相雑音性能が最大で１０dB向上し、より正確な測定を実現
　・６４ビットCPUおよび４GB（ギガバイト）RAMにより、Windows７オペレーティングシステムの性能を最大限に引き出します

＜マイクロ波CXAの機能拡張＞
・新たに７種類の携帯電話用測定アプリケーションを提供
　−Multi−standard　radio（MSR）
　−LTE−FDD／TDD
　−TD−SCDMA／HSPA
　−１xEV−DO
　−cdma２０００(R)
　−W−CDMA／HSPA＋
　−GSM／EDGE／Evo

・新たに２種類のワイヤレス接続向けアプリケーションを提供
　−Mobile　WiMAX（TM）
　−IEEE８０２．１１a／b／g／n無線LAN用

・新たに５種類のデジタルビデオ向け測定アプリケーションを提供
　−Digitalケーブルテレビ
　−DVB−T／H／T２
　−ISDB−T／Tmm
　−DTMB（CTTB）
　−CMMB

＜販売価格等＞
　＊販売価格（発表日時点での税抜き参考価格です）：
　Agilent　N９０００A　CXAシグナル・アナライザ１，３２４，９２７円から
　※搭載するオプション構成により価格は異なります
　※今後受注するCXAは標準でWindows７搭載となります

＜関連情報＞
　製品詳細：http://www.agilent.co.jp/find/cxa


　・製品画像・参考資料は添付の関連資料を参照

＜アジレント・テクノロジーについて＞
　アジレント・テクノロジー（NYSE：A）は、化学分析、ライフサイエンス、診断、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。２０，６００名の従業員を擁し、１００カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、２０１３年度、６８億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
　http://www.agilent.co.jp

　２０１３年９月１９日、アジレント・テクノロジーズ・インクは、電子計測会社を非課税のスピンオフ手続きにより、自社を株式公開会社２社に分割する計画であることを発表しました。電子計測新会社の名称はキーサイト・テクノロジー（Keysight　Technologies）です。この会社分割は２０１４年１１月初旬までに完了見込みです。


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　計測お客様窓口電話：０１２０−４２１−３４５