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カゴメ、野菜ジュース活用の野菜摂取で生活習慣病のリスク低減の可能性を発表

2010-11-01

野菜ジュースを活用した野菜摂取により

青年期における生活習慣病のリスク低減に期待

〜カゴメ、兵庫県健康財団の共同研究〜


 カゴメ株式会社(社長:西秀訓)は、財団法人兵庫県健康財団(会長:家森幸男)との共同研究で、青年期における生活習慣病のリスクは血中カロテノイド濃度が関連しており、野菜摂取の方法として野菜ジュースを活用することで、血中カロテノイド濃度が上昇し、LDLコレステロールや腹囲が減少することを確認しました。青年期において野菜摂取の方法として野菜ジュースの活用により、生活習慣病のリスクの低減が期待できます。

 なお、本研究内容は2009年10月に壮年〜老年期を対象とした研究結果(2009年11月12日にリリース発信済み)と併せて、第14回国際SHRシンポジウム(9月24日〜25日、カナダ・モントリオール)において発表しました。

■共同研究者 兵庫県健康財団 家森幸男会長のコメント
 生活習慣病を防ぐ要因の一つとして、食習慣を見直すことがあげられ、その中でも野菜摂取量を増やすことは大変重要なことです。本研究では、野菜が不足している青年期の方により多くの野菜を摂取してもらう方法として、野菜ジュースの活用を調査しました。その結果、野菜摂取の指標である血中カロテノイド濃度が上昇し、生活習慣病のリスクの軽減が認められました。青年期にいろいろな手段を用いてより多くの野菜を摂取することは、生活習慣病のリスクの軽減に繋がります。無理せずに長期的に野菜をより多く摂取する方法として、野菜ジュースを上手に活用しましょう。

■研究の背景
 高血圧症高脂血症・糖尿病などは、生活習慣に関与していることが多いことから、生活習慣病と呼ばれています。2002年の厚生労働省の調査では、人口の47%がこの3つのいずれかに該当しており、社会問題となっています。生活習慣病の要因の一つに不適切な食習慣があり、なかでも野菜の摂取不足があげられます。野菜にはビタミンミネラルなどの栄養素があり、また、緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドには、活性酸素を消去する作用があり、生活習慣病のリスクの軽減に有効と考えられます。
 しかし、日本人の野菜摂取量は健康日本21で提唱されている目標値350グラム以上に対して、実際の摂取量は約295グラム(2008年 国民健康・栄養調査調べ)と大きく不足しています。特に、生活習慣病の予防に重要な時期である青年期において、野菜摂取の不足が指摘されています。この現状を踏まえ、野菜の摂取方法のひとつとして野菜ジュースを活用することにより青年期の生活習慣病のリスクの軽減が期待できると考え、本研究を実施しました。


 ※ 研究概要などは、関連資料参照

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