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レアアース
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東芝と東芝マテリアル、重希土類フリーで高い磁力と優れた減磁耐性をあわせ持つモーター用磁石を開発
世界初、重希土類フリーで高い磁力と優れた減磁耐性をあわせ持つモータ用磁石を開発 株式会社東芝と東芝マテリアル株式会社は、レアアースの中でも特に希少な重希土類を一切使用せずに高い磁力と優れた減磁耐性をあわせ持つモータ用の高鉄濃度サマリウムコバルト磁石(注1)を開発しました。本開発品は、高耐熱モータの実使用温度域(140℃以上)において、現在一般的に採用されている耐熱型ネオジム磁石を上回る磁力(注2)を持つとともに、180℃でも優れた減磁耐性(注3)を示す世界初の磁石です。モータの高温時も磁力を保持できるため、モータの冷却システムが不要または簡素化でき、その結果、省スペース化...
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東大と千葉工大など、南鳥島沖の排他的経済水域内の深海底に広大なマンガンノジュール密集域を発見
南鳥島沖の排他的経済水域内の深海底に広大なマンガンノジュール密集域を発見 〜三種の酸化物海底資源の包括的な成因解明のための手掛かり〜 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAmSTEC」)、国立大学法人東京大学(総長 五神 真)および学校法人千葉工業大学(学長 小宮 一仁)などの研究グループは、平成22年度から平成28年4月にかけての複数の航海により、南鳥島周辺の排他的経済水域(以下「南鳥島EEZ」)(図1)の南部から東部にかけての深海底(水深5,500−5,800m)に広大なマンガンノジュール(※1)の密集域(図2)を発見しました。これまで、我が国のEEZでは...
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大同特殊鋼とホンダ、ハイブリッド車用駆動モーター向け重希土類完全フリー磁石を実用化
重希土類完全フリー磁石をハイブリッド車用モーターに世界で初めて採用 〜今秋発表予定の新型「FREED(フリード)」に採用〜 【概要】 大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市東区 社長:石黒 武 以下、大同特殊鋼)と本田技研工業株式会社(本社:東京都港区 社長:八郷 隆弘 以下、Honda)は、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性と高磁力を兼ね備えた、重希土類(※1)完全フリー(不使用)熱間加工ネオジム磁石を世界で初めて(※2)実用化し、Hondaは、今秋発表予定の新型「FREED(フリード)」に採用します。 【背景】 ハイブリッド車など電動車の駆動モーターには、世界最強の磁力を持つネオジム磁石...
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東大と九大など、有用金属元素を高濃度で含む硫化物チムニーが短期間で成長
有用金属元素を高濃度で含む硫化物チムニーが短期間で成長 〜人工熱水噴出孔を利用した黒鉱養殖プロジェクトの本格開始〜 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海底資源研究開発センターの野崎達生研究員らは、国立大学法人東京大学、国立大学法人九州大学、国立大学法人東北大学、早稲田大学と共同し、2010年9月に行われた地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第331次研究航海「沖縄熱水海底下生命圏掘削−1」において生成された沖縄トラフ伊平屋北海丘の複数の人工熱水噴出孔(図1、※1)について、掘削後その直上に新たに生成したチ...
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理研と千葉大など、レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発
コンパクト超高磁場NMRの実現へ −レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発− ■要旨 理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センターNMR施設の柳澤吉紀基礎科学特別研究員、前田秀明施設長と、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社、物質・材料研究機構、株式会社JEOL RESONANCE(日本電子株式会社の連結子会社)、千葉大学の共同研究グループ(※)は、レアアース[1]系高温超伝導ワイヤ[2]を用いた核磁気共鳴(NMR)[3]装置を開発し、タンパク質試料のNMR測定に成功しました。これにより、極めてコンパクトな超高磁場NMR装置の実現が期待できます。 NMRは、磁場を利用して物質の構造...
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レンゴー、希土類不使用型新規蛍光体「ガイアフォトンγ」のサンプル出荷体制整う
ガイアフォトン(R)γのサンプル出荷体制整う NEDO助成事業により開発が加速 レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、会長兼社長:大坪 清)は、このたび、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの助成を受けて開発を進めている、希土類不使用型新規蛍光体『ガイアフォトンγ(ガンマ)』のサンプル出荷体制を整えましたのでお知らせします。 ガイアフォトンγの研究開発については、すでにパートナー企業および大学として、International Symposium on Zeolite and Microporous Crystals 2015(2015.6.28−7.2 札幌コンベンションセンター)において、下記のとおり公表しています。 レアア...
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丸紅、欧州化学大手と合弁会社を設立しフランスで熱電併給事業を開始
欧州化学大手Solvayグループ工場・施設向け熱電併給事業に共同参画する件 丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、欧州化学品製造大手Solvayグループ(以下「Solvay」)傘下Solvay Energy Services SAS、及びフランス預金供託公庫子会社CDC Infrastructure SAS(以下「CDCI」)と共に、フランスに合弁会社を設立し、Solvayがフランス/リヨン市に保有するポリマー工場、食品添加物工場、及びその他関連施設向けに熱電併給事業を行う長期契約を締結しました。 丸紅は、2013年9月からSolvayがフランス/ラ・ロシェル市に保有するレアアース工場向けに熱電併給事業を行っています。本件が、フランスで二件目の熱電併給事業となります。 本件は...
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ヤマハ発動機、電動アシスト自転車「PAS」の2015年モデル3機種を発売
次世代ドライブユニットを搭載し、さらに軽くなった2015年モデル 電動アシスト自転車「PAS」3機種を発売 「PAS Ami」「PAS CITY−L5」「PAS CITY−S5」 ヤマハ発動機株式会社は、小型軽量の電動アシスト自転車用ドライブユニット搭載により車両重量を軽量化した電動アシスト自転車PAS(パス)2015年モデル「PAS Ami(パス アミ)」「PAS CITY−L5(パス シティ エルファイブ)」「PAS CITY−S5(パス シティ エスファイブ)」の3機種を、2015年2月10日より発売します。 《「PAS Ami」「PAS CITY−L5」「PAS CITY−S5」2015年モデルの主な特長》 1)容積を約16%削減、重量を約20%軽量化した次世...
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ヤマハ発動機、次世代の電動アシスト自転車用ドライブユニットを開発
“GREEN CORE”思想に基づいた 次世代ドライブユニットを新開発 ヤマハ発動機株式会社は、「軽量・コンパクト・高性能」による走りの楽しさと環境性能を高次元で具現化するスマートパワー・ドライブユニットコンセプト“GREEN CORE(グリーンコア)”に基づいた次世代の電動アシスト自転車用ドライブユニットを開発、2015年モデルより順次搭載していきます。(*1) このドライブユニットは、チェーン合力式ユニットの中で小型最軽量クラスを達成しながら、レアアースなどの使用量を大幅に削減し、現行ユニットと同等の最大出力を発揮する高性能小型ドライブユニットです。軽量アルミフレームに搭載することにより、車両...
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日立産機システム、超高効率IE4レベルを達成した「アモルファスPMモータ」を発売
超高効率IE4レベルを達成した「アモルファスPMモータ」を発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 株式会社日立産機システム(取締役社長:青木 優和/以下、日立産機)は、このたび、モーターの心臓部である鉄心にアモルファス金属(*1)を採用し国際電気標準会議(以下、IEC)の効率ガイドラインであるIE4(*2)を達成した、産業用の超高効率永久磁石形同期モーター「アモルファスPMモータ」を2015年1月から発売します。 本製品は、2012年に日立製作所と日立産機が開発に成功した「レアアースを用いない産業用11kW高効率永久磁石同期モーター」(*3)を製品化するものです。 ■主な特長 ・アモルフ...
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日立など、国際高効率規格IE5レベルを達成したアモルファスモーターを開発
国際高効率規格IE5レベルを達成したアモルファスモーターを開発 モーター効率96%を実現する材料評価・設計技術を開発 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)と株式会社日立産機システム(取締役社長:青木 優和/以下、日立産機)は、このたび共同で、産業用モーターの国際高効率規格の最高レベルであるIE5(*1)を達成するアモルファスモーター(*2)を開発しました。これは、アモルファスモーターの鉄心に用いているアモルファス金属(*3)の高精度評価技術と最適設計技術を開発したことにより実現したものです。この技術を用いて試作した11kWアモルファスモーターは、従来の体格以...
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昭和電工、FA向けジスプロシウムフリー磁石用合金の開発に成功
FA向けジスプロシウムフリー磁石用合金の開発に成功 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、ジスプロシウム(元素記号Dy)を使用せずに従来品と同様の性能を持つFA(ファクトリーオートメーション、一般産業用)向けネオジム磁石用合金の開発に成功し、量産を開始しました。 今回の当社の新合金は、HDD用ボイスコイルモーターや風力発電用モーターに加え、より添加量の多いFA向けについてもジスプロシウムフリー(以下、Dyフリー)化を実現したものです。さらに、ジスプロシウムの添加量が多い電動パワーステアリング用や電気自動車のモーターについても、同率でのジスプロシウムの削減を可能とするものであり、将来の資...
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田中貴金属、シアン系めっき廃液を無害化して微量含有貴金属を回収することに成功
田中貴金属工業、シアン系めっき廃液を無害化して、微量含有貴金属を回収することに成功 新しいシアン化合物分解処理技術の確立により、低コストでの廃液無害化と微量含有貴金属の回収を実現 半導体部品などのめっき加工で発生する廃液を都市鉱山として有効活用 TANAKAホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡本英彌)は、田中貴金属グループの製造事業を展開する田中貴金属工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡本英彌)の湘南工場(神奈川県平塚市)が、シアン系めっき廃液を無害化した上で、廃液に微量に含まれる金や白金、パラジウムといった貴金属を回収できる技術(以下...
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世界初、工業用デュアルエナジーX線CTを実現する 当社独自のシンチレータ両面観察方式の基礎技術を開発 当社は、世界で初めて工業用デュアルエナジーX線CTを実現する、当社独自のシンチレータ両面観察方式(DSSD)の基礎技術を開発しました。本技術を国内外のX線CTメーカーに向けてライセンス販売やユニットエンジンとして供給していく予定です。 なお、本開発品は、11月7日(木)から3日間、アクトシティ浜松(浜松市中区)で5年ぶりに開催される、浜松ホトニクス総合展示会「フォトンフェア2013」に出展します。 <技術の概要> 本技術は、自社内にあるX線源、高感度デジタルカメラ、シンチレータプレートの要素...
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丸紅、欧州化学品製造のSolvayグループ工場向け熱電併給事業に共同参画
欧州化学大手Solvayグループ工場向け熱電併給事業に共同参画する件 丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、欧州化学品製造大手Solvayグループ(以下「Solvay」)傘下Solvay Energy Service SAS(以下「SES」)、及びフランス預金供託公庫子会社CDC Climat(以下「CDCC」)と共に、フランスに合弁会社を設立し、SolvayがフランスLa Rochelle市に保有するレアアース工場向けに熱電併給事業を行う契約を締結しました。 本件は、3社で合弁会社を設立し、SolvayのLa Rochelle工場向けに熱電併給設備を供給、保守・運転するものです。この設備の設置を通じて、工場内の燃料エネルギーを重油から天然ガスへ転換し、発電設備からの廃熱を回収して利用を拡大...
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JOGMEC、日本周辺海域の資源探査体制強化で産総研と協同で総合的な解析を展開
日本周辺海域の資源探査体制を強化 ―産業技術総合研究所と協同で総合的な解析を展開― JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、日本周辺海域に分布する海底鉱物資源の権益を確実に保全するため、(独)産業技術総合研究所(AIST)と協同で有望海域を絞り込み探査候補地を特定する「資源探査タスクフォース」を新たに設置しました。 海底鉱物資源で資源量の推定に至っている鉱床は、沖縄周辺等の一部の海底熱水鉱床に限られていますが、他海域でも効率よく有望海域を絞り込み探査候補地を特定することにより、資源量把握の段階に至る新鉱床の存在が期待されます。 資源探査タスクフォースでは、日本周辺海域の...
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ホンダなど、レアアースのハイブリッド車用モーターへの再利用でTDKなどと合意
ハイブリッド車用ニッケル水素バッテリーから抽出したレアアースのハイブリッド車用モーターへの再利用について Hondaは、ハイブリッド車用ニッケル水素バッテリーから抽出したレアアースを、ハイブリッド車用モーターの磁石へ再利用する取り組みを、TDK株式会社、日本重化学工業株式会社と共同で推進していくことに合意しました。 Hondaは、日本重化学工業株式会社のプラントで、使用済みニッケル水素バッテリーからレアアースを抽出。今年3月初旬より電池メーカー様へ出荷し、ハイブリッド車用ニッケル水素バッテリーへの再利用をすでに開始しています。今回、ハイブリッド車用モーターへの再利用にも取り組むことにより...
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ローツェ、ベトナムに搬送装置に使う磁石の生産会社を共同出資で設立
ベトナムにおける共同出資による新会社設立に関するお知らせ 当社は、2013年2月15日開催の取締役会において、株式会社ジイエムシーヒルストン(山形県最上郡最上町、代表取締役社長 石山里丘)との共同出資により、下記のとおりベトナムに新会社を設立することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 記 1.新会社設立の目的 当社の主力製品であります搬送装置に使用している1軸ロボット及びシャフトモータの重要な材料であります磁石については、現在、外販品を使用しておりますが、レアアースの価格変動により、製品の拡販が困難な状況となっております。 以上の問題を解決するた...
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三菱商事、シンガポールに金属資源トレーディング事業の本社機能を持つ子会社を設立
シンガポールにおける金属資源トレーディング子会社の新規設立と金属資源トレーディング事業の会社分割(吸収分割)による三菱商事ユニメタルズへの承継に関するお知らせ 三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林健、以下:当社)は、シンガポールに金属資源トレーディング子会社を新規設立し、これに併せて三菱商事ユニメタルズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:谷謙二、以下:ユニメタルズ、当社100%子会社)を承継会社とする金属資源トレーディング事業の会社分割(吸収分割)を行うことを決定致しましたので、下記の通りお知らせ致します。 <シンガポールにおける金属資...
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三菱マテリアル、ガリウムスクラップからのリサイクル回収技術を開発
ガリウムスクラップからのリサイクル回収技術の開発について 三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏、資本金:1,194億円)は、ガリウム(Ga)スクラップからGaを低コストで環境負荷を少なくリサイクル回収する技術を開発いたしましたのでお知らせいたします。 Gaは、ガリウムヒ素(GaAs)、ガリウムリン(GaP)、ガリウムナイトライド(GaN)などの発光素子としてLEDディスプレイ、携帯電話、LED照明機器といった、ごく身近な製品に使用されており、特にLED照明機器は省エネルギー、環境負荷の観点から世界的政策として白熱電球の代替として積極的に普及が進められています。ま...
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住友商事、カザフスタンにおけるレアアース製造合弁会社の工場を開所
カザフスタンにおけるレアアース製造合弁会社の工場開所式開催について 住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴、以下「住友商事」)は、カザフスタンの国営原子力公社カザトンプロム(本社:カザフスタン共和国アルマティ市、社長:ウラディミール・シュコルニク)と2010年5月にJV"SUMMIT ATOM RARE EARTH COMPANY"LLP(以下「サレコ」)を設立し、ウラン鉱石残渣を活用したレアアース回収事業の準備を進めてまいりましたが、11月2日にステプノゴルスク市内の同社工場において開所式を開催致しました。 今回、サレコが生産を開始するのはレア...
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三菱重工など、中国の製鉄会社から高炉ガス焚きGTCC発電設備2系列を受注
高炉ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備2系列を受注 中国 包頭鋼鉄(集団)有限責任公司向け 三菱重工業は、中国の中鋼設備有限公司(Sinosteel Equipment & Engineering Co.,Ltd.)と共同で、同国の包頭鋼鉄(集団)有限責任公司(Baotou Iron & Steel (Group) Co.,Ltd.)から高炉ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備2系列を受注した。製鉄所内の高炉およびコークス炉から発生するガスを有効利用して工場内の電力の一部を賄うもので、高炉ガス焚きGTCCで当社は世界トッ...
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CTCのクラウドバックアップサービスを日鉄鉱業が採用 全国24拠点の遠隔バックアップとデータの一元管理を実現 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、日鉄鉱業株式会社(代表取締役社長:松本 六朗、本社:東京都千代田区、以下:日鉄鉱業)の全国24拠点のデータバックアップのため、CTCのクラウドバックアップサービスを提供しました。 日鉄鉱業では、東日本大震災以降、全国拠点の遠隔バックアップシステムの構築を課題としていました。今回のクラウドバックアップサービスの採用により、全拠点の遠隔バックアップおよびデータの一元...
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日立、日立産機と共同でレアアースを用いない産業用11kW高効率永久磁石同期モーターを開発
レアアースを用いない産業用11kW高効率永久磁石同期モーターを開発 従来のモーター体格以下でIE4クラスの高効率規格を実現 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、株式会社日立産機システム(取締役社長:青木 優和/以下、日立産機)と共同で、モーターの心臓部である鉄心に鉄基アモルファス金属(*1)を採用することで、レアアース(ネオジウム、ディスプロシウム)を含んだ磁石を用いない、11kW高効率永久磁石同期モーターを開発しました。 日立と日立産機は、2008年にレアアースを用いないモーターの基礎技術を確立していましたが、さらなる大容量化と高効率化...
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コニカミノルタ、ガラス研磨材用の酸化セリウムのリサイクル技術を開発
ガラス研磨用酸化セリウムのリサイクル技術を開発 コニカミノルタホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長: 松崎 正年(*)、以下 コニカミノルタ)では、このたび、ガラス研磨材として使用される酸化セリウムのリサイクル技術の開発に成功いたしました。 *社長名の正式表記は添付の関連資料を参照 酸化セリウムはガラスの精密研磨用の材料として活用されていますが、特定産出国への依存度が高いことから供給制限とそれに伴う価格上昇が問題となっております。また、地球環境を保護し、持続可能な社会の実現に貢献するという観点からも、希少金属(レアアース含む)など限りある資源の有効活用が求...
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NEC、1テラビット光スーパーチャネル技術により1万キロの超長距離大容量伝送に成功
NEC、1テラビット光スーパーチャネル技術により 1万キロの超長距離大容量伝送に成功 NECはこのたび、光スーパーチャネル技術を用いることにより、1光波長あたり毎秒1テラビットの大容量信号の、1万キロメートルを越える超長距離伝送実験に成功しました。これは、1光波長ごと、つまり単一の光源より生成された1テラビット光信号の超長距離伝送としては、世界で初めての実証例となります。今回の実験では、1テラのスーパーチャネル信号を4波長多重することにより、毎秒4テラビットの総伝送容量を達成しています。これにより、光スーパーチャネル技術を適用することによって、大容量信号の大洋横断に相当する超...
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大同特殊鋼・三菱商事・米モリコープ、次世代ネオジム焼結磁石の製造販売会社を設立
次世代ネオジム焼結磁石の製造/販売会社を新設 大同特殊鋼株式会社(以下、大同特殊鋼)、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)、米国モリコープ・インク(以下、モリコープ)の3社は、次世代ネオジム焼結磁石の製造/販売会社(以下、新会社)を、岐阜県中津川市に設立することで合意しました。 新会社の出資比率は、大同特殊鋼35.5%、三菱商事34.5%、モリコープ30%であり、必要な事業資金を、同3社による出資金、及び経済産業省のレアアース総合対策補助金(*1)の支援により調達の上、年産500トンの生産能力を持つ次世代ネオジム焼結磁石の製造工場を、岐阜県中津川市に新設し、2013年1月ま...
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京大、通常電子の1000倍にも達する「重い電子」を2次元空間に閉じ込め超伝導にすることに成功
二次元空間に「最強電子ペア」をもつ超伝導を実現 水上雄太 理学研究科物理学・宇宙物理学専攻大学院生、松田祐司 同教授、芝内孝禎 同准教授、寺嶋孝仁 低温物質科学研究センター教授らの研究グループは、通常の電子の1000倍にも達する大きな有効質量を持つ「重い電子」を、人工的に2次元空間に閉じ込め超伝導にすることに世界ではじめて成功しました。超伝導は二つの電子がペアを組むことによって生じますが、本研究では、これまでの超伝導体では実現できなかった極めて強く結合した電子ペアをもつ特異な超伝導状態が生じていることを明らかにしました。本研究成果は、英国科学雑誌「Nature Physi...
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日立金属、米国モリコープ社とネオジム磁石原材料の供給契約を締結
日立金属、米国・モリコープ社からの原料供給基本契約を締結 日立金属株式会社(本社:東京都港区、以下 日立金属)は、米国・モリコープ社とネオジム磁石原材料の安定的な確保を目的として、ネオジム磁石原材料の供給契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。 記 1.背 景 環境規制の強化や原油価格の高騰などにより、ハイブリッド自動車、電気自動車等の市場拡大が予想され、そこで使用されるネオジム磁石の需要も増加が見込まれています。磁石需要の増加に確実に対応するためには、ネオジム磁石原材料の安定的な確保と磁石の供給体制確立によるサプライチェーン...
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昭和電工、中国江西省でネオジム系レアアース磁石用合金工場の生産能力を増強
ネオジム系レアアース磁石用合金工場の生産能力を増強 −中国江西省の生産子会社の能力を50%増の年産3000トンへ− 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、ハイブリッド自動車等の駆動モーター、自動車の電動パワーステアリング、ハードディスクドライブのボイスコイルモーター等に使用されるネオジム系レアアース磁石の原料である磁石用合金の生産能力を増強いたします。中国江西省■州(ガンシュウ)の合弁子会社の現行生産能力を月内に年産2000トンから3000トンに引き上げます。これにより当社の中国における磁石合金の生産能力は、内モンゴル自治区包頭(パオトウ)の合弁子会社の年産1000トンと...
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近畿工業と産総研、使用済みHDDからネオジム磁石を回収する技術を開発
使用済みハードディスクドライブからネオジム磁石を回収 −脱磁せずに磁石を打ち抜き、効率的に回収するリサイクル装置を試作− ポイント ネオジム磁石を含むボイスコイルモーターの位置を非破壊で瞬時に検知できる 1時間あたりハードディスクドライブ約200台の処理が可能で、破砕機内の磁着トラブルも解消 ネオジムなど希土類(レアアース)の安定的な原料確保への貢献が期待される 概要 近畿工業株式会社【代表取締役 和田 直哉】(以下「近畿工業」という)は、独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)環境管理技術研究部門【研究部門長 田尾 博明】...
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JOGMEC、ウズベキスタンでのウラン・レアメタル探査・開発に参入
JOGMEC、ウズベキスタンにおけるウラン・レアメタルの探査・開発に参入へ 2月7日、JOGMEC(理事長:河野 博文)とウズベキスタン地質鉱物資源国家委員会(以下、地質委員会)は資源探査・開発に係る基本合意書に調印した。平成21年度以降、JOGMECは地質委員会と共同で黒色頁岩型ウラン鉱床等の発見が期待される鉱区で探査を実施してきた。その実績を踏まえ、JOGMECは、より経済性が期待出来る鉱区におけるウラン・レアメタルの共同探査の実施を提案した。これらの文書は、カリモフ大統領の公式訪日に際し、合意に至ったもの。 (参考) 1.各MOUの概要 (1)ウラン鉱床探査・開発に関す...
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双日、豪鉱山会社とレアアースの供給・拡張プロジェクトで戦略的提携
豪鉱山会社ライナス社とのレアアースの供給・拡張プロジェクトに関する 戦略的提携の基本合意について 双日株式会社とライナス・コーポレーション・リミテッド社(本社:ニューサウスウェールズ州シドニー、Lynas Corporation Limited/ライナス社)は、レアアースの日本向け供給、およびライナス社レアアース拡張プロジェクトに関して、戦略的提携を締結することに基本合意しました。 ライナス社が手掛けるレアアース開発プロジェクト(豪州西オーストラリア州マウント・ウェルドでの鉱山開発、およびマレーシアでの分離精錬)は、2011年第3四半期より操業を開始する予定で、現在、世界...