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興和、選択的SGLT2阻害剤「デベルザ錠20mg」を発売

2014-05-29

選択的SGLT2阻害剤 ―2型糖尿病治療剤―
「デベルザ(R)錠 20mg」新発売のお知らせ


 興和株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:三輪芳弘(*))は、2014年3月24日に製造販売承認を取得しました選択的SGLT2阻害剤「デベルザ(R)錠20mg(一般名:トホグリフロジン水和物)」につきまして、2014年5月23日付で新発売いたしましたのでお知らせいたします。
 「デベルザ(R)錠」は、中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長最高経営責任者:永山治)が創製した選択的ナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium−glucosecotransporter2:SGLT2)阻害剤で、腎尿細管におけるグルコースの再吸収を阻害することにより、血液中の過剰な糖を尿中へ排出させ、血糖を低下させる薬剤です。

 *社長名の正式表記は添付の関連資料を参照


■デベルザ錠の主な特長
 ・優れた血糖降下作用
  デベルザ(R)錠は、国内で実施した2型糖尿病患者を対象とした第III相臨床試験において、血糖コントロールの指標であるHbA1c値の有意な低下が認められ、忍容性も確認されました。

 ・SGLT2に対する高い選択性
  デベルザ(R)錠は、SGLT2に対する高い選択性(※)を追求して創製されました。

   ※腎尿細管でのグルコース再吸収にはSGLT1とSGLT2が主に関与しています。特にSGLT2は腎臓に特異的に発現し、グルコース再吸収の大部分を担っていると考えられています。SGLT1は腎臓だけでなく消化管等にも分布し、糖質の輸送体として機能していることが報告されており、SGLT1を阻害することにより消化管等における副作用が懸念されています。これらの知見から、SGLT2を選択的に阻害することが求められています。


 興和の生活習慣病治療薬のラインアップには、世界中の医療機関で処方され売上規模1,000億円を視野に入れた高コレステロール血症治療剤「リバロ錠・OD錠」や、2型糖尿病治療剤(DPP−4阻害剤)「スイニー錠」等があります。「リバロ錠・OD錠」「スイニー錠」のプロモーション活動と併せて、医療機関等への「デベルザ(R)錠」の適切な情報提供活動を積極的に行っていくことで、生活習慣病領域におけるシナジーの最大化を追求してまいります。
 興和は「デベルザ(R)錠」の新発売により、異なる作用機序をもつ2型糖尿病治療剤の取り扱いを開始することで、より多くの患者さんに糖尿病治療薬の選択肢を提供してまいります。


<選択的SGLT2阻害剤「デベルザ(R)錠20mg」製品概要>
 製品名    :デベルザ(R)錠20mg
 効能・効果  :2型糖尿病
 用法・用量  :通常、成人にはトホグリフロジンとして20mgを1日1回
         朝食前又は朝食後に経口投与する。
 包装     :PTP:100錠、140錠(14錠×10)、500錠、700錠(14錠×50)
         プラスチックボトル:500錠
 薬価     :20mg 1錠 205.50円
 製造販売承認日:2014年3月24日
 薬価基準収載日:2014年5月23日
 発売日    :2014年5月23日
 製造販売元  :興和株式会社
 販売元    :興和創薬株式会社


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