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日本イーライリリー、2型糖尿病治療剤「バイエッタ」の製造販売承認を取得

2010-10-30

2型糖尿病治療剤「バイエッタ(R)」の製造販売承認取得
豊富なエビデンスに裏付けられた世界初のGLP−1受容体作動薬



 日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、代表執行役社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)では、2010年10月27日、食事・運動療法に加えてスルホニルウレア剤(ビグアナイド系薬剤またはチアゾリジン系薬剤との併用を含む)を使用しても十分な効果が得られない2型糖尿病患者への併用療法として、「バイエッタ(R)皮下注5μgペン300」、「バイエッタ(R)皮下注10μgペン300」(一般名:エキセナチド注射剤)の製造販売承認を取得しました。バイエッタは2005年に米国で発売された世界初のGLP−1受容体作動薬で、世界80カ国以上で承認され、のべ120万人以上の患者さんに使用されています。(2010年9月現在)当社では、バイエッタの適正使用推進のため、専門医を中心とした情報提供活動に尽力してまいります。


■バイエッタの特長
 GLP−1受容体作動薬なので、食事摂取に伴うグルコース濃度上昇に応じて膵β細胞からのインスリン分泌を促進することにより血糖コントロールに貢献します。また、食後のグルカゴン分泌および胃内容物排出を抑えることで、副次的な作用として体重減少も期待されます。

 ・バイエッタはHbA1c値の改善効果に優れ、安定した改善効果が持続します。国内第III相臨床試験では、バイエッタ10μg群投与後24週において、平均HbA1c値はベースラインから1.62%低下しました。
 ・バイエッタは空腹時及び食後の血糖値の上昇を抑制します。
 ・バイエッタの投与により、体重減少が認められました。国内第III相臨床試験で、バイエッタ10μg群投与後24週において体重が1.54kg減少しました。
 ・バイエッタは固定用量のため、注入器の用量設定が不要で手技が簡単です。

 <承認された用法・用量>
  通常、成人には、エキセナチドとして、1回5μgを1日2回朝夕食前に皮下注射する。投与開始から1カ月以上の経過観察後、患者の状態に応じて1回10μg、1日2回投与に増量できる。


■安全性について
 国内臨床試験(スルホルニウレア剤との併用)において、安全性評価対象288例中224例(77.8%)に副作用が認められました。主な副作用は、低血糖症(146例:50.7%)、悪心(75例:26.0%)、食欲減退(41例:14.2%)、腹部不快感(32例:11.1%)、便秘(31例:10.8%)、嘔吐(26例:9.0%)でした。



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