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バイオエタノール
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理研と奈良先端科学技術大、細胞壁を厚くし糖化効率を促進する低分子化合物を発見
植物の細胞壁を改変 −細胞壁を厚くし糖化効率を促進する低分子化合物の発見− ■要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの大窪(栗原)恵美子特別研究員、松井南グループディレクター、バイオマス研究基盤チームの大谷美沙都客員研究員(奈良先端科学技術大学院大学 助教)らの共同研究グループ(※)は、ラサロシドナトリウム(Lasalocid sodium、LS)[1]という有機化合物が植物の細胞壁[2]を厚くさせること、および細胞壁の酵素糖化[3]効率を促進させることを発見しました。 近年、石油などの化石燃料の枯渇が刻々と進行するとともに、地球温暖化が深刻な問題となってい...
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三菱化学と三井造船のゼオライト膜事業に関する業務提携について 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚 博昭、以下「MCC」)と三井造船株式会社(本社:東京都中央区、社長:田中 孝雄)及び同社の子会社である三井造船マシナリー・サービス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:森田 政夫、以下「MZM」)とは、このたび、液用ゼオライト分離膜(以下「ゼオライト膜」)の販売及び製造に関する業務提携について合意しました。 ゼオライト膜の新規市場参入及び拡販を目的として、MZMが製造するゼオライト膜をMCCが全量購入し、米国を中心とする世界市場において独占的に販売を行うとともに、両者の技術を...
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日産自、バイオエタノールから発電した電気で走行する燃料電池システムの技術を発表
日産自動車、バイオエタノールから発電した電気で走行する 新しい燃料電池システム「e−Bio Fuel−Cell」の技術を発表 −自動車の動力源として世界で初めてSOFCを車両に搭載− 日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は14日、バイオエタノールから発電した電気で走行する新しい燃料電池システム「e−Bio Fuel−Cell」の技術を発表しました。「e−Bio Fuel−Cell」は、エタノールの他にも天然ガス等の多様な燃料と酸素との反応を利用して高効率に発電する固体酸化物形燃料電池(SOFC)を発電装置としたシステムで、今回が自動車の動力源として世界で初めて車両に搭載する試みとなります。 ■「e−Bio...
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東北大、バイオマスの前処理に泡の圧潰衝撃力活用で超音波よりも処理効率20倍以上を実証
バイオマスの前処理に泡の圧潰衝撃力を活用 −超音波よりも処理効率20倍以上− 【研究概要】 中島一紀(元東北大学大学院工学研究科化学工学専攻助教、現北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門准教授)、北川尚美(東北大学大学院工学研究科化学工学専攻准教授)、米本年邦(元東北大学大学院工学研究科化学工学専攻教授、現秋田工業高等専門学校校長)と祖山均(東北大学大学院工学研究科ナノメカニクス専攻教授)のグループは、バイオエタノールを生成する際に必要なセルロース系バイオマスからグルコースを得るための前処理に、超音波の代わりに流れ場を用いて発生させたキャビテーション(1)(流動キャビ...
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MIIAと日立、40%の低濃度バイオエタノールを用いた発電システムを試作
40%の低濃度バイオエタノールを用いた発電システムを試作 40kW発電システムで45%の動力変換効率を確認 一般社団法人宮古島新産業推進機構(代表理事:奥島 憲二/以下、MIIA)と、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、40%の低濃度バイオエタノール燃料で発電する高効率な発電システムを試作しました。発電システムの発電機に搭載したエンジンは、排熱を利用して低濃度バイオエタノール燃料から水素を発生させ、低濃度バイオエタノールと水素を燃焼して動かすことで、動力変換効率(*1)を高めています。40kWの発電システムで実証実験を行ったところ、45%の動力変換効率が得...
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「ブラジル バイオ化学品事業」出資持分の売却について 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、持分法適用関連会社であるSanta Vitoria Acucar e Alcool Ltda社(以下SVAA社)の全出資持分である株式50%を、米国化学品大手のザ ダウ ケミカル カンパニー(本社:米国ミシガン州ミッドランド市、以下「ダウ社」)に売却することに合意しました。 売主:三井物産株式会社 買主:ダウ社 売却対象資産:SVAA社についての売主全出資持分 売却金額:約2億米ドル 売却完了時期:2016年7月12日までに完了 当社は原油やガス等の化石資源に加え、バイオマス資源からの...
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島津製作所、「LC/MS/MS MRMライブラリ 代謝酵素(酵母)」を発売
酵母中の228種類の代謝酵素を迅速かつ簡便に定量できる 「LC/MS/MS MRMライブラリ 代謝酵素(酵母)」を発売 株式会社島津製作所は、大阪大学大学院 情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 代謝情報工学講座との共同研究の成果として、「LC/MS/MS MRMライブラリ 代謝酵素(酵母)」を発売します。本製品には、酵母中の228種類の代謝酵素を対象に定量プロテオミクスを実施するためのMRMメソッドが収録されており、従来、多大な労力を必要としたメソッド開発を大幅に省力化することが可能です。 代謝とは外部から取り込んだ物質を体内で様々な分子に変換する化学反応のことであり、微生物の代謝は古くから、酒や味...
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大日本印刷、植物由来のアルミ蒸着フィルム「バイオマテック VM−PETフィルム」を発売
植物由来のアルミ蒸着フィルム『バイオマテック(R)VM−PETフィルム』発売 高機能包材バイオマテックシリーズの製品ラインアップを拡充 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、世界で初めて、植物由来の原料を使用した『バイオマッテック PETフィルム』にアルミ蒸着を施した『バイオマテック VM−PETフィルム』を開発しました。食品や日用品の包装材として本年8月に販売を開始します。 *参考画像は添付の関連資料「参考資料(1)・(2)」を参照 【バイオマテックVM−PETフィルムの特長】 DNPは、環境への負荷や持続可能性、生物多様性に配慮した多様な包装材を積極的に...
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大成建設、稲わらを材料にした高効率バイオエタノール製造技術を開発
稲わらを材料にした高効率バイオエタノール製造技術の開発 −製造コストの低減とCO2排出量の削減を実現− 大成建設株式会社(社長:山内隆司)は、稲わらに含まれるセルロースとデンプンから同時にエタノールを製造することで、コスト低減およびCO2削減を可能とした新しい技術を開発しました。 当社は、サッポロビール株式会社(社長:尾賀真城)と共同で、平成20年7月から5か年にわたり農林水産省補助事業「ソフトセルロース利活用技術確立事業」を実施、その後もバイオエタノールが石油代替の燃料となり得るための自主研究を継続した結果、今回の技術を確立したものです。 地球温暖化防止対策のCO2排出量削減を目的...
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横河電機子会社、ブラジルで第二世代バイオエタノール工場向け制御システム受注
南半球初、世界最大級の第二世代バイオエタノール工場向け制御システム受注 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社であるヨコガワ・アメリカ・ド・スル(本社:ブラジル サン・パウロ 社長:吉田 聡)は、第二世代バイオエタノールを生産するサン・ミゲル・ドス・カンポス工場(Sao(*) Miguel dos Campos plant)向け制御システムとフィールド機器を受注しましたのでお知らせします。 *「Sao」の正式表記は添付の関連資料を参照 サン・ミゲル・ドス・カンポス工場は、グランビオ(GranBio)(※1)がブラジル北東部のアラゴアス州に建設を進めている年産8,200万リット...
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オリエンタル酵母、11月1日出荷分からイーストの製品価格を値上げ
オリエンタル酵母工業 イースト(パン酵母)の製品価格改定について 日清製粉グループのオリエンタル酵母工業株式会社(社長:中川 真佐志)は、本年11月1日出荷分よりイースト(パン酵母)の製品価格を改定いたします。 当社イースト製品の主原料である糖蜜は、サトウキビから砂糖を生産する際に発生する副産物です。この糖蜜の価格は、CO2削減などの環境保護を目的とした東南アジアでのバイオエタノール普及拡大政策(フィリピン・タイでのE10の義務化※1)や、為替相場の変動等により上昇しております。 また、イーストの増殖には糖蜜中の糖分を利用しますが、糖蜜産地での製糖技術の向上により、糖蜜に含ま...
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昭和電工と北大、バイオマスを高効率で分解する新しい触媒を開発
身近な活性炭を用いてバイオマスを高効率で糖化 <研究成果のポイント> ・活性炭を触媒(※1)として用いることにより,バイオマスの高効率糖化に成功。 ・活性炭がセルロースを加水分解できる機構を解明。 ・バイオマスの新規かつ簡便な糖化方法として実用化が期待される。 <研究成果の概要> 北海道大学触媒化学研究センターの福岡淳センター長と昭和電工株式会社の研究グループは,バイオマスを高効率で分解する新しい触媒の開発に成功しました。バイオマスは再生可能な資源として注目されていますが,これまで有効な利用方法は確立されていませんでした。今回,同グループは身近にある活性炭をアルカリ処理し...
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NEDO、タイでタピオカ残渣からバイオエタノールを製造する技術の実証事業に着手
タイ初のタピオカ残渣からのバイオエタノール製造技術実証 NEDOは、タイ王国においてキャッサバイモからデンプンを抽出した後の残渣(タピオカ残渣)からバイオエタノールを製造する技術の実証事業に着手します。 日本で技術開発された高温発酵酵母を用い、年産80klのバイオエタノール製造能力を有するパイロットプラントの製造技術の有効性を実証。タイ全土、さらにはキャッサバの栽培を行っているASEAN(東南アジア諸国連合)地域への普及を目指します。 この事業の着手にあたり、NEDOと同国科学技術省国家イノベーション庁(NIA)は、基本協定書(MOU)を締結しました。 〔キャッサバパルプからのバイオエタノール製...
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拡大続く中国の電動バス、山東省のLEV市場に注目 LEV(低速電気自動車)と電動トラック・バスの世界市場を予測 ― 2020年予測 ― ●LEVは11年比2.6倍、880億円 2010年以降、中国山東省山間地で市場を拡大 ●電動トラック・バスは同4.2倍、1,900億円 日・欧・米市場から新興国へ市場拡大 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界)は、今年2月〜5月にかけて世界のLEV(低速電気自動車)と電動トラック・バスの現状を調査し、その将来を予測した。 国土交通省は、今年6月4日に「超小型モビリティ導入に向けたガイド...
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双日子会社、南米の化学メーカーから植物由来樹脂の販売代理権を獲得
双日、ブラジル・ブラスケム社から植物由来樹脂のアジア向け販売代理権を獲得 〜石油由来比で最大70%のCO2排出量を削減〜 =グリーンケミカル事業の取り組みを加速= 双日株式会社の100%子会社で、合成樹脂などを取り扱う双日プラネット株式会社(本社:東京都港区代表取締役社長:田中勤)は、南米最大の化学メーカーであるブラスケム社(BraskemS.A.本社:サンパウロ)から、同社が製造するサトウキビ由来のバイオプラスチック樹脂「グリーンポリエチレン」の販売代理権を獲得しました。日本に加えて、アジア・オセアニア地域への販売も行い、3年後には年間取扱量2万トン規模を目指します。 双...
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東洋エンジニアリング、マレーシアでバイオエタノール製造設備を受注
Toyo−Malaysiaがバイオエタノール製造設備を受注 東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長・山田豊)のマレーシア現地法人Toyo Engineering & Construction Sdn. Bhd.(Toyo−Malaysia)は、米国のバイオケミカル会社Glycos Biotechnologies, Inc.のマレーシア現法GlycosBio Asia Sdn. Bhd.と、Malaysian Bio−XCell Sdn.Bhdとの合弁企業より、マレーシアのジョホールバルにあるバイオテクノロジーパークにおける年産1万トンのバイオエタノール製造設備...
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医療やアグリ(農業)など、国内6分野のバイオビジネス市場を調査 ★2015年の国内バイオビジネス市場予測★ 10年比1.5倍の2兆8,531億円 ―バイオ医薬を中心とした医療市場が牽引し年率8%強で推移― 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界 03−3664−5811)は、医療をはじめ、アグリ(農業)、化粧品、研究支援、エネルギー、食品といった6分野におけるバイオ技術を利用した製品/システムやサービス、バイオ技術を利用して生産された商品(生産された成分等を配合した商品)の国内市場を調査した。その結果を報告書「2011 バイ...
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伊藤忠商事、ブラジルにおけるバイオエタノール生産・販売事業の操業を開始
ブラジル北部トカンチンス州におけるバイオエタノール生産・販売事業の操業開始について 伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)及び、Bunge Limited(本社:NY,USA、CEO:Alberto Weisser、以下「Bunge社」)は、ブラジル北部トカンチンス州にある合弁会社、PEDRO AFONSO ACUCAR & BIOENERGIA S.A.(以下「Pedro Afonso」)において、バイオエタノール生産・販売事業の操業を開始致しました。 伊藤忠商事は、完全子会社であるJBバイオエナジー社(東京都港区)を通じ、本事...
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資生堂、新たなCO2削減目標策定 〜ライフサイクル全体で商品の環境対応を加速〜 資生堂は、ライフサイクル(※1)全体での商品の環境対応を強化し、新たなCO2削減目標を策定しました。植物由来の容器やバガス紙(※2)の積極採用、レフィル配置の強化などを通じて環境活動をさらに加速してまいります。 (※1)ライフサイクル:商品化のための研究開発や原料調達から、お客さまの手に渡り、使用後の商品容器が廃棄されるまでの過程。 (※2)バガス紙:サトウキビから糖汁(砂糖の原料)を搾った後の搾りかすからつくられる非木材紙のことで、廃棄物のリサイクルを促進し、森林伐採を抑制します。 <新たなCO...
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豊田通商、バイオPET事業のグローバルサプライチェーンを構築
世界初−バイオPET サプライチェーン構築へ 豊田通商株式会社(本社名古屋市、社長:清水 順三 以下「豊田通商」)は、バイオPET※の原料であるバイオエタノールの調達から中間加工、最終バイオPETへの加工・販売まで一貫 したバイオPET事業のグローバルサプライチェーンを世界で初めて構築いたします。 豊田通商は、有限である化石資源の利用削減および食料との競合や森林破壊を行わないなど自然環境に配慮した環境負荷低減商品のグローバルな展開を目指し、バイオプラスチック事業に注力しております。 1.バイオモノエチレングリコール製造事業の合弁契約締結: 豊田通商は、最終製品であるバイ...