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ユーグレナ、微細藻類ユーグレナの継続摂取でインフルエンザ症状の緩和を示唆する研究結果を確認

2015-02-13

微細藻類ユーグレナの継続摂取によりインフルエンザ症状の緩和を
示唆する研究結果を確認しました


 株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、社長:出雲充)は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の粉末や、特有成分であるパラミロン(※1)の継続摂取により、インフルエンザ症状が緩和することを示唆した研究結果を確認したことをお知らせします。

 毎年冬季を中心に流行するインフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症です。今回はインフルエンザウイルスに感染したマウスにユーグレナ粉末、パラミロンおよびアモルファスパラミロン(※2)(以下:被験物質)を経口摂取させた場合の生存率と、肺の中のインフルエンザウイルス数を調査しました。その結果、被験物質を摂取しなかったマウスよりも、被験物質を摂取したマウスにおいて、有意な生存率の向上および肺の中のインフルエンザウイルス数の減少を確認しました。

 今回の研究成果は2014年11月11日の第62回日本ウイルス学会にて発表したものです。今後も当社では、パラミロンの機能性に関する研究を進めることで、微細藻類ユーグレナの医療分野等への利活用や食材としての付加価値向上を目指します。
詳細は以下の通りです。

 ※1 パラミロン:グルコース分子がβ−1,3−結合により直鎖状に重合した多糖体。
 ※2 アモルファスパラミロン:パラミロンを化学的に処理し、結晶構造を壊した(非結晶)もの。


<微細藻類ユーグレナの継続摂取によるインフルエンザ症状緩和の示唆について>
■研究内容
(1)生存率の確認研究について
 被験物質(ユーグレナ粉末、パラミロン、アモルファスパラミロン)と食事を2週間自由摂取させたマウスと、食事のみ自由摂取させたマウス(コントロール群)に、インフルエンザウイルス(A/PR/8/34(H1N1))を鼻腔投与し、それぞれの群の生存率を10日間測定しました。
 その結果、被験物質を摂取したマウスにおいて、コントロール群のマウスと比較して生存率の有意な向上を確認しました。

(2)肺の中のインフルエンザウイルス数の確認研究について
 被験物質(ユーグレナ粉末、パラミロン、アモルファスパラミロン)と食事を2週間自由摂取させたマウスと、食事のみ自由摂取させたマウス(コントロール群)にインフルエンザウイルス(A/PR/8/34(H1N1))を鼻腔投与した後、3日間に渡り肺の中のインフルエンザウイルス数を測定しました。
 その結果被験物質を摂取したマウスにおいて、コントロール群のマウスと比較して肺の中のインフルエンザウイルス数の有意な減少を確認しました。

 *図は添付の関連資料を参照


■考察
 結果より、ユーグレナ粉末、パラミロン、アモルファスパラミロンの摂取がインフルエンザウイルス感染に対して症状緩和の効果を持つ可能性が示されました。


以上




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