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宇宙航空研究開発機構
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GYT、高性能宇宙用リチウムイオン電池が国際宇宙ステーション用バッテリーに採用
GSユアサのリチウムイオン電池が国際宇宙ステーションに搭載 〜2016年12月から輸送を開始〜 GSユアサグループの株式会社ジーエス・ユアサテクノロジー(社長:加藤泰一郎、本社:京都府福知山市。以下、GYT)が開発・製造した高性能宇宙用リチウムイオン電池(セル)が、国際宇宙ステーション用バッテリー(以下、新型ISS用バッテリー)に採用され、12月より国際宇宙ステーション(以下、ISS)への輸送が開始されます。 GYT製のリチウムイオン電池は、高エネルギー密度、長寿命であり、また高率充放電が要求されるISS運用に最適な設計の電池です。現在搭載されている電池と比較して、質量あたり約3倍の高エネルギー密...
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高性能宇宙用リチウムイオン電池のラインアップ拡充 〜42Ah‐190Ahまでの幅広い容量に対応〜 GSユアサグループの株式会社ジーエス・ユアサテクノロジー(社長:加藤泰一郎、本社:京都府福知山市。以下、GYT)は、高性能宇宙用リチウムイオン電池「JMG042」(容量42Ah)、「JMG055」(同55Ah)、「JMG110」(同110Ah)、「JMG190」(同190Ah)の4機種を新たに開発しました。これにより、2013年にJAXAコンポーネント(※1)に登録された「JMG150」(同150Ah)を含め、42Ah〜190Ahという幅広い容量のラインアップが揃いました。 GYT製の宇宙用リチウムイオン電池は、大容量ならびにその優れ...
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JAXA、小惑星イトカワから回収した微粒子表面の模様から40億年以上前に刻まれたものを発見
微粒子表面の模様に残る小惑星イトカワ40億年の歴史 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の松本徹宇宙航空プロジェクト研究員が率いる研究チームは、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから回収し、地球に持ち帰った微粒子の表面模様を分析した結果、微粒子表面に40億年以上昔から現在に至るまでの歴史が刻まれていることを発見しました。 今回分析した微粒子は、数10マイクロメートルの大きさしかなく、さらに、その微粒子表面の模様はナノメートル(1ミリメートルの100万分の1)程度の大きさしかありません。研究チームはX線マイクロトモグラフィー(X線CT)や走査型電子顕微鏡を用いて、微...
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静岡大、今年度の打ち上げを控えた超小型衛星「STARS−C」を公開
静岡県で初の超小型衛星 STARS−Cの公開 〜将来の宇宙エレベーター等にとって重要なテザー展開技術を宇宙で実証〜 静岡大学で開発した超小型衛星 STARS−C(実施責任者・静岡大学工学部機械工学科・山極芳樹教授,共同提案者・同・能見公博教授)は現在,今年度の打ち上げを控え,静岡大学浜松キャンパスで待機しています.静岡県初の人工衛星 STARS−Cの公開についてご案内します. 本衛星は静岡大学から提案し平成26年9月に国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの放出衛星に選定されたものです(宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「きぼう」選定衛星発表 HP: http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/140926_cubesat.html ).衛星は一辺...
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NTTデータなど、「AW3D全世界デジタル3D地図」の全世界エリアサービスを開始
世界最高精度の「AW3D(R)全世界デジタル3D地図」の全世界エリアサービス開始 〜全世界の陸地をデジタル3D地図として提供可能に〜 株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)と一般財団法人リモート・センシング技術センター(以下:RESTEC)は、衛星画像を活用した世界最高精度の「AW3D(R)全世界デジタル3D地図」(注1)について、2016年3月末に全世界の3D地図の整備を完了しました。これに伴い2016年4月26日より、全世界の陸地を3D地図として提供開始します。 AW3D全世界デジタル3D地図は、NTTデータとRESTECが世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)(注2)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図です。20...
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信州大など、ナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成に成功
高度な脱塩機能を発現するナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成することに成功 〜窒素ドープ(添加)によって分離機能が向上〜 <ポイント> ○新規な膜形成手法(ドライプロセス)によって、従来のDiamond−Like Carbon(DLC)膜より柔らかい炭素ベースの水分離膜を新たに開発し、最大96%という高い脱塩性能を達成。添加する窒素の量を調整することにより、脱塩性、透水性、耐塩素性を最適化できることを見出しました。 ○コンピューターのシミュレーションでもその有効性を確認しており、資源開発など厳しい条件下での水処理膜の実用化が期待できます。 ○本研究成果は、英科学誌Nature系の専門誌「NPG As...
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JAXA、ドイツ航空宇宙センターと戦略的連携で機関間協定を締結
ドイツ航空宇宙センター(DLR)との新たな機関間協定の締結について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)理事長奥村直樹と、ドイツ航空宇宙センター(Deutsches Zentrum fur Luft−und Raumfahrt:以下「DLR」) 長官 パスカールイーレンフロイント(Pascale Ehrenfreund)は、平成28年2月25日、JAXAとDLRの戦略的連携のため、機関間協定を新たに締結いたしましたのでお知らせします。 民間部門や宇宙新興国の台頭など、宇宙開発利用を巡る世界的な環境が変化する中、JAXAとDLRの戦略的協力関係を構築し、日独間で実効性ある機関間協力の実現を目指します。具体的には、宇宙航空技術開発、宇宙利用、産業育成等の分...
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ペプチドリームとJAXA、「きぼう」の高品質タンパク質結晶生成実験実施の受託契約を締結
国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟を利用した 高品質タンパク質結晶生成実験の有償利用契約の締結について ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長 窪田 規一、本社:東京都目黒区、東証第一部)、以下「ペプチドリーム」)および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長 奥村直樹、以下「JAXA」)は、国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟を利用した高品質タンパク質結晶生成実験を包括的に実施する受託契約(以下、「本契約」という。)を締結しましたので、お知らせいたします。 記 1.契約の内容 本契約は、ペプチドリームが保有する複数の創薬ターゲットを対象に、JAXAが試料...
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GYT、X線天文衛星「ASTRO−H」に高性能リチウムイオン電池を提供
X線天文衛星「ASTRO−H」に ジーエス・ユアサテクノロジー製の高性能リチウムイオン電池が採用 2016年2月12日に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:奥村直樹、本社:東京都調布市。以下、JAXA)殿が種子島宇宙センターから打ち上げを予定しており、日本電気株式会社(執行役社長:遠藤信博、本社:東京都港区)殿が衛星インテグレーションを担当したX線天文衛星「ASTRO−H」には、GSユアサグループの株式会社ジーエス・ユアサテクノロジー(社長:関口昌秀、本社:京都府福知山市。以下、GYT)製の高性能リチウムイオン電池が採用されています。 今回「ASTRO−H」に搭載されるのは、宇宙用リチウムイオン電池...
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JAXAなど、「いぶき」の観測データに基づく月別二酸化炭素の全大気平均濃度を公表
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の観測データ に基づく月別二酸化炭素の全大気平均濃度の公表について 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT(ゴーサット))は、環境省、国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した世界初の温室効果ガス観測専用の衛星であり、平成21年1月23日の打上げ以降、現在も観測を続けています。 「いぶき」観測データを使って、地上から上空までの「地球大気全体(全大気)」の二酸化炭素平均濃度を算出したところ、月別平均濃度は季節変動をしながら年々上昇し、平成27年5月に約398.8ppmを記録しました...
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トリンプ、世相を反映させヒロイン像を表現した「ヒロイン戦士ブラ」を製作
世相を反映させた女性のためのブラジャー 最新作 宇宙戦士からプリンセスに早変わり 強さと女性らしさ、時代が求めるヒロイン像を表現 トリンプ『ヒロイン戦士ブラ』 ※着用画像は添付の関連資料を参照 “一人ひとりの自信を高める会社”トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区築地5−6−4、代表取締役社長:土居健人)では、女性に自信を与えることを目的に、毎年その年の時流や話題をテーマに、下着メーカーならではのオリジナリティ溢れるデザインのブラジャーを発表しています。 今回は、話題の映画、スポーツ、世界のプリンセスたちと、既成概念を打ち破り、自らの強い意志で未来...
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信州大など、汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスを発見
汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスの発見 〜脱石油由来の水処理用部材に適用へ 発表者;木村睦・教授(SRL)、任思暁/Sixiao Ren(信州大学大学院理工学研究科修士課程1年)、遠藤守信・特別特任教授(RL) 1.発表のポイント ◇セルロースを石油や酸やアルカリを用いる化学処理を必要としない方法で加工し、高強度なセルロース材料として自由に様々な形態に成形できることを発見しました。 ◇加工したセルロース材料から、水と不純物を分離する中空糸膜の成形にも成功。石油由来の材料を使わず、ヒトや自然にやさしい水処理用部材の開発への応用が期待できます。 ◇本研究成果は、Nature社の電子版科学...
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GSユアサテクノロジー、H−IIBロケット5号機などに高性能リチウムイオン電池を搭載
H−IIBロケット5号機と宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機に ジーエス・ユアサ テクノロジー製の高性能リチウムイオン電池を搭載 2015年8月19日に、三菱重工業株式会社(本社:東京都港区)殿および国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(理事長:奥村 直樹、本社:東京都調布市。以下、JAXA)殿により種子島宇宙センターから打ち上げられたH−IIBロケット5号機と、同ロケットに搭載されていた宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV)には、GSユアサグループの株式会社ジーエス・ユアサ テクノロジー(社長:関口 昌秀、本社:京都府福知山市)製の高性能リチウムイオン電池が搭載されてい...
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JAXA、銀河団の内側から外縁部にわたり元素組成が一定とX線天文衛星「すざく」の観測で解明
約1000万光年スケールで均一な元素組成: X線天文衛星「すざく」の観測で明らかに 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のAurora Simionescu(オーロラ・シミオネスク)研究員が率いる研究チームは、X線天文衛星「すざく」によるおとめ座銀河団の広域観測から、銀河団の内側から外縁部にわたって元素組成が一定であり、それは太陽系周辺の組成とほぼ同じであることを明らかにしました。 現在の宇宙の平均的な元素組成は、太陽系周辺と同じなのでしょうか?それとも、生命が存在する太陽系は、宇宙の中で特別な場所なのでしょうか? 現在の宇宙には様々な元素がありますが、炭素よりも重い元素はすべて、夜空に...
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膨張黒鉛(EG)による随伴水一次処理法の開発 〜環境影響が少ない資源掘削に前進〜 発表者;遠藤守信 特別特任教授/信大 COI リサーチリーダー(RL)、竹内健司 准教授、阿久沢昇 研究員、他 1.発表のポイント ◇石油や天然ガスの採掘時に伴って産出される随伴水(1)の処理は、環境保全の観点から世界的に大きな関心が持たれています。本研究では、天然黒鉛から得られる膨張黒鉛(EG:exfoliated graphite)によってモデル随伴水(エンジンオイルと蒸留水から作ったモデル水)から油分を選択的に吸収し、残留油分を当初の100ppmから0.1ppmレベルまで低減できることを見いだしました。 ◇本研究成果は、随伴水処理の...
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JAXAなど、小型高機能科学衛星「れいめい」の観測などにによって脈動するオーロラの仕組みを解明
瞬くオーロラの謎 小型高機能科学衛星「れいめい」の観測とコンピュータ シミュレーションによって、脈動するオーロラの仕組みを解明 国立大学法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と名古屋大学などの研究グループは、JAXAの小型高機能科学衛星「れいめい」の観測データの分析と、名古屋大学などにおいて実施したコンピュータシミュレーションの結果、「コーラス」と呼ばれる宇宙の電磁波がオーロラを引き起こす電子を変調させることで、オーロラの瞬きを作りだしていることを解明しました。 オーロラは宇宙から降ってくる電子が高度100km付近の超高層大気と衝突することによっておこる現象です。脈動オーロラと呼ばれる数秒...
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JAXAなど、H−IIAロケット29号機によるカナダ社の通信放送衛星を11月24日打上げ
H−IIAロケット29号機(高度化仕様)による 通信放送衛星Telstar12 VANTAGEの打上げについて 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、カナダTelesat社の通信放送衛星Telstar12 VANTAGEを搭載したH−IIAロケット29号機の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。 H−IIAロケット29号機は、JAXAによる基幹ロケット高度化開発の成果を第2段機体に適用(高度化仕様)しており、長時間飛行や第2段エンジン再々着火によって静止衛星の打ち上げ性能を向上しています。 記 打上げ予定日:平成27年11月24日(火) 打上げ予定時間帯:15時23分〜17時...
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東大、64APSK変調方式で毎秒505メガビットの高速ダウンリンク通信に成功
地球観測衛星では世界最高の周波数利用効率を持つ64APSK変調方式を使用して 毎秒505メガビットの高速ダウンリンク通信に成功 −小型衛星における伝送速度の世界記録を更新− 1. 発表者: 齋藤 宏文(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授 東京大学大学院工学系研究科 教授(委嘱)) 中須賀 真一(東京大学大学院工学系研究科 教授) 2. 発表のポイント: ◆64値振幅位相変調(64APSK)方式(注1)を使用し、超小型衛星「ほどよし4号」とJAXA宇宙科学研究所の直径3.8mアンテナ受信設備の間で、毎秒505メガビットという、100kg以下の小型衛星としては世界最高速...
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三菱重工と三菱日立パワーシステムズ、長崎造船所と長崎工場を再編
長崎地区の防衛・宇宙および火力発電事業関連の工場を再編 製品ごとに集約して国際競争力を強化 三菱重工業と三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、それぞれ長崎造船所および長崎工場を再編する方針を決定しました。防衛・宇宙および火力発電設備関連の製品ごとに製造場所を集約して生産性向上をはかることにより、技術やコスト、効率などの面で国際競争力をさらに強化していくのが狙いです。2017年度末の再編完了を予定しています。 三菱重工の長崎造船所については、防衛省および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)向け特殊機械事業を集約し、製造基盤を強化するとともに、厳格な情報保全体制を構築します...
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パナソニック、センシング技術を融合した筋力トレーニング機器「ひざトレーナー」を発売
国際宇宙ステーションで実験 世界初(※1)「ハイブリッドトレーニング」搭載 筋力トレーニング機器「ひざトレーナー」を発売 歩きながら、効果的にひざ周りの筋力アップ ※製品画像は添付の関連資料を参照 品名:ひざトレーナー 品番:EU−JLM50S−K 希望小売価格(税抜き):148,000円 発売日:8月21日 月産台数:1,000台 パナソニック株式会社は、久留米大学医学部 志波直人主任教授を中心とした研究グループが研究を進めてきたハイブリッドトレーニングと当社センシング技術を融合した筋力トレーニング機器「ひざトレーナー」を共同開発し、8月21日より発売します。 内閣府の発表(...
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ホウ素は融けると金属になる? 〜宇宙実験技術を活用してホウ素の謎を解明〜 <ポイント> ・宇宙実験技術「静電浮遊法」を用いて、ホウ素(融点2,077℃)を中空で溶融させ、その状態の電子構造を測定することに世界で初めて成功した。 ・ホウ素の溶融状態は金属ではないことが判明した。 ・この方法を利用し、物質の超高温状態の性質を理解することで、新たな材料開発につながることが期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(常田 佐久 所長)の岡田 純平 助教、石川 毅彦 教授と東京大学(五神 真 総長)の木村 薫 教授を中心とする研究グ...
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ロボット宇宙飛行士「KIROBO」、地球帰還へ 株式会社電通、東京大学先端科学技術研究センター、株式会社ロボ・ガレージ、トヨタ自動車株式会社は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、ロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」を国際宇宙ステーション(以下、ISS)に滞在させて共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”を推進してきましたが、この度、KIROBOが地球に帰還することになりましたので、お知らせいたします。 アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、KIROBOはグリニッジ標準時間の2015年2月10日(火)の午後7時09分(日本時間の2月11日(水)午前4時09分)に、スペースX社のドラゴン補給船運用5号機に搭乗してIS...
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JAXA、金星探査機「あかつき」による今後の金星周回軌道再投入及び観測計画を策定
金星探査機「あかつき」による 今後の金星周回軌道再投入及び観測計画について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」を平成27年冬期に金星周回軌道へ投入するための計画および観測計画を策定しましたので、お知らせいたします。 金星探査機「あかつき」は、平成22年12月の金星周回軌道への投入失敗後、平成27年冬期の金星会合の機会に金星周回軌道へ投入する計画の詳細検討を行ってきました。 「あかつき」は金星周回軌道に投入後、リモートセンシングによって地球の双子星と言われる金星の大気を観測する予定です。大気循環のメカニズムの解明や、地球との比較によって「惑星気象学」を発展...
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三菱重工とJAXA、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ成功
H−IIA ロケット26号機による 小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)の 打上げ結果について 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから平成26年12月3日13時22分04秒(日本標準時)に、小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)を搭載したH−IIAロケット26号機(H−IIA・F26)を予定通り打ち上げました。 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約1時間47分21秒に「はやぶさ2」を正常に分離した事を確認しました。 今回のH−IIAロケット26号機打上げ実施にあたり多大なるご支援を頂きました国民の皆様およびご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお...
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GSユアサグループ、高性能リチウムイオン電池が「ひまわり8号」とロケットに搭載
H−IIAロケット25号機と静止気象衛星「ひまわり8号」に ジーエス・ユアサテクノロジー製の高性能リチウムイオン電池を搭載 2014年10月7日に、三菱重工業株式会社(取締役社長:宮永俊一、本社:東京都港区)殿および独立行政法人宇宙航空研究開発機構(理事長:奥村直樹、本社:東京都調布市。以下、JAXA)殿により種子島宇宙センターから打ち上げられたH−IIAロケット25号機と、同ロケットに搭載されていた三菱電機株式会社(執行役社長:柵山正樹、本社:東京都千代田区)製の静止気象衛星「ひまわり8号」には、GSユアサグループの株式会社ジーエス・ユアサテクノロジー(社長:関口昌秀、本社:京都府福知山市...
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三菱重工とJAXA、「ひまわり8号」を搭載したH−IIAロケット25号を打ち上げ成功
H−IIAロケット25号機による 静止気象衛星「ひまわり8号」(Himawari−8)の 打上げ結果について 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから平成26年10月7日14時16分00秒(日本標準時)に、静止気象衛星「ひまわり8号」(Himawari−8)を搭載したH−IIAロケット25号機(H−IIA・F25)を予定通り打ち上げました。 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約27分57秒に「ひまわり8号」を正常に分離した事を確認しました。 今回のH−IIAロケット25号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風(8....
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富士通、JAXAの全球降水観測計画での観測データ処理などを担う運用系システムを構築
JAXA様の全球降水観測計画での観測データ処理などを担う 「GPM/DPRミッション運用系システム」を構築 一般向けデータ提供を開始し、地球上の水循環メカニズムの解明に貢献 当社はこのほど、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:奥村 直樹、以下、JAXA)様が米国National Aeronautics and Space Administration(以下、NASA、(注1))などと共同で推進する全球降水観測計画(Global Precipitation Measurement、以下、GPM)ミッションの主要な地上システムである「GPM/DPRミッション運用系システム」を構築しました。 本システムは、2014年2月28日に打ち上げられたGPM主衛星をはじめとする複数の人工衛星(...
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三菱重工とJAXA、気象衛星ひまわり8号を10月7日打上げと発表
H−IIAロケット25号機の打上げについて 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、H−IIAロケット25号機による静止気象衛星ひまわり8号(Himawari−8)の打上げについて、下記のとおり実施することを、お知らせいたします。 記 打上げ予定日 :平成26年10月7日(火) 打上げ予定時間帯:14時16分〜18時16分(日本標準時) 打上げ予定場所 :種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 平成26年度 H−IIAロケット25号機 打上げ計画書 ※添付の関連資料「打上げ計画書」を参照 <関連リンク> H−IIAロケット http://www.jaxa.jp/projects/rockets/h2a/index_j.html MHI打上げ...
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JAXA、消防庁でD−NET対応の消防防災ヘリコプター動態管理システムを運用開始
総務省消防庁による D−NETに対応した集中管理型消防防災ヘリコプター動態管理システムの運用開始について 総務省消防庁(以下、「消防庁」)は、宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)が研究開発を進めている「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D−NET)」の技術が活用された、新しい集中管理型消防防災ヘリコプター動態管理システム(以下、「新システム」)の運用を、平成26年4月より開始しました。 東日本大震災では多数の航空機が災害救援活動に従事し、大きな成果を上げましたが、今後発生が危惧される大規模災害に備えて、より安全で効率的な航空機運用を行うためには、解決すべき技術課題があります。この...
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JAXAなど、D−NET対応搭載性向上型ヘリコプター動態管理システムを製品化
「D−NET対応搭載性向上型ヘリコプター動態管理システム」の製品化について ナビコムアビエーション株式会社(以下、「ナビコムアビエーション」)は、宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)が研究開発を進めている「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D−NET)」に対応した搭載性向上型ヘリコプター動態管理システムを製品化いたしました。 ナビコムアビエーションでは、これまでイリジウム衛星通信を利用したヘリコプター用の動態管理システムを平成15年以来70台以上販売してきました。昨今のヘリコプター用電子装備品に対する要求の高まりや、動態管理システムの普及によるさらなる運航の効率化の要望に応えるた...
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全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の初画像について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が共同開発し、平成26年2月28日に種子島宇宙センターから打ち上げられた全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)が、別紙のとおり初画像を取得いたしました。 全球降水観測計画(GPM計画)は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と他の協力機関の副衛星群によって、一日に複数回、地球全体の降水(雨や雪)を観測するものです。GPM計画の要となるGPM主衛星は、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発した二周波降水レーダ(DPR)と、NASAが開発したGPMマイクロ波放射計(GMI)の二つのミッション機...
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JAXA、H−IIAロケットで全球降水観測計画主衛星の打ち上げに成功
全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の打上げについて 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が開発した全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)は、日本時間2014年2月28日 午前3時37分に、H−IIAロケット23号機にて種子島宇宙センターから打ち上げられました。 GPM計画は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と複数の副衛星群により、地球全体の降水(雨や雪)を一日に複数回、観測する計画です。今回打ち上げたGPM主衛星は、副衛星群による降水観測の基準となり精度を高める中心的な役割を担います。 GPM主衛星は、NASAのゴダード宇宙飛行センターで組み立てられ、JAXAが情報通信研究...
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三菱電機、JAXAから温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT−2)を受注
世界をリードする地球環境観測に貢献 温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT−2)を受注 三菱電機株式会社は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から温室効果ガス観測技術衛星2号(「GOSAT−2(※1)」)の契約者に選定されましたのでお知らせします。2017年度予定の打上げに向けて詳細な仕様検討を行い、2014年4月から本格的な開発・製造に着手する予定です。 なお、「第15回エコプロダクツ2013」(12月12〜14日、於:東京ビッグサイト)で「GOSAT−2」に関連する展示を行います。 ※1:Greenhouse gases Observing SATellite−2 <受注の概要> 2017年度打上げ予定の「GOSAT−2」は、欧米に先駆けて打...
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NHKとJAXA、若田さんが宇宙からアイソン彗星の4K動画撮影に成功
世界初、アイソン彗星を宇宙から4K動画撮影! 〜超高感度4Kカメラで/12月4日(水)には「NHKスペシャル」で生中継〜 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のJAXA若田光一宇宙飛行士が、世界初となる宇宙からの4K動画撮影に挑み、アイソン彗星の撮影に成功しましたので、お知らせいたします。 撮影に用いられたのは、NHKと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で準備を進めてきた宇宙用の超高感度4Kカメラシステムです。今回撮影されたのは、アイソン彗星とオーロラです。 なかでもアイソン彗星は、太陽の間近まで接近し、大量のチリとガスを吹き出し、巨大な尾をなびかせる“世紀の大彗星”になると期待され、既に大き...
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JAXA、若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーション長期滞在を開始
若田宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について ソユーズ宇宙船(37S/TMA−11M)で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した若田宇宙飛行士は、第38次/第39次長期滞在クルーとしてISSでの長期滞在を開始しました。 若田宇宙飛行士は、来年5月頃、ソユーズ宇宙船(37S/TMA−11M)で帰還するまでの約6ヶ月の間、ISSに滞在する予定です。 ISSとのドッキング日時: 平成25年11月7日(木)19時27分(日本時間) 平成25年11月7日(木)14時27分(モスクワ標準時間) ISSとソユーズ宇宙船(37S/TMA−11M)間のハッチオープン日時: 平成25年11月7日(木)...
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パナソニック、ワンランク上のナビ機能と音楽再生機能搭載のカーナビ「ストラーダ」を発売
軽自動車・コンパクトカーの需要増による、ユーザーニーズの変化に対応 Strada SSD(※1)カーナビステーションCN−E200Dを発売 シンプルながらもワンランク上のナビゲーション機能と音楽再生機能を搭載 ・「Strada」のロゴと製品画像は添付の関連資料を参照 品名 :7V型 ワイドVGAモニター 2DIN AVシステム ワンセグ/CD内蔵 SSD(※1)カーナビステーション 品番 :CN−E200D 本体希望小売価格:オープン価格 発売日 :12月17日 月産台数 :7,000台 パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシス...
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NTTとJAXA、「電気光学プローブ」を応用しイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に成功
小惑星探査機等で使用されるイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に 「光ファイバ」を活用した電気光学プローブを使用し、世界で初めて成功 〜マイクロ波放電式イオンエンジンの内部現象の解明により、さらなる高性能化に貢献〜 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下 NTT)と、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(東京都調布市、理事長:奥村直樹、以下 JAXA)は、高精度に電界を測定する技術としてNTT が開発中の光ファイバを活用した「電気光学プローブ」※1(以下 EO プローブ)を応用し、小惑星探査機等で使用されているマイクロ波放電式イオンエンジン※2 内部のプラズマ中のマ...
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パナソニック、SSDポータブルカーナビ「ゴリラ」のドライブカメラ搭載モデルなど発売
車両前方の交通状況や美しい風景を録画する、ドライブカメラ機能搭載モデルを発売 SSDポータブルカーナビゲーション Gorilla EYE(◇)など、5機種を発売 「準天頂衛星みちびき(※1)」の情報も利用し、現在地をより正確に測位 ◇「Gorilla EYE」のロゴや製品画像・製品一覧は添付の関連資料を参照 パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(代表者 山田 喜彦)は、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品5機種を9月20日より順次発売します。 ポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」は発売以来、「測位精度」「地図の見やすさ」「操作性」など、徹底的に基本性能にこだわ...
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JAXA、「きぼう」日本実験棟より放出する超小型衛星の搭載準備状況など発表
宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)に搭載し 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟より放出する 超小型衛星の選定結果について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、本年8月4日打上げ予定の宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)に搭載し、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟より放出する超小型衛星として、PicoDragon(東京大学とベトナム宇宙機関との共同プロジェクト)を選定し、その搭載準備を完了いたしました。JAXAでは、本衛星の放出によりアジアの宇宙開発利用推進に寄与することを期待しております。 当該衛星の概要及び選定結果・搭載準備状況について下記のとおりお知ら...
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電通とトヨタなど、ロボット宇宙飛行士「KIROBO」を8月に「こうのとり」4号機で打ち上げ
国際宇宙ステーションに滞在する、ロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」完成 2013年8月4日、種子島宇宙センターより「こうのとり」4号機にて打上げ決定 株式会社電通(以下、電通)、東京大学先端科学技術研究センター(以下、東大先端研)、株式会社ロボ・ガレージ(以下、ロボ・ガレージ)、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)は、宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の協力のもと、国際宇宙ステーション(以下、ISS)に滞在するロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」の共同研究"KIBO ROBOT PROJECT"を進めてきました。 東大先端研とロボ・ガレージはロボット躯体の開発と動作生成、トヨタ自動車は音...
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JAXAと国立極地研究所、地球観測衛星データの利用に関する協定を締結
地球観測衛星データの利用に関する 協定の締結について 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)と情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、「国立極地研究所」)は、地球観測衛星データを利用した、効果的な南北極域の科学研究を進めることを目的とし、平成25年6月14日、協定を締結しました。 JAXAと国立極地研究所は、これまでGRENE北極気候変動研究事業における海洋地球研究船「みらい」や南極地域観測隊への第一期水循環変動観測衛星「しずく」の観測データ提供はじめ、地球温暖化の影響を表すとされている南北極域における科学研究での協力関係を築いてきました。 JAXAおよび国立極地研究所は、...
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JAXA、「REX−J」のテザー制御によるロボット移動技術の実証に成功
EVA支援ロボット実証実験「REX−J」の ロボット移動技術の実証について − 船外でのテザー取付けと移動に成功 − 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟 船外実験プラットフォームのポート共有実験装置(MCE)ミッションの一つとして実施した「EVA支援ロボット実証実験(REX−J)」において、テザー(紐)制御によるロボットの空間移動技術の実証に成功しました。 今回の実験では、ロボットに内蔵した伸縮自在のロボットアームとロボットハンドを使って、テザー先端のフックをハンドレールに取り付け、4本のテザーで支持し、テザーの長さを制御してロボットを移動させました。本...
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JAXA、全天X線監視装置(MAXI)が極超新星(ハイパーノバ)の痕跡を発見
全天X線監視装置(MAXI)が”極”超新星(ハイパーノバ)の痕跡を発見 〜天の川銀河での発見は世界初〜 国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに搭載した全天X線監視装置(MAXI:Monitor of All−sky X−ray Image)の観測により、はくちょう座方向に”極”超新星爆発の痕跡を見つけました。この爆発は、通常の超新星爆発の100倍も大きなもので、その規模から”極”超新星だと推定されました。我々の住む天の川銀河では、極超新星もその痕跡もこれまで見つかっておらず、今回が天の川銀河内での世界初の発見となります。 なお、銀河系外では極超新星は8つ程度、極超新星の痕跡は2つ程、見...
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JAXAと日本医師会、「きずな」を用いた災害医療支援活動の利用実証実験を実施
超高速インターネット衛星「きずな」を用いた災害医療支援活動に おける利用実証実験に関する協定締結について このたび、社団法人日本医師会(日本医師会)および独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、大規模災害発生時の災害対策における超高速インターネット衛星「きずな」の活用方法を検討し、災害医療支援活動への適用に関する実験を共同で実施することを目的として、協定を締結いたしました。 今後、両者で協力し合って実証実験を重ね、次の大規模災害において、有効な支援活動を行えるよう努めてまいります。 東日本大震災(平成23年3月11日)おいて、日本医師会では、被災県医師会との間でTV会議を...
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JAXA、第一期水循環変動観測衛星「しずく」の輝度温度プロダクトを提供
第一期水循環変動観測衛星「しずく」の輝度温度プロダクトの提供開始について 宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)[平成24年5月18日打上げ]の初期校正作業(※1)完了に伴い、「しずく」に搭載している高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)の輝度温度プロダクト(※2)の提供を本日から開始します。 このたび公開する輝度温度プロダクトは、「しずく」が観測した生のデータに補正処理を加えたもので、気象庁や民間気象予報事業者をはじめ、気象・気候変動研究等に携わる研究者・研究機関での幅広い利用が予定されているだけでなく海外の関係機関(米国海洋...
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JAXA、観測衛星「しずく」が捉えた南極の海氷データを南極地域観測隊に提供
南極地域観測隊(「しらせ」・「海鷹丸」(うみたかまる))への 第一期水循環変動観測衛星「しずく」の 観測データ(海氷情報)提供について 宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」が捉えた南極の海氷データの南極地域観測隊への提供を12月1日より開始しました。第54次南極地域観測隊では、「しらせ」による昭和基地への物資の輸送、海洋観測、また、東京海洋大学の練習船「海鷹丸」による海洋観測を実施します。 南極の海氷は、動かない厚い定着氷と、風や海流で移動する流氷があり、流氷域を効率的に航行するためには、時々刻々変動する海氷の情報が重要です。「しずく」...
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JAXA、「きぼう」のスプライト・雷放電の高速測光撮像センサーから初観測データを取得
スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(JEM−GLIMS)の初観測データ取得について スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(JEM−GLIMS:Global Lightning and sprIte MeasurementS on JEM−EF)は、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに設置されているポート共有実験装置(MCE)に搭載されています。本年7月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられたHTV−3(こうのとり3号機)によってISSに送られ、8月9日に日本実験棟「きぼう」の船外プラットフォームに宇宙飛行士によって取り付けられ、この度、初の観測データを取得しました。 大阪大学・北海道大学・近畿大学・スタンフォード大...
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JAXAと三菱重工など、放射性物質を可視化する「放射性物質見える化カメラ」を開発
放射性物質を可視化する「放射性物質見える化カメラ」を開発 世界最先端の超広角コンプトンカメラをベースに 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社(MHI)は、放射性物質の分布状況を可視化する特殊なカメラ装置「放射性物質見える化カメラ」のプロトタイプ機『ASTROCAM 7000』を共同開発しました。これはJAXAが中心となって開発に成功した「超広角コンプトンカメラ」をベースに改良したもので、感度、画像、視野角などでこれまでにない優れた性能を実現しました。 現在、JAXA、MHIに国立大学法人 名古屋大学を加えた開発チームが、「先端計測分析技術・機...
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NEC、高速静止画像圧縮エンジン「StarPixel」をWindows対応ソフトとして販売
NEC、高速静止画像圧縮エンジン「StarPixel(R)」をWindows対応ソフトウェアとして販売開始 〜 ビッグデータの高速処理を実現 〜 <本件に関する情報> http://www.nec.co.jp/embedded/products/starpixel/ NECはこのたび、低負荷・高効率での画像圧縮を実現する高速静止画像圧縮エンジン「StarPixel(R)」(スターピクセル)を、Windows対応ソフトウェアとしてDLL(注1)の形式で、本日から販売開始いたします。 これまで、JPEG2000などの圧縮率の高い画像圧縮規格は、圧縮率が優れるものの処理負荷が高いため、高速処理が要求されるビッグデータを扱うシステムや、消費電...
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日本アビオニクス、三菱電機の製造技術「DiLECT」を用いたプリント配線板を発売
低熱膨張 高放熱 軽量 高耐電圧 CFRPコア入り多層プリント配線板 「DiLECT(ダイレクト)(R)」発売 ※参考図は添付の関連資料を参照 日本アビオニクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:秋津 勝彦)は、宇宙・防衛用途に最適な低熱膨張特性を有するプリント配線板【CFRPコア入り多層プリント配線板】を、三菱電機の「DiLECT(ダイレクト)(R)」(注1)を用いて製品化し本日から販売を開始いたします。 「DiLECT(ダイレクト)(R)」とは、High Heat Dissipation and Low Thermal Expansion CFRP core PWB...
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東北大など、小型衛星「RAIKO」が国際宇宙ステーションから宇宙空間に放出
小型衛星放出実証ミッションに採択された衛星「RAIKO」が 国際宇宙ステーションから宇宙空間に放出されました 国際宇宙ステーション(ISS)からの小型衛星放出実証ミッションに採択された超小型衛星「RAIKO」が、ISSに滞在中の星出彰彦宇宙飛行士が操作するロボットアームによって、2012年10月4日23時37分(日本時間)に宇宙空間に放出されました。 このミッションは、従来はロケットで軌道上に運ばれている人工衛星を、ISSの「きぼう」日本実験棟から船外に直接放出して軌道に乗せるという、世界初の試みです。 「RAIKO」は、和歌山大学が代表機関となった文部科学省超小型衛星研...
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JAXA、H−IIBロケットの打上げを三菱重工による打上げ輸送サービスへ移行
H−IIBロケットの打上げ輸送サービスへの移行について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H−IIBロケット3号機の打上げ成功を踏まえ、「H−IIA 能力向上型(H−IIBロケット)開発及び打上げサービス事業の実施に係る基本協定」に基づき、今後の同ロケット打上げを三菱重工業株式会社(MHI)による打上げ輸送サービスにて実施していくことを、本日両者で合意いたしました。 本合意を受けて、今後H−IIBロケットを用いて打上げを行う場合、JAXAはMHIから打上げ輸送サービスを調達することとなります。ただし、安全確認業務、地上安全確保業務、飛行安全確認業務等の安全確保に係る業...
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JAXA、東亞合成と「耐原子状酸素コーティング」を開発しこうのとり(HTV)3号機に採用
耐原子状酸素コーティングの開発について − こうのとり(HTV)3号機への採用 − 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、人工衛星等の宇宙機を、宇宙環境から守る「耐原子状酸素コーティング」の開発を、東亞合成株式会社と共同で実施しています。このコーティングは、こうのとり(HTV)3号機の機体識別マーク(日の丸とロゴ(HTV3、JAPAN))の保護材として採用されていますのでお知らせいたします。(こうのとり3号機は、2012年7月21日に打ち上げられ、現在、国際宇宙ステーションに係留中です。) 機体識別マークは、こうのとり3号機の推進モジュール(進行方向最後方;写真1)と、曝...
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JAXA、「災害救援航空機情報共有ネットワーク」の評価実験を実施
平成24年度「防災の日」総合防災訓練 広域医療搬送訓練における 「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D−NET)」の評価実験について 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)と国立病院機構災害医療センター・厚生労働省DMAT事務局は、平成24年9月1日に実施された「防災の日」総合防災訓練 広域医療搬送訓練において、JAXAが研究開発を進めている「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D−NET)」の評価実験を行いました。 広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)、現地対策本部、および政府対策本部の間でD−NETを用いてドクターヘリ等による患者搬送の情報を共有化することによって、大...
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JAXA、第一期水循環変動観測衛星「しずく」が定常観測運用に移行
第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)の 定常段階移行について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成24年5月18日に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)について、計画どおり初期機能確認を終了し、本日、定常観測運用に移行しました。 今後は、地上観測データとの比較などによるデータの精度確認やデータ補正等を行う、初期校正検証を実施していきます。また、今後の観測の成果については、逐次プレス発表やWEBサイト等でお知らせいたします。 (宇宙利用ミッション本部ホームページ http://www.satnavi.jaxa.jp/ ) 【「しずく」が観測し...
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ゴールドウイン、セレクトショップ「Saturday in the park」限定のインナーシャツを発売
ココロとカラダを楽しく整えるスポーティーライフスタイルセレクトショップ Saturday in the park(サタディ・イン・ザ・パーク)から、働く女性にこの夏おすすめの、 毎日着たくなるショップ限定インナーシャツ『my favorite シリーズ』発売開始 株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)が展開する、スポーティーライフスタイルセレクトショップ「Saturday in the park(サタディ・イン・ザ・パーク)は、汗のニオイを消臭する高機能アンダーウエア『MXP(エムエックスピー)』との共同開発によるショップ限...
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ゴールドウイン、機能素材「マキシフレッシュプラス」採用のアンダーウエア「MXP」の新製品を発表
= 国際宇宙ステーションで着用テストされた下着の技術を応用 = 汗のニオイ・加齢臭を消臭する機能素材「マキシフレッシュプラス」を使用した『MXP』 スーパークールビズに対応した、2012年春夏の新製品について 株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)は、着るだけで汗のニオイ・加齢臭を消臭する機能素材「マキシフレッシュプラス」を採用したアンダーウエア『MXP(エムエックスピー)』の2012年春夏の新製品を発表いたします。 当ブランドは、2010年2月に発売を開始したもので、当社と独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、株...
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NICTとJAXA、「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ミッション「SMILES」の観測データを一般公開
「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ミッション 超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES:スマイルズ)による観測データの一般向け公開開始について 情報通信研究機構(NICT)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同開発し、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟 船外実験プラットフォームに取り付けた超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES:スマイルズ)は、絶対温度4K(−269℃)に冷却した超伝導検出器によって、これまでにない高精度の大気観測のミッションを行いました。 NICTとJAXAでは、SMILESの観測データの高い観測精度を実証するために、大気微量分...
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海洋研究開発機構と宇宙航空研究開発機構との 連携協力協定の締結 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏、以下JAMSTEC)と独立行政法人宇宙航空研究開発機構(理事長 立川敬二、以下JAXA)は、海洋・宇宙連携を進め、包括的な連携協力を効果的に実施することを目的として、平成24年2月6日、連携協力協定を締結しました。 JAMSTEC とJAXA は、これまで地球フロンティア研究システムの共同運営*1 や地球シミュレータの共同開発*2 など、地球環境分野をはじめとする協力関係を築いてきました。両機構は、本協定に基づき、相互の研究開発能力及び人材等を活かし、これまで行ってきた地球環境分野や通信技術分野におけ...
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国際宇宙ステーション長期滞在搭乗員古川宇宙飛行士搭乗の ソユーズ宇宙船(27S/TMA-02M)の 帰還について 国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終えた古川宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(27S/TMA-02M)は、以下のとおり無事帰還いたしましたのでお知らせします。 着陸日時:平成23 年11 月22 日(火) 11 時26 分(日本時間) 平成23 年11 月22 日(火) 8 時26 分(カザフスタン時間) 着陸場所:カザフスタン共和国 搭乗員 :セルゲイ・ヴォルコフ (FSA) 古川 聡 (JAXA) マイケル・フォッサム (NASA) 備考1:ヴォルコフ宇宙飛行士、古川宇宙飛行士、フォッサム宇宙飛行士の第28 ...
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JAXA、改良型高性能マイクロ波放射計AMSR−Eが観測・回転を自動停止
改良型高性能マイクロ波放射計AMSR−E(アムサー・イー)の 観測停止について 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が開発した改良型高性能マイクロ波放射計AMSR−Eは、米国地球観測衛星Aqua(アクア)(平成14年5月4日打上げ)に搭載され、9年を超えて運用してまいりました(設計寿命3年)。平成23年8月末以来、2度にわたって比較的大きなアンテナの回転摩擦の持続的増大が確認されており、JAXAは、継続的な監視を行ってまいりましたが、平成23年10月4日15時58分頃(日本時間)、定常観測に必要な回転速度(毎分40回転)を維持する限界(注1)に達したため、AMSR−Eは観...
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JAXA、「テラサー・エックス」(TerraSAR−X)による新潟豪雨災害の観測結果を発表
「テラサー・エックス」(TerraSAR−X)による新潟豪雨災害の観測結果 2011年7月27日から新潟県中越地方と下越地方を中心に局地的な豪雨が降り、大雨に伴う災害が発生しました。この豪雨により、堤防の決壊や床上・床下浸水が起こり、各地で被害がもたらされました。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、国際災害チャータを通じて、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の協力により提供された、TerraSAR−X(テラサー・エックス)(*1)衛星の観測データの解析を実施しました。 図1:TerraSAR−Xによる信濃川周辺の災害前後のカラー合成画像 (R:2010年11月17...
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準天頂衛星初号機「みちびき」測位信号の提供開始について (アラートフラグ解除について) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)はこれまでの技術実証にて、準天頂衛星初号機「みちびき」の測位信号(L1−C/A、L2C(※1))の品質・信頼性が準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様書(IS−QZSS)に適合することを確認したため、6月22日にL1−C/A、L2C測位信号のアラートフラグ(※2)を解除しましたのでお知らせいたします。 残りの測位信号(L5、L1C(※3))についてもIS−QZSSへの適合を確認した後、順次アラートフラグの解除を実施いたします。 アラートフラグの解除に...
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富士重工業と東大、機体破損後の航空機の自動飛行実験に成功 〜人工知能技術を用いたシステムにより、民間機を対象とした機体では世界初 〜 富士重工業株式会社(代表取締役社長:森 郁夫 本社:東京都新宿区、以下、富士重工業)は、東京大学(研究代表:鈴木真二、工学系研究科航空宇宙工学専攻教授、以下、東大)と共同で、飛行中に機体が破損しても安定した自動飛行が可能となる、人工知能技術を用いたシステムの実証実験に成功しました。民間機を対象とした飛行実証実験を成功させたのは世界初です。 航空機は高度な安全性基準のもとで設計、製造、運用されますが、まれに鳥衝突などによる破損が飛行中に発生す...
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電通や先端研など、「KIBO ROBOT PROJECT」の公式ホームページを開設
“KIBO ROBOT PROJECT”公式ホームページ開設について 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直 以下 電通)は、東京大学先端科学技術研究センター(所長:中野 義昭 以下 先端研)/株式会社ロボ・ガレージ(社長:高橋 智隆以下 ロボ・ガレージ)/宇宙航空研究開発機構(理事長:立川 敬二 以下 JAXA)と共同で研究を進めている、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の滞在型ロボットプロジェクト、“KIBO ROBOT PROJECT”に関する公式ホームページを6月1日(水)より公開いたします。 本プロジェクトは、JAXAの「きぼう」を利用した社会課...
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JAXAと東大など、赤外線天文衛星「あかり」での赤色巨星を取り巻く塵の衣についてより詳細な観測結果を発表
「あかり」が描き出す赤色巨星の塵の衣 <概要> 赤外線天文衛星「あかり」が、赤色巨星を取り巻く塵(ダスト)の衣を、これまでにない精度で観測した結果が、欧米の天体物理学の専門誌に相次いで発表されました。この塵の衣は、太陽のような星の終末の姿である赤色巨星が、自らの物質を放出して作ったもので、その中には、星の内部で作られた炭素などの元素が含まれています。「あかり」は、地上からは観測できない遠赤外線や、世界で初めての中間赤外線による観測を可能にし、星からの塵やガスの放出が、いつどのように行われたかを克明に描き出しました。今回の一連の研究は、我々の体や身の回りのものに含まれる炭素な...
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スリーエム ヘルスケア、周囲の雑音を平均85%低減を実現した電子聴診器2製品を発売
生体音を24倍まで音響増幅し、周囲の雑音を平均85%低減を実現した 電子聴診器2製品を新発売 スリーエム ヘルスケア株式会社(本社:世田谷区 代表取締役社長:ジェシー・ジー・シン)は、音響増幅機能と正確な聴診の妨げとなる周囲の話し声や騒音などを低減する機能を有する電子聴診器、3M(TM) リットマン(TM) エレクトロニック ステソスコープ モデル3100と、さらに基本機能に録音・通信機能を搭載した3M(TM) リットマン(TM) エレクトロニック ステソスコープ モデル3200を3月1日より発売を開始しました。 また、日本初の有人実験施設「きぼう」日本実験棟における宇宙...
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三菱電機、トルコ向け通信衛星「Turksat−4A」など2機を受注
自社製標準衛星バス「DS2000」により、海外通信衛星を受注 トルコの通信衛星「Turksat−4A」および「Turksat−4B」を受注 三菱電機株式会社は、トルコの国営衛星通信会社「Turksat Satellite Communication, Cable TV and Operation AS」(以下、Turksat社)から、2機の通信衛星、「Turksat−4A」および「Turksat−4B」を受注しましたのでお知らせします。 今回の受注は、2008年に当社が日本のメーカーとして初めて自社製衛星バスを用いて受注したシンガポール/台湾の通信衛星「ST−2」に続く海...
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JAXA、耐放射線性を持つ高機能論理集積回路の開発基盤を構築
民生用最先端SOI技術と宇宙用耐放射線技術の融合により 耐放射線性を持つ高機能論理集積回路の開発基盤を世界で初めて構築 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は、民生用最先端SOI(1)技術をベースに、宇宙科学研究所の耐放射線化技術を付加するとともに、宇宙分野以外の民生応用を意識してセルライブラリー方式(2)を導入することで、きわめて高い放射線耐性をもつ論理集積回路を自由かつ安価に設計・製造できる技術基盤を世界で初めて構築しました。この技術基盤はすでに利用段階に入っており、論理集積回路の中でも最も高機能な宇宙仕様のSoC(3)が三菱重工業(株)により宇宙分野以外との...
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ゴールドウイン、宇宙下着技術を応用した消臭素材を使ったロングスリーブシャツなど発売
宇宙下着の技術を応用。JAXAとのコラボレーションで製品化 汗のニオイ・加齢臭を消臭する機能素材「マキシフレッシュプラス」を使用した『MXP』から、動きやすい3D設計のロングスリーブシャツとロングタイツが登場 汗のニオイ・・・92%カット 加齢臭・・・82%カット 「スポーツのある豊かな暮らしを築き上げること」を理念とする株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)は、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)、株式会社J−Spaceとコラボレーションした、着るだけで加齢臭と汗のニオイを大幅に減少させる素材「マキシフレッ...