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GYT、高性能宇宙用リチウムイオン電池が国際宇宙ステーション用バッテリーに採用

2016-11-25

GSユアサリチウムイオン電池国際宇宙ステーションに搭載
〜2016年12月から輸送を開始〜


 GSユアサグループの株式会社ジーエス・ユアサテクノロジー(社長:加藤泰一郎、本社:京都府福知山市。以下、GYT)が開発・製造した高性能宇宙用リチウムイオン電池(セル)が、国際宇宙ステーション用バッテリー(以下、新型ISS用バッテリー)に採用され、12月より国際宇宙ステーション(以下、ISS)への輸送が開始されます。

 GYT製のリチウムイオン電池は、高エネルギー密度、長寿命であり、また高率充放電が要求されるISS運用に最適な設計の電池です。現在搭載されている電池と比較して、質量あたり約3倍の高エネルギー密度であることから、現在の48個のバッテリーと相当の能力を半数の24個で実現することができます。

 この新型ISS用バッテリーは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:奥村直樹、本社:東京都調布市。以下、JAXA)殿の宇宙ステーション補給機こうのとり」にて、4回に分けてISSへ輸送されることが発表されています。(JAXA殿ホームページよりhttp://iss.jaxa.jp/topics/2016/06/htv6_160602.html

 GYTは特殊用途の電池や電源を開発・製造販売しており、海・陸・空(水深6,500mの深海から、上空36,000kmの宇宙空間まで)の特殊環境フィールドで、高性能かつ高品質な電池をお届けしています。
 今後も高性能リチウムイオン電池の開発・製造を通じて、宇宙開発事業へ貢献してまいります。

【ISS用リチウムイオン電池(セル)の特長】
1.高いエネルギー密度
 現在ISSで使用されているニッケル水素電池と比較して、質量あたり約3倍の高エネルギー密度
2.長寿命
 満充電、完全放電を1サイクルとした場合、5000サイクル以上の利用が可能
3.高率充放電での利用に適した設計
 短時間でも十分な充電と高い出力性能を備える

【ISS用リチウムイオン電池(セル)の仕様】
 項目:仕様
 公称電圧(V):3.7
 公称容量(Ah):148
 寸法(mm)※:W130×D50×H263
 質量(g):3,530
 セル形状:長円筒形

 ※寸法Hは端子部を含まない

 *参考画像は添付の関連資料を参照


[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
 株式会社ジーエス・ユアサテクノロジー営業部
 TEL 03−5402−5867




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