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光合成
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生理学研究所、染色体に似た構造をシアノバクテリアの一種で発見し低温超高圧電子顕微鏡を用いて解明
染色体に似た構造をシアノバクテリアの一種で発見し低温超高圧電子顕微鏡を用いて解明 ■内容 生物は大きく核を持つものと持たないものに分けられます。私たちの細胞は核をもち、細胞が分裂する際に核が消えて染色体という構造になり、新しく生まれる2つの細胞に均等に分配されます。一方バクテリアは核を持ちません。細胞が分裂する際にも、染色体のようなはっきりとした構造体はこれまで確認されていませんでした。今回生理学研究所の村田和義准教授と埼玉大学の金子康子教授らの研究グループは、シアノバクテリアという光合成をするバクテリアの一種が、細胞分裂する際、染色体に似た構造を作ることを発見しました。そ...
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JAXAなど、「いぶき」の観測データに基づく月別二酸化炭素の全大気平均濃度を公表
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の観測データ に基づく月別二酸化炭素の全大気平均濃度の公表について 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT(ゴーサット))は、環境省、国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した世界初の温室効果ガス観測専用の衛星であり、平成21年1月23日の打上げ以降、現在も観測を続けています。 「いぶき」観測データを使って、地上から上空までの「地球大気全体(全大気)」の二酸化炭素平均濃度を算出したところ、月別平均濃度は季節変動をしながら年々上昇し、平成27年5月に約398.8ppmを記録しました...
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ウェザーニューズ、2016年の花粉飛散傾向発表 来春の花粉飛散量は全国で平年より少なめ!関東では5割減 〜風が強い日や雨の翌日は一時的な飛散増加に注意、油断せずに対策を〜 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、10月8日、2016年の花粉シーズンにおける全国の“スギ・ヒノキ花粉”傾向を発表しました。本発表は、花粉症に悩む方に来年の花粉の飛散傾向をお知らせすることで早めに対策をとっていただき、少しでも花粉シーズンを快適に過ごしていただくことを目的としています。2016年の花粉飛散量は、今年の夏、暑い時期が短かった影響で平年(2008〜201...
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大日本印刷、不快な臭いを吸着するフィルムを使用した包材を開発
不快な臭いを吸着するフィルムを使用した包材を開発 アルデヒド系やケトン系などのにおいの吸着性に優れた包材の量産を開始 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、各種有機化合物から発生する不快な臭気を持つガス(アウトガス)のうち、アルデヒド系やケトン系の臭気を吸着する「DNPにおい吸着包材(アルデヒド・ケトン用)」を開発しました。医薬品や医療器具、産業資材、化学薬品などの包材向けに今年9月に量産を開始します。 【開発の背景】 アルデヒドやケトンなどの有機化合物を含む医薬品は、製造後の時間経過とともにアウトガスを放出するため、服薬時にパッ...
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大日本印刷、金属とプラスチックなど異なる素材同士を接着できるフィルム2種を発売
金属とプラスチックなど異なる素材同士を接着できるフィルム2種を発売 仮止め可能で貼り直しができ、シート状のため高い作業性を実現 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、金属とプラスチックなどの異なる素材を接着できるフィルム2種を開発しました。今回、開発したのはオレフィン系樹脂と金属などの接着に適している「DNP熱溶着フィルム」と、炭素繊維強化プラスチックと金属などの接着に適している「DNP粘接着フィルム」で、7月より量産を開始します。 【開発の背景】 近年、自動車や飛行機、電子機器などの部材は、薄型化や軽量化に対応するため、炭素繊維強化...
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基礎生物学研究所、植物とアーバスキュラー菌根菌の感染過程が「ジベレリン」により調節されることを解明
宿主植物は植物ホルモン「ジベレリン」により 共生菌「アーバスキュラー菌根菌」の感染を負にも正にも調節する 独立して存在しているように見える個々の生物も、様々な生物同士の関わり合いの上に成り立っています。陸上植物の多くは、アーバスキュラー菌根菌と呼ばれる菌類と根において共生関係を構築することで、土壌中から植物の栄養となるリン酸などを効果的に集め、生育促進効果を得ていることが知られています。基礎生物学研究所の武田直也助教および川口正代司教授らは、理化学研究所環境資源科学研究センターの榊原均グループディレクターらとの共同研究により、植物とアーバスキュラー菌根菌の共生の開始点となる...
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新日鉄住金エンジニアリング、システム建築商品がローソンファーム秋田の植物工場に採用
システム建築「スタンパッケージ(R)」が株式会社ローソンファーム秋田の植物工場に採用 新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 高橋 誠、本社:東京都品川区)建築・鋼構造事業部(事業部長 竹内 貴司)のシステム建築商品「スタンパッケージ(R)」が、この度、株式会社ローソンファーム秋田(代表取締役社長 柴田 尚紀、以下、ローソンファーム秋田)の植物工場に採用されました。 スタンパッケージは、設計・建築部材・施工等建築生産プロセス全体を標準化・システム化することで高品質と短工期・省施工を両立した新日鉄住金エンジニアリングの40年以上の実績を有するシステム建築商品で、2012...
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昭和電工、屋内設置型の植物工場システムが山形県天童市の大規模植物工場に採用
昭和電工グループの技術が結集した植物工場ユニット「SHIGYO(R)ユニット」、 大型植物工場に採用 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の植物工場ユニット「SHIGYO(R)ユニット」が、遠藤商事株式会社(社長:遠藤靖彦、山形県山形市)が運営する山形県天童市の大規模植物工場に採用されました。 今回採用されたのは、当社独自の高速栽培技術「SHIGYO(R)法」と、本技術の効果を最大限に引き出すよう設計されたLED照明やアルミニウム製栽培棚など、野菜栽培に必要な設備をパッケージにした、植物育成に最適な環境をオールインワンで提供する屋内設置型の植物工場システムです。この「SHIGYO(R)ユニット」には導入後の技術サポート(栽...
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ローソンファーム秋田に植物工場を販売 〜新鮮で安心な野菜をコンビニへ〜 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚博昭、以下「当社」)は、株式会社ローソンファーム秋田(本社:秋田県雄勝郡羽後町、社長:柴田尚紀)から植物工場システムを受注いたしました。 ローソンファーム秋田は、株式会社ローソン(本社:東京都品川区、社長:玉塚元一)が本年1月に設立した全国で12番目となる農業生産法人で、ローソンファームとしては初めて植物工場システムにより野菜を栽培します。 今回販売する当社の植物工場システムは、LED照明や蛍光灯によって植物の光合成を促す完全人工光型で、光のほかにも温度、...
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サカタのタネ、青首ダイコンの新品種「冬みね2号」の種子を生産者向けに発売
耐寒性と晩抽性(※1)に優れる2〜3月どり品種を開発 青首ダイコンの新品種『冬みね2号』の種子を生産者向けに発売 黒斑細菌病(※2)に強く、小葉で立性(※3)のため密植栽培にも向く高品質なダイコン サカタのタネは、2〜3月どりの青首ダイコンのF1新品種『冬みね2号』を開発し、同品種の種子を発売します。『冬みね2号』は、耐寒性と晩抽性に優れ、ゆっくり肥大する性質があるため、秋冬ダイコンと春ダイコンの端境期に出荷できます。近年、温暖化の影響で2〜3月どりダイコンの播種時期は徐々に遅くなってきており、根の伸長に必要な温度を十分に得られず、品種によっては短根になってしまうことが課題と...
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サカタのタネ、中晩生中大輪八重咲きトルコギキョウF1品種「ロベラ クリアピンク」を発売
栽培のしやすさと花の美しさを両立したトルコギキョウ『ロベラ』シリーズに 中晩生中大輪八重咲きF1品種『ロベラ クリアピンク』が登場 ツヤのある鮮やかなピンクの花弁に、花の中心部分は緑色となり、いつまでも咲き始めのような印象 サカタのタネは、中晩生中大輪八重咲きF1品種『ロベラ クリアピンク』の種子と苗を、2012年11月19日から生産者向けに販売します。『ロベラ』シリーズは、トルコギキョウ栽培で課題となる低温短日期のブラスチング(※1)、高温期のロゼット(※2)が発生しにくいため栽培しやすく、十分に草丈がとれ、高品質な切り花を出荷できることから、2010年の発売以来、好評を博...
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ウェザーニューズ、2013年の花粉飛散傾向発表 来春の花粉飛散量、全国的に今年より7割増の見込み 〜関東・東北の多いところでは、2012年の3倍近くになる可能性も〜 株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、10月30日(火)、2013年の花粉シーズンにおける全国および、各12エリアの“スギ・ヒノキ花粉”傾向を発表しました。本発表は、花粉症に悩む方にシーズンの花粉傾向を知ってもらい、早めの対策を取ってもらうことを目的としています。 ◆来春の飛散量の傾向 スギ花粉の元となる雄花生産量は、前年の夏の天候との相関が高いことがわかってきています。よく...
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ウェザーニューズ、全国の桜の健康状態をチェックした「桜健康診断2012」速報結果を発表
全国の桜の健康状態をチェックした「桜健康診断2012」速報結果発表 今年の桜、全国的に昨年よりも健康状態が悪化も、東北は震災の影響少なく良好に 〜東北の福島、宮城、秋田、山形県で、昨夏の好天に恵まれ、昨年よりも健康状態がアップ〜 株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、日本の春を彩る桜を病気から守り、美しい桜が楽しめるよう、全国規模で桜の健康状態をチェックする「桜健康診断2012」の速報結果(沖縄・北海道を除く)をまとめ発表しました。「桜健康診断2012」は、スマートフォン向けアプリ「ウェザーニュースタッチ」と携帯サイト「ウェザーニュース」...
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葉が平たい形に成長するメカニズムを解明 葉は光を受けてCO2を吸収し、栄養分を作り出す光合成をおこなう場所です。葉は通常、平たい形で、表側と裏側に違いがありますが、これらは多くの光を集めて効率の良い光合成をおこなうために大事な特徴です。葉は、表裏方向へはあまり伸びず横方向への伸長がよく起こることで、平たい形に成長します。近年のシロイヌナズナなどのモデル植物を用いた分子遺伝学的な研究から、表側と裏側それぞれの性質を決める一連の遺伝子群が、表裏の違いを生み出すだけでなく、横方向への成長にも関わることがわかってきました。しかしながら、横方向への成長を引き起こす詳しいしくみはわか...
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北海道大学など、有機超薄膜型の光電変換分子素子で光の利用効率を飛躍的に高める方法を開発
ナノギャップ光アンテナにより高効率化した有機超薄膜による光電変換 概要 1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)国際ナノアーキテクトニクス拠点(拠点長:青野 正和)の魚崎 浩平コーディネーターと北海道大学 (総長:佐伯 浩)大学院理学研究院の池田 勝佳准教授は共同で、分子エレクトロニクスでの利用が期待される有機超薄膜型の光電変換分子素子において、光の利用効率を飛躍的に高める方法を開発した。 本研究では、光吸収・電子伝達といった必要な機能をもつ部品を連結した分子から成る単分子超薄膜を、原子レベルで表面制御した平滑な金電極面と金ナノ粒子で挟み込むことによって、ナノ...
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ウェザーニューズ、2011年の花粉飛散傾向発表 来春の花粉飛散量、全国的に昨年より5倍の見込み 〜記録的猛暑の影響で、近畿では昨年の10倍、関東では7〜8倍の大量飛散の可能性〜 株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、10月5日(火)、2011年の花粉シーズンにおける全国および、各12エリアの“スギ・ヒノキ花粉”傾向を発表しました。 本発表は、花粉症に悩む方にシーズンの花粉傾向を知ってもらい、早めの対策を取ってもらうことを目的としています。 ◆来春の飛散量の傾向 スギ花粉の雄花生産量は、前年の夏の天候(日照時間、最高気温、降水量)との相関...