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電気通信大学
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徳島大など、櫛の歯状のテラヘルツ波で煙混在ガス濃度をリアルタイム分析に成功
櫛(くし)の歯状のテラヘルツ波(テラヘルツコム)で 煙混在ガスの濃度をリアルタイムに分析 ■ポイント ・工業燃焼過程の効率化による大気環境負荷の軽減や、火災現場における二次災害予防のためには、煙が充満した閉鎖空間のガスを迅速に分析することが重要 ・極めて正確で精緻な櫛の歯状テラヘルツ波(テラヘルツコム)をガス分析に利用 ・テラヘルツコムを正確かつ高速に読み取ることにより、高い分光性能(高確度、高分解能、広帯域)とリアルタイム性を両立したテラヘルツ分光法を実現 ・テラヘルツ領域に密集する多数の回転吸収スペクトル群を考慮した解析モデルにより、高精度な定量分析を達成 ・従来法で...
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富士通研究所と電気通信大、都市の警備配置問題を高速に解くAI数理技術を開発
都市の警備配置問題を高速に解くAI数理技術を開発 20万ノードの道路ネットワークにおける最適な検問配置パターンを5分で導出 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)と国立大学法人電気通信大学(注2)(以下、電気通信大学)は、AIを活用して警備計画の立案を支援する技術として、数学理論の一つであるゲーム理論を用いて、犯罪者を捕捉するための検問所などを想定した「都市道路ネットワーク警備問題」を高速に解くアルゴリズムを開発しました。 人の集まる場所でのセキュリティ対策では、完全に侵入経路や逃走経路を封鎖することは限られた警備資源の中では不可能なことが多く、警備員を効果的に配置...
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神戸デジタル・ラボと三井不動産リアルティなど、場所や時間に応じた情報配信を行うIoTシステムの取り組みを開始
KDL、京大、電通大が場所や時間に応じた情報配信を行うIoTシステムの共同研究、 実証実験に向けた取り組みを開始 −三井不動産リアルティ、ポテンシャルユナイテッドらとの連携により駐車場データの活用モデルを目指す− 株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:永吉一郎、以下KDL)、国立大学法人京都大学(大学院情報学研究科 新熊亮一准教授、以下京都大学)、国立大学法人電気通信大学(大学院情報システム学研究科 笠井裕之准教授、以下電気通信大学)は、三者で研究開発を進めているデータ活用技術「マイクロナレッジ技術」を用いて、モバイルソーシャライズシステムフォーラム(※1)会員であ...
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日本ラッドと電通大、ビッグデータ領域でのFPGA活用推進で技術連携
日本ラッド、ビッグデータ領域でのFPGA活用推進で電通大と提携 日本ラッド株式会社(以下日本ラッド、JASDAQ上場、本社:東京都港区、代表取締役会長:大塚隆一)と国立大学法人電気通信大学(以下電通大、東京都調布市、学長:福田喬)は、今後ますます大容量、高速処理が要求されるビッグデータ領域において、FPGA(※1)を活用した高速処理装置の実用化に向けて、技術連携を行っていくことを決定致しました。 日本ラッドでは、今後の主要な事業領域の一つとして、ビッグデータ関連事業を強化してきており、そのなかのひとつとして、従前より、あらゆるものがネットでつながる本格的なIoT時代を迎えるにあたり、リアルタイ...
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電通大など、エネルギーハーベスティングで動作するカード型無線電力センサーを開発
エネルギーハーベスティングで動作するカード型無線電力センサを開発 ―既存の電気機器の電力を見える化― ■概要 電気通信大学(福田喬学長)とREVSONIC株式会社(代表取締役砂子坂宗則)は共同で、既存の電気機器の電力を把握できるクレジットカードサイズ大の電力センサを開発しました。エネルギーハーベスティングで動作し、得られた電力データを無線伝送します。 ■内容 電気通信大学とREVSONIC株式会社は共同で、クレジットカードサイズ大の無線電力センサを開発しました。家庭内のコンセントに簡単に備えつけられ、センサと無線伝送に必要なエネルギーはエネルギーハーベスティング技術で取得します。家庭内にある既存...
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理研と電通大など、X線自由電子レーザー施設を使いX線可飽和吸収の観測に成功
X線可飽和吸収を世界で初めて観測 −SACLAの世界最強X線レーザーが切り拓く新たな世界− <ポイント> ・X線の強度を高めると、物質がどんどん透明に ・世界最高強度のX線レーザーにより初めて実現 ・アト秒X線光学の開拓に向けて大きな飛躍 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と電気通信大学(福田喬学長)は、X線自由電子レーザー(XFEL:X−ray Free Electron Laser)施設「SACLA」[1]を使い、X線可飽和吸収[2]の観測に成功しました。これは、電気通信大学の米田仁紀教授、理研放射光科学総合研究センター(石川哲也センター長)ビームライン研究開発グループの矢橋牧名グループディレクター、高輝度光科学...
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JAXA、「きぼう」のスプライト・雷放電の高速測光撮像センサーから初観測データを取得
スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(JEM−GLIMS)の初観測データ取得について スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(JEM−GLIMS:Global Lightning and sprIte MeasurementS on JEM−EF)は、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに設置されているポート共有実験装置(MCE)に搭載されています。本年7月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられたHTV−3(こうのとり3号機)によってISSに送られ、8月9日に日本実験棟「きぼう」の船外プラットフォームに宇宙飛行士によって取り付けられ、この度、初の観測データを取得しました。 大阪大学・北海道大学・近畿大学・スタンフォード大...
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京大、ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを発見
ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを発見 小野輝男 化学研究所教授、山田啓介 同大学院生(現パリ南大学研究員)は、葛西伸哉 物質材料研究機構主任研究員、仲谷栄伸 電気通信大学教授、佐藤知徳 同大学院生、およびローレンスバークレイ研究所のPeter Fischer博士、Mi−Young Im博士との共同研究で、ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを見出しました。 この成果は、英国科学誌Nature Communications誌に2012年8月1日にオンライン公開されました。 <概要> 直径が数マイクロメートル程度の磁気円盤を作ると、磁化が円盤面...
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JSTなど、シリコン原子の振動を利用して周波数コムの観測に成功
シリコン原子の振動を利用して周波数コムの観測に成功 (光通信を1000倍高速化する基盤技術開発に貢献) 【概要】 国立大学法人筑波大学【学長 山田信博】数理物質系の長谷宗明准教授、国立大学法人電気通信大学【学長 梶谷 誠】大学院情報理工学研究科の桂川眞幸教授、ピッツバーグ大学物理・天文学科のHrvoje Petek教授らのグループは、原子の集団振動(格子振動:フォノン)を操作する技術を開発し、100テラヘルツ(THz=10の12乗(※)Hz)以上の極めて広い周波数帯域を持つ、全く新しい原理に基づく周波数コム(注1)(櫛の歯状に分布したスペクトル)の発生と観測に成功しました。 ...
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ソフトバンクモバイル、複数基地局協調伝送方式向け予備免許を取得および実証実験開始
複数基地局協調伝送方式向け予備免許の取得 および実証実験について ソフトバンクモバイル株式会社は、昨日、隣接する基地局が協調制御して移動局と送受信を行う「複数基地局協調伝送方式」の無線通信システムに関する実験試験局の予備免許を取得しましたのでお知らせいたします。本免許の交付を受け次第、東京都内でフィールド実証試験を開始します。 「複数基地局協調伝送技術」は、隣接する基地局が協調して移動局と送受信を行うことで、干渉を受けやすいセル間の境界における伝送速度(スループット)を向上させる技術です。次世代の移動通信システムの規格である「LTE−Advanced」を実現する技術として...