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国立がん研究センター
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カーディフ損害保険、住宅ローンの保険に「配偶者ガン先進医療保障」を提供開始
住宅ローンの保険に「配偶者ガン先進医療保障」を提供開始 〜業界初、ローン債務者の配偶者のガン先進医療費をカバー。12月5日より広島銀行でお取扱い開始〜 カーディフ損害保険会社(日本における代表者:ピエール・オリビエ・ブラサール)は、住宅ローン向けの新しい保障として、住宅ローン債務者の配偶者がガン先進医療を受けた場合に、自己負担となる技術料をお支払いする「配偶者ガン先進医療の保障」を開発し、12月5日より、広島銀行で住宅ローンを新規でお借り入れのお客さまに提供開始いたします。 配偶者に対するガン先進医療の保障を銀行の住宅ローンに付帯するのは業界初(※1、2)となります。 よ...
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伊藤園、にんじんピューレ配合飲料摂取で便通改善効果と大腸がんリスク低減効果の発揮を確認
にんじんピューレ配合飲料摂取により大腸平均通過時間が短縮 〜便通改善効果および大腸がんリスク低減効果を期待〜 株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、昭和大学臨床薬理研究所の内田直樹教授、岡崎外科消化器肛門クリニックの岡崎啓介院長(◇)らと共同研究を行い、にんじんピューレ配合野菜・果実飲料摂取が大腸平均通過時間を短縮することで、便通改善効果およびこれに付随した大腸がんリスク低減効果を発揮することを、ヒトを対象とした臨床試験で確認しました。この試験結果の詳細を、8月25日(木)から名城大学(愛知県名古屋市)で開催される「日本食品科学工学会 第63回大会」で発表...
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東大など、日本人に多いEGFR変異を持つ肺腺がんの罹りやすさを決める遺伝子領域を発見
日本人に多いEGFR変異を持つ肺腺がんの罹りやすさを決める遺伝子領域発見 免疫を司るHLA遺伝子など6遺伝子領域が関与 本研究成果のポイント ●6つの遺伝子領域の個人差が、EGFR遺伝子変異(*1)陽性の肺腺がんの罹りやすさを決めていることを明らかにした。 ●6つの遺伝子領域の中には、免疫反応の個人差の原因となるHLAクラスII遺伝子領域(*2)が含まれており、免疫反応の個人差がEGFR変異陽性肺腺がんへの罹りやすさを決めている可能性が示唆された。 ●肺腺がんの罹りやすさに遺伝要因(遺伝子の個人差)が関係することが明らかになったことから、今後、EGFR変異陽性肺腺がんに罹りやすい人を予測し、早期発見する...
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オンコリスバイオファーマ、名大大学院医学系研究科とOBP−301に関する共同研究契約を締結
OBP−301に関する名古屋大学大学院医学系研究科との 共同研究契約締結のお知らせ 当社は、本日、名古屋大学大学院医学系研究科の西川博嘉教授(国立がん研究センター 先端医療開発センター免疫TR分野長 併任)の研究グループと、腫瘍溶解ウイルスOBP−301(テロメライシン(R))とチェックポイント阻害剤の併用効果検討に関する共同研究契約を締結することを決定しましたのでお知らせいたします。 近年のがん治療薬開発においては、チェックポイント阻害剤をはじめとする腫瘍免疫活性化機能を有する治療薬の開発が大きな潮流となっています。当社では、これまでの研究で、テロメライシンの腫瘍溶解作用がCTL活性(細胞...
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日本イーライリリー、「サイラムザ」が切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する適応追加の承認を取得
抗悪性腫瘍剤「サイラムザ(R)点滴静注液100mg、同点滴静注液500mg」 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対する適応追加の承認を取得 日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン、以下、日本イーライリリー)は、6月20日、抗悪性腫瘍剤「サイラムザ(R)点滴静注液100mg、同点滴静注液500mg」(一般名 ラムシルマブ[遺伝子組み換え] 以下、「サイラムザ」)について、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する治療薬として適応追加の承認を取得しました。 今回の承認取得は海外、多施設共同、プラセボ対照、二重盲検、無作為化、第III相試験(REVEL試...
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東北大、習慣的多量飲酒が大腸微生物フローラに及ぼす生態生理学的影響を解明
長年にわたって大酒飲みの人の腸内フローラはどうなっているのか? 【概要】 東北大学大学院工学研究科の中山 亨教授(バイオ工学専攻応用生命化学講座)は,久里浜医療センター,東京大学,国立がん研究センター,岡山大学,武庫川女子大学(*)との共同研究により,アルコール依存症患者(アルコール使用障害患者,以下、ア症患者)(※1)と健常者の糞便の微生物フローラ(菌叢(きんそう)構造)(※2)を比較し,習慣的多量飲酒の大腸微生物フローラに及ぼす生態生理学的影響を明らかにすることで,飲酒関連大腸発がんの仕組みの解明に向けて示唆に富んだ結果を得ました。 この共同研究の成果は6月13日付の英...
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国立がん研と理研と島津製作所、ADCのがん組織中の薬物放出・分布を可視化した評価方法を確立
抗体薬物複合体(ADC)のがん組織中の 薬物放出・分布を可視化した画期的な方法を確立 次世代のがん治療薬ADCの精巧な設計を可能に ■本研究成果のポイント ・抗体薬物複合体(Antibody−drug conjugate:ADC)(*1)は、抗体に抗がん剤などの薬を付加したもの。抗体が特定の分子をもつがん細胞に結合する性質を利用して、薬を直接がん細胞まで運び、そこで薬を放出することで、抗腫瘍効果を発揮する。 ・質量顕微鏡を用いて、がん組織中における、ADCからの薬物の放出を直接みることに成功。 ・付加薬物を放射性同位元素で標識(ラベル)することなく、かつがん組織内での薬の放出と分布を観察できる方法の確立は、ADCの薬剤デザ...
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理研・国立がん研・東大など、肝臓がん300例の全ゲノムを解読
肝臓がん300例の全ゲノムを解読 −ゲノム構造異常や非コード領域の変異を多数同定− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センターゲノムシーケンス解析研究チームの中川英刀チームリーダー、藤本明洋副チームリーダー、国立がん研究センター がんゲノミクス研究分野 柴田龍弘分野長、十時泰ユニット長、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターの宮野悟教授、広島大学大学院医歯薬保健学研究院の茶山一彰教授らの共同研究グループ(※)は、日本人300例の肝臓がんの全ゲノムシーケンス解析[1]を実施し、それらのゲノム情報を全て解読しました。この研究は、国際がんゲノムコンソーシアム(ICG...
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富士通と富士通フロンテック、愛知県がんセンター中央病院のベッドサイドシステムを構築
愛知県がんセンター中央病院様のベッドサイドシステムを構築 入院患者が主体的に医療に取り組むためのツールとして運用開始 富士通株式会社(以下、富士通)と富士通フロンテック株式会社(以下、富士通フロンテック)は、このたび、愛知県がんセンター中央病院(所在地:愛知県名古屋市、病院長:丹羽 康正、以下、がんセンター中央病院)様の、入院患者向けベッドサイドシステムを構築しました。がんセンター中央病院様は、2月に本システムの運用を開始します。 本システムは、がんセンター中央病院様の入院患者が、自分の病室で、がんセンター中央病院から貸与されるタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab(フジツウ ...
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東大、非小細胞肺がんに対するがんワクチン療法の多施設共同医師主導治験を開始
非小細胞肺がんに対するがんワクチン療法の多施設共同医師主導治験を開始 〜手術後の肺がんの再発予防に向けた臨床開発を推進〜 1.発表のポイント ◆大学発の新規がん治療用ワクチンの第2相医師主導治験を多施設共同で開始しました。 ◆肺がんに対する新たな治療法の開発を進めます。 2.概要 東京大学医科学研究所附属病院(抗体・ワクチンセンター)、神奈川県立がんセンター(呼吸器外科)、国立がん研究センター東病院(呼吸器外科)の研究グループは、手術においてがんの完全切除がなされ、その後、術後補助化学療法が実施された非小細胞肺がん患者を対象に、大学発のがん治療用ワクチン(注1)の第2相医師...
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カーディフ生命、住宅ローン向け「ガン保障付き連生団信」を提供開始
住宅ローン向けにガン保障付き連生団信を提供開始 〜ご夫婦どちらかがガンと診断された場合に、ローン残高がゼロに〜 カーディフ生命保険会社(正式名称:カーディフ・アシュアランス・ヴィ、日本における代表者:久米保則、所在地:東京都渋谷区)は、住宅ローン保険(団体信用生命保険)の新たな保障として、「ガン保障付き連生団信」を提供開始いたします。 「ガン保障付き連生団信」は、住宅ローンを一緒にお借入れになるご夫婦を対象とし(連帯債務)、ご夫婦どちらかが死亡・高度障害となられた場合、または生まれて初めてガンと診断された場合にローン残高がゼロとなる保障です。ご夫婦おふたりの万一を保障する...
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ヤクルト、「エルプラット」の胃癌術後補助化学療法に対する効能・効果追加の承認取得
抗悪性腫瘍剤「エルプラット」 胃癌における術後補助化学療法に対する効能・効果の追加に係る承認取得について 株式会社ヤクルト本社(代表取締役社長 根岸 孝成)は、白金錯体系抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン−販売名「エルプラット(R)点滴静注液 50mg」、「エルプラット(R)点滴静注液 100mg」、および「エルプラット(R)点滴静注液 200mg」(以下、「エルプラット」)について、胃癌の術後補助化学療法に対する効能・効果の追加に係る製造販売承認事項の一部変更承認を本日取得しましたので、お知らせします。なお、効能・効果は2015年3月に承認された「治癒切除不能な進行・再発の胃癌」と本承認内容を合わ...
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国立がん研究センターとアストラゼネカ、新規抗がん剤の局在解析に関する共同研究契約を締結
国立がん研究センターとアストラゼネカ 質量分析イメージング法による新規抗がん剤の局在解析に関する共同研究契約を締結 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:堀田 知光、以下、国立がん研究センター)とアストラゼネカ(CEO:パスカル・ソリオ、以下、アストラゼネカ)は、新規抗がん剤に関する臨床開発と非臨床研究の推進を目的とする包括共同研究契約をそれぞれ2011年、2012年に締結し、数多くの臨床並びに非臨床共同研究を実施しております。 この度、これらの成果に基づいて新たに、国立がん研究センターが開発中の質量分析イメージング法(Mass Spectrometry Imaging:以下、MSI)を用いて、アストラ...
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資生堂、加齢に伴う真皮の空洞化が顔のたるみに繋がることを発見
資生堂、加齢に伴う真皮の空洞化が顔のたるみに繋がることを発見 皮下脂肪組織の幹細胞に新たな可能性 資生堂は、加齢に伴い肌内部の真皮が空洞化して脂肪に置き換わっていること(図1)、更に真皮が空洞化している人ほど肌の弾力が失われ、外見上も顔が大きくたるんでいることを発見しました。 また併せて、国立がん研究センター研究所 落谷孝広分野長との共同研究により、皮下脂肪組織の間葉系幹細胞(以下、脂肪組織由来幹細胞と略記)が真皮線維芽細胞の働きを高めてコラーゲンを生み出し、真皮のような構造体を厚くすることを見出しました。 今回の発見を踏まえて、当社が空洞化の改善を期待できる原料を探索し...
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京大と宮崎大と東大など、成人T細胞白血病リンパ腫における遺伝子異常を解明
成人T細胞白血病リンパ腫における遺伝子異常の解明 ■概要 成人T細胞白血病・リンパ腫(adult T−cell leukemia lymphoma:ATL)は、日本を主要な流行地域の一つとするヒトT細胞白血病ウイルス1型(human T−cell leukemia virus type−1:HTLV−1)感染によって生じる極めて悪性度の高い血液がんの一つです。乳児期にHTLV−1ウイルスに感染したT細胞に、数十年間にわたってさまざまな遺伝子の変化が生ずることによってATLの発症に至ると考えられていますが、従来こうした遺伝子の変異については多くが不明のままでした。 今回、京都大学大学院医学研究科 腫瘍生物学 小川誠司 教授、宮崎大学医学部 内科学講座消化器血液学分野(...
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ロシュ・ダイアグノスティックス、甲状腺関連検査薬「エクルーシス試薬 Tg II」など発売
高感度な迅速検査で甲状腺がんの診断や術後のモニタリングに貢献 「エクルーシス試薬 Tg II」「エクルーシス試薬 カルシトニン」発売のお知らせ ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、甲状腺関連検査薬「エクルーシス試薬 Tg II」および「エクルーシス試薬 カルシトニン」を9月26日に発売します。 年間約13,000人が新たに罹患(*1)する甲状腺がんのうち、約95%を占める甲状腺分化がん(乳頭がんおよび濾胞がん)では、治療の中心となる甲状腺摘出手術後の経過観察が重要です。サイログロブリン(Tg)は、甲状腺濾胞細胞のみで作られる...
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ヤンセンファーマとアストラゼネカ、前立腺癌治療剤「ザイティガ錠250mg」を発売
前立腺癌治療剤「ザイティガ(R)錠250mg」新発売のお知らせ ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ブルース・グッドウィン、以下、ヤンセン)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下、アストラゼネカ)は、経口前立腺癌治療剤「ザイティガ(R)錠 250mg」(一般名:アビラテロン酢酸エステル)を本日発売しましたので、お知らせいたします。 日本では、前立腺がんは65歳以上の男性に多くみられるがんのひとつであり(※1)、前立腺がんの罹患数は急増しています。2020年には罹患数ががんの中で最多となると予想されており(※2)...
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日本初 がん診断用DNAチップの開発:胃がんの腹腔洗浄細胞診断用キットの開発・体外診断薬薬事申請について 住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、社長:林 茂)は、日本初のがん診断用DNAチップとして、「胃がんの腹腔洗浄細胞診断用キット」を独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ7月4日に体外診断薬の申請をいたしました。 このがん診断用DNAチップは、当社と、独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都)の研究所 バイオマーカー探索支援部門(部門長:佐々木博己)と共同で開発されました。日本をはじめ東アジアに多い胃がん患者を対象に、常時行われている「細胞診*」の際に回...
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バイエル薬品、治癒切除不能な進行・再発結腸・直腸癌適応の「スチバーガ錠」の製造販売承認を取得
治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 バイエル薬品 経口マルチキナーゼ阻害剤「スチバーガ(R)錠」の製造販売承認を取得 ・1日1回の経口投与で、標準治療施行後の進行・再発大腸癌の生存期間を延長 大阪、2013年3月25日―バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:カーステン・ブルン、以下バイエル薬品)は本日、厚生労働省より「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の適応症で、「スチバーガ(R)錠40mg」(一般名:レゴラフェニブ水和物)の製造販売承認を取得しました。 スチバーガ(R)錠は、ドイツ・バイエル ヘルスケア社が開発した1日1回投与の経口マルチキナーゼ阻害剤です。腫瘍血...
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住友生命、国立がん研究センターとがんに関する情報提供について包括的連携協定を締結
〜国立がん研究センターとがん情報の普及啓発に向けた 包括的連携に関する協定を締結〜 住友生命保険相互会社(社長 佐藤 義雄)は、独立行政法人国立がん研究センター(理事長 堀田 知光)とがんに関する情報提供について包括的連携協定を締結しました。国民の死亡原因の第一位であるがんの罹患率や死亡率の低減を目指して、相互に連携、協力し「国民に対する正しいがんに関する情報の提供やがんに対する意識の向上」に取り組んでまいります。 がんは今や国民病であり、2人に1人が何らかのがんにかかる時代となっている身近な疾患ですが、生活習慣を改善することでがんを予防し、定期的にがん検診を受診すること...
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大鵬薬品、新規抗悪性腫瘍剤「TAS−102」の製造販売承認を申請
新規抗悪性腫瘍剤「TAS−102」製造販売承認申請に関するお知らせ 大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、代表取締役社長:小林 将之)は、2013年2月26日、経口ヌクレオシド系抗悪性腫瘍剤「TAS−102」(トリフルリジン(FTD)とチピラシル塩酸塩(TPI)の配合剤)について、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の適応症で、厚生労働省に製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。 今回の承認申請は、日本の20施設で行われた国内第II相臨床試験(10040030試験)の結果に基づき行いました。本試験はフッ化ピリミジン系薬剤、イリノテカンおよびオキサリプラチンを含む2レジメン以上の標...
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富士フイルムなど、レーザー技術応用の内視鏡システム実用化に向けガイドライン作成
富士フイルムと国立がん研究センター レーザー技術を応用した内視鏡システムの実用化に向け 臨床の有効性を評価するガイドラインの作成を開始 酸素飽和度の画像化による機能診断技術の確立を目指す 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博、以下 富士フイルム)と独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田 知光、以下 国立がん研究センター)は、昨年より、レーザー光源搭載の内視鏡システムを使った体内組織の酸素飽和度(*1)の画像化に関する共同研究を進めてきました。このたび共同で、臨床における有効性や安全性を評価するガイドラインの作成を開始しました。この活動は、酸素飽和度の画像化による機能...
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国立がん研究センターと島津製作所、がんの高度先駆的医療技術開発で包括共同研究契約を締結
国立がん研究センターと島津製作所が包括共同研究契約を締結 独立行政法人国立がん研究センター(理事長:嘉山 孝正、東京都中央区、以下 国立がん研究センター)と株式会社島津製作所(社長:中本 晃、京都市中京区、以下 島津製作所)は、双方が有する研究開発能力を活かし、世界をリードするがんの高度先駆的医療技術を開発するための包括共同研究契約を締結しました。 本契約は、国立がん研究センターの有する高度ながん研究技術および臨床経験と、島津製作所の有する次世代医療分野に関する先端技術を融合することによって、がんの超早期診断の実現や創薬プロセス革新のための薬物動態解析、治療に関わる技術開...
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国立がん研究センターとファイザー、臨床試験に関するパートナーシップ契約を締結
国立がん研究センターとファイザー株式会社 臨床試験に関するパートナーシップ契約を締結 独立行政法人国立がん研究センター(理事長:嘉山 孝正、以下 国立がん研究センター)とファイザー株式会社(代表取締役社長:梅田 一郎、以下 ファイザー)は、抗がん剤の治験および製造販売後臨床試験に関わる非独占的包括契約を締結しました。この契約により、両者は日本における治験の質の向上を図り、国際的競争力を高め、革新的な抗がん剤の開発促進を通じて、日本の医療に貢献してまいります。 国立がん研究センターとファイザーは、治験実施を積極的に進め、定期的に両者で治験のパフォーマンスをレビューすることに...
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ナノキャリア、pH応答性エピルビシン結合高分子ミセルに関する共同研究を開始
国立がん研究センターとの共同研究開始のお知らせ この度、当社は独立行政法人国立がん研究センター(東京都築地)とpH応答性エピルビシン結合高分子ミセル(以下NC−6300)に関する共同研究を開始しましたので、お知らせ致します。 研究目的: NC−6300の臨床での有用性を検証するため、ヒトに発生する腫瘍に近い同所移植モデルなどを用い、NC−6300の薬理効果および毒性に関する詳細なデータを取得する。 研究内容: NC−6300は、抗がん剤エピルビシンをpH応答性結合させたミセル化ナノ粒子製剤(*1)である。その粒子径は約50nmで、血液内では薬物がミセル内に留まりEPR効...
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メディネット、東京医科大学とC型肝炎ウイルス由来肝細胞がんの再発予防を目的とした共同臨床研究を開始
C型肝炎ウイルス由来肝細胞がんの再発予防を目的とした共同臨床研究を開始 株式会社メディネット(以下「メディネット」)は、学校法人東京医科大学(東京都新宿区、以下「東京医科大学」)等と共同で、C型肝炎ウイルス由来肝細胞がんに対するラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法(RFA)(*1)とガンマ・デルタT細胞療法(γδT細胞療法)(*2)との併用療法に係る共同臨床研究を開始しましたのでお知らせします。 C型肝炎ウイルスの持続感染者は、日本国内で150万人以上(*3)、全世界で約1億7千万人(*4)いると推定されています。国内において、2008年の肝臓がんによる死亡者数は、約34,0...
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タカラバイオ、白血病に対する遺伝子治療の臨床研究にて第1例目に遺伝子導入細胞を投与
白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において 第1例目に遺伝子導入細胞を投与 タカラバイオ株式会社(社長:仲尾功一)と独立行政法人国立がん研究センター中央病院とが共同で実施している白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において、10月13日に第1例目の被験者に遺伝子導入細胞が投与されました。 本遺伝子治療は、高リスク造血器悪性腫瘍患者にハプロタイプ一致造血幹細胞移植を行ったあと、感染症をはじめとした造血幹細胞移植の合併症を軽減しつつ重篤な移植片対宿主病(GVHD)が発症した時の沈静化の手段として、HSV−TK遺伝子導入ドナーリンパ球を追加輸注(Add−back)するというもので...