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スピン流−熱流変換現象の可視化に成功 ―スピントロニクスを用いた新たな熱制御技術の実現に道― 【発表のポイント】 ●磁気の流れ「スピン流」によって生成される温度変化の可視化を実現 ●通常の熱源とは全く異なり周囲に広がらない、スピン流特有の温度分布を観測 ●スピントロニクスデバイスの局所的な温度変化調整技術への応用が期待 【概要】 東北大学金属材料研究所の内田健一准教授(当時。現 物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究拠点 グループリーダー)、大門俊介氏(大学院博士課程・日本学術振興会特別研究員)、井口亮助教、日置友智氏(大学院修士課程)、東北大学原子分子材料科学...
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東北大、マンガンケイ化物系熱電変換材料で従来比約2倍の出力因子を実現
マンガンケイ化物系熱電変換材料で従来比約2倍の出力因子を実現 ―300〜700℃の未利用熱エネルギー有効利用に期待― NEDOプロジェクトにおいて、東北大学の研究グループは、マンガンケイ化物系熱電変換材料で、発電量を表す指標である出力因子として、従来の約2倍に相当する2.4mW/K2mを実現しました。 今回の成果により、自動車エンジンの排熱や産業分野における工業炉からの排熱等、300〜700℃の未利用熱エネルギーを電力に変換する高出力熱電発電モジュールの実現が期待されます。 *図1は添付の関連資料を参照 1.概要 現在、運輸・産業・民生の分野において、一次エネルギーの半分以上が利用...
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NIMSとパナソニック、「NIMS−パナソニック先端機能材料研究センター」を開設
「NIMS−パナソニック先端機能材料研究センター」を開設 国立研究開発法人物質・材料研究機構(National Institute for Materials Science、本部:茨城県つくば市、理事長:橋本 和仁、以下 NIMS)とパナソニック株式会社(以下 パナソニック)は、2016年11月18日、「NIMS−パナソニック先端機能材料研究センター」(以下、本研究センター)設立に関する覚書に調印しました。 本研究センターでは、世界最高レベルの研究水準を有するNIMSの材料開発力や材料解析技術と、パナソニックの高い製品開発力や機能材料技術を融合させ、次世代をリードする先端機能材料研究の共同研究を行います。具体的には、次世代太陽電池や蓄電...
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銀−リン酸カルシウム複合粒子の合成技術を開発 −レーザー光照射により抗菌性粒子を簡便に合成− ■ポイント ・無機イオンの混合水溶液にレーザー光を照射するだけの簡便・迅速な合成技術 ・多数の抗菌性銀ナノ粒子をリン酸カルシウムサブマイクロメートル粒子に内包 ・医療、環境、分析などさまざまな分野での応用展開に期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子構造設計グループ 中村 真紀 主任研究員、大矢根 綾子 主任研究員らと、北海道大学大学院歯学研究科 宮治 裕史 講師らは、パルスレ...
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村田製作所、高機能ポリマー製品の開発・製造・販売のプライマテックを完全子会社化
村田製作所によるプライマテック社買収について ■要旨 株式会社村田製作所(以下、村田製作所)と株式会社プライマテック(以下、プライマテック)は、村田製作所がプライマテックの全発行済み株式を取得し、2016年11月1日付けでプライマテックを完全子会社化することになりましたのでお知らせいたします。 ■概要 プライマテックは液晶ポリマー電子材料(LCP)等の高機能ポリマー製品を中心とする各種製品を開発・製造・販売しているメーカーです。高性能回路基板、エネルギー分野、ディスプレイ分野などに使用される材料において高い評価を得ており、今後益々、小型・薄型化する電気・電子部品分野での必要性が...
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東工大と東北大など、酸化ハフニウム基強誘電体の基礎特性を解明
酸化ハフニウム基強誘電体の基礎特性を解明 ―超高密度で高速動作する不揮発性メモリー実現に道― 【概要】 東京工業大学元素戦略研究センター(センター長 細野秀雄教授)の清水荘雄特任助教と物質理工学院兼同センターの舟窪浩教授、東北大学金属材料研究所の今野豊彦教授と木口賢紀准教授、物質・材料研究機構 技術開発・共用部門坂田修身ステーション長らの研究グループは、スマホやパソコンのトランジスタ(スイッチ)に使われている酸化ハフニウムを基本組成とした、強誘電体の電源を切った時に貯められる電気の量や、使用可能な温度範囲といった基礎特性を解明した。 結晶方位を制御した単結晶薄膜を電極上に作...
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宇部エクシモ、高純度単分散シリカ微粒子の大粒径タイプの量産化に成功
高純度単分散シリカ微粒子『ハイプレシカ(R)』大粒径タイプの量産化について 宇部エクシモ株式会社(社長:渡邊史信)は、高純度単分散シリカ微粒子(製品名:「ハイプレシカ(R)」)の大粒径タイプ(粒径13μm〜70μm)の量産化に成功した。 「ハイプレシカ(R)」は、ゾル−ゲル法を用いた独自の製法により、0.1μm(1万分の1mm)単位で高度に粒径が制御されたシリカ微粒子で、粒径精度が高く、粒度分布が非常にシャープで、不純物をほとんど含まず、極めて高純度である。さらに高温でも非常に安定しているという特長を持つ。現在、主に液晶ディスプレイ(LCD)パネルのギャップ制御用スペーサーとして、世界中で使用さ...
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矢野経済研究所、車載ディスプレイ世界市場に関する調査結果を発表
車載ディスプレイ世界市場に関する調査を実施(2016年) ■調査要綱 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて車載ディスプレイ世界市場の調査を実施した。 1.調査期間:2016年6月〜8月 2.調査対象:車載用ディスプレイメーカー 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談によるヒアリング、ならびに文献調査併用 <車載ディスプレイとは> 本調査における車載ディスプレイとは、自動車内装に使用される、センターインフォメーションディスプレイ(Center Information Display、以下CID)やクラスター(Instrument Cluster、以下Cluster)、リアシートエンターテイメント(Rear Seat Entertainment、以下RSE)、ヘッドアッ...
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産総研、生体への影響が懸念されるフッ素系ガスにのみ応答する検知技術を開発
生体への影響が懸念されるフッ素系ガスにのみ応答する検知技術を開発 −バタフライ型の有機窒素化合物が、二重結合を持つガス成分を敏感に検知する− <ポイント> ・エッチング用のフッ素系ガス成分にのみ応答する高感度なガス漏洩検知器を開発 ・単結合のみからなるパーフルオロカーボンなど冷媒用のフッ素系液体の蒸気には応答しない検知剤を搭載 ・生体への影響が懸念される他のハロゲン系ガスの漏洩検知への展開も期待 <概要> 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子機能設計グループ 中村 徹 主任研究員...
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日立化成、米国MDアンダーソンがんセンターと血中循環がん細胞に関する戦略的提携で合意
米国MDアンダーソンがんセンターと血中循環がん細胞に関する戦略的提携で 合意 −採血による転移性がんの早期発見や抗がん剤選定など、臨床応用へ期待− 日立化成(本社:東京、執行役社長:丸山 寿、以下、日立化成)とテキサス州立大学MD アンダーソンがんセンター(所在地:米国ヒューストン、学長:John Mendelsohn、以下、MD アンダーソン)は、このたび血中循環がん細胞(Circulating Tumor Cells、以下CTC)を捕捉する高精細フィルター、血液自動処理装置および試薬からなるシステム(以下、本システム)の開発および評価について4年間の戦略的提携(以下、本提携)で合意しました。本提携では、日立化成が資金および本シス...
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ZnOコーティングによる高性能ベアリングの開発に成功 〜摩擦を約3分の2に低減し、災害時用小型ジェットエンジン発電機を実現〜 ■概要 1.国立研究開発法人 物質・材料研究機構、エネルギー・環境材料研究拠点の後藤 真宏 主席研究員、情報統合型物質・材料研究拠点の佐々木 道子NIMSポスドク研究員、構造材料研究拠点の土佐 正弘グループリーダー、ならびに、東北大学 多元物質科学研究所の栗原 和枝 教授、粕谷 素洋 助教らは、NIMSが独自に開発した 1)環境に優しい低摩擦材料である酸化亜鉛(ZnO)について、その低摩擦特性を保持したままベアリングボールにコーティングする技術を開発し、ベアリングの摩擦...
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信州大など、ナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成に成功
高度な脱塩機能を発現するナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成することに成功 〜窒素ドープ(添加)によって分離機能が向上〜 <ポイント> ○新規な膜形成手法(ドライプロセス)によって、従来のDiamond−Like Carbon(DLC)膜より柔らかい炭素ベースの水分離膜を新たに開発し、最大96%という高い脱塩性能を達成。添加する窒素の量を調整することにより、脱塩性、透水性、耐塩素性を最適化できることを見出しました。 ○コンピューターのシミュレーションでもその有効性を確認しており、資源開発など厳しい条件下での水処理膜の実用化が期待できます。 ○本研究成果は、英科学誌Nature系の専門誌「NPG As...
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パナソニック、光拡散性ポリプロピレン樹脂成形材料「FULL BRIGHT PP」を開発
屋外照明や車室照明などのLED照明の長期使用、軽量化や高輝度化に貢献 光拡散性ポリプロピレン樹脂成形材料 「FULL BRIGHT(※1)(フルブライト)PP」を開発 複雑な形状加工が可能で、お客様の設計の自由度を向上 *参考画像は添付の関連資料を参照 パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、LED照明の長期使用、軽量化や高輝度化に貢献する光拡散性ポリプロピレン(以下、PP)樹脂成形材料[1]「FULL BRIGHT(※1)(フルブライト)PP」を開発、2016年4月より量産を開始します。業界初(※2)の射出延伸ブロー成形[2]対応で、これまでの光拡散性PP樹脂成形材料では困難とされていた...
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京大など、薄膜化により多孔性金属錯体に隠されたゲート開閉機構を発見
「小さくなると、閉じたゲートが開閉する」多孔性材料: −薄膜化により多孔性金属錯体に隠されたゲート開閉機構を発見− <概要> 国立大学法人京都大学(山極壽一総長)、公益財団法人高輝度光科学研究センター(以下「JASRI」、土肥義治理事長)、国立研究開発法人物質・材料研究機構(以下「NIMS」橋本和仁理事長)、国立研究開発法人理化学研究所(以下「RIKEN」松本紘理事長)の研究グループは、ナノメートルサイズの薄膜化により分子の吸着機能を発現する多孔性材料を発見しました。これは、京都大学の北川宏教授、大坪主弥助教、坂井田俊大学院生、NIMSの坂田修身高輝度放射光ステーション長、RIKENの高田昌樹グループディ...
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九大など、アルケンのヒドロシリル化用鉄・コバルト触媒の開発に成功
アルケンのヒドロシリル化用鉄・コバルト触媒の開発に成功 〜工業的にシリコーン製造に用いられている白金触媒を汎用金属で代替、資源問題に貢献〜 九州大学 先導物質化学研究所の永島 英夫 教授の研究チームは、工業的なシリコーン製造の鍵反応とされる、アルケンのヒドロシリル化 注1)反応に活性を持つ、貴金属を含まない新触媒 注2)の開発に成功しました。従来用いられている稀少資源で高価な白金触媒を、安価な非貴金属触媒で代替する、「元素代替」を実現した研究成果です。この研究成果を受けて平成28年2月より1年間、九州大学と信越化学工業株式会社は産学共同で本触媒の本格的な実用化検討に入ります...
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高純度三塩化ホウ素の製造拠点増強を決定 −液晶パネルの需要拡大に対応− 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、電子材料製造用特殊ガスのひとつである高純度三塩化ホウ素(BCl3)の生産能力を従来の1.5倍に引き上げることを決定しました。 高純度BCl3は、液晶パネルやシリコン半導体の製造工程において、アルミ配線の微細加工(エッチング)に使用される特殊ガスです。近年、アルミ配線を使用する有機EL(OLED)パネルや低温ポリシリコン(LTPS)液晶パネルへの投資が相次いでおり、今後も安定的な需要が予想されることから、今回、川崎事業所の製造設備の増強を決定し、本年3月に稼働を開始します。 当社の電...
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理研と千葉大など、レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発
コンパクト超高磁場NMRの実現へ −レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発− ■要旨 理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センターNMR施設の柳澤吉紀基礎科学特別研究員、前田秀明施設長と、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社、物質・材料研究機構、株式会社JEOL RESONANCE(日本電子株式会社の連結子会社)、千葉大学の共同研究グループ(※)は、レアアース[1]系高温超伝導ワイヤ[2]を用いた核磁気共鳴(NMR)[3]装置を開発し、タンパク質試料のNMR測定に成功しました。これにより、極めてコンパクトな超高磁場NMR装置の実現が期待できます。 NMRは、磁場を利用して物質の構造...
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台湾の高純度アンモニア製造拠点を増強 −東アジア・ASEANでの販売を強化− 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、電子材料の製造工程で使用される高純度アンモニアの供給能力を拡大し、台湾にある製造子会社の設備を年産能力2,500トンから3,500トンに引き上げました。当社は日本・台湾・中国に高純度アンモニアの製造拠点を有しますが、今回の増強により、3拠点合計での生産能力は7,000トンになりました(*)。 高純度アンモニアは、化合物半導体(LED)や液晶パネルなどの製造工程において窒化膜形成用ガスとして使用される特殊ガスです。当社は台湾において2005年から高純度アンモニアを製造・...
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東大、つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点(TIA−nano)に参加
新たに東京大学がつくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点(TIA−nano)に 参加 つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点(TIA−nano)では、つくばの研究機関と産業界とが一体となってナノテクノロジー領域におけるオープンイノベーションの実践に取り組んでいます。 このたび、TIA−nanoの中核機関である国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)、国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)、国立大学法人 筑波大学(筑波大)、大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)に、新たに国立大学法人 東京大学(東大)が中核機関として参加することになりました。今後はこれら5機...
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サッポロ、限定フレーバー「バカルディ サクラ フィズ ボトル」を来年2月発売
「バカルディ サクラ フィズ ボトル」新発売 〜バカルディRTDボトルから初の限定フレーバーが登場〜 サッポロビール(株)は、世界販売金額No.1(注1)の「バカルディ ラム」を使用したバカルディRTD(注2)ボトルから限定のフレーバー商品「バカルディ サクラ フィズ ボトル」を2016年2月9日(火)より全国で新発売します。 本商品は、発売以来ご好評いただいているバカルディ RTDボトル初の限定フレーバー商品です。桜の英語名であるチェリーブロッサムにちなみ、チェリージュースを使用した伝統的なカクテルのひとつ「ハンプシャー ハウス」(注3)のような華やかで芳醇な味わいに仕上がっています。 ...
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東大など、電気的に制御したグラフェンでバレー流の生成・検出に初めて成功
電気的に制御したグラフェンでバレー流の生成、検出に初めて成功 〜結晶中の電子のバレー自由度を利用した低消費電力エレクトロニクスの実現へ〜 <ポイント> ○電気的に制御できる二層グラフェンにおいて、電流からバレー流へ変換、伝送し、再度電流へ変換して、それに伴う電圧を初めて検出しました。 ○電流からバレー流への変換効率を広範囲に渡って電気的に制御できることを示した成果であり、変換効率のさらなる向上が期待できます。 ○バレー流は電荷の流れを伴わないため、エネルギー消費を伴わない情報媒体になると期待されており、本成果はそのような低消費電力エレクトロニクスの開発に貢献します。 電子...
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信州大など、汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスを発見
汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスの発見 〜脱石油由来の水処理用部材に適用へ 発表者;木村睦・教授(SRL)、任思暁/Sixiao Ren(信州大学大学院理工学研究科修士課程1年)、遠藤守信・特別特任教授(RL) 1.発表のポイント ◇セルロースを石油や酸やアルカリを用いる化学処理を必要としない方法で加工し、高強度なセルロース材料として自由に様々な形態に成形できることを発見しました。 ◇加工したセルロース材料から、水と不純物を分離する中空糸膜の成形にも成功。石油由来の材料を使わず、ヒトや自然にやさしい水処理用部材の開発への応用が期待できます。 ◇本研究成果は、Nature社の電子版科学...
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北大とトヨタなど、自動車排ガス浄化用触媒材料を放射線損傷なくナノレベル観察することに成功
SACLA 産学連携プログラムで,自動車排ガス浄化用触媒材料を 放射線損傷なくナノレベル観察することに成功 −X線自由電子レーザーを利用した世界初の産学連携研究論文を発表− ■概要: 北海道大学,トヨタ自動車株式会社,高輝度光科学研究センター(JASRI),理化学研究所(理研)は,X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」(*1)を用いた世界初の産学連携研究の成果として,自動車排ガス浄化用触媒材料を,放射線損傷なくナノレベルで観察することに成功しました。これは,北海道大学電子科学研究所の吉田力矢助教,西野吉則教授,トヨタ自動車株式会社材料技術開発部の山重寿夫主任,理化学研究所放射光科学総合研究セ...
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膨張黒鉛(EG)による随伴水一次処理法の開発 〜環境影響が少ない資源掘削に前進〜 発表者;遠藤守信 特別特任教授/信大 COI リサーチリーダー(RL)、竹内健司 准教授、阿久沢昇 研究員、他 1.発表のポイント ◇石油や天然ガスの採掘時に伴って産出される随伴水(1)の処理は、環境保全の観点から世界的に大きな関心が持たれています。本研究では、天然黒鉛から得られる膨張黒鉛(EG:exfoliated graphite)によってモデル随伴水(エンジンオイルと蒸留水から作ったモデル水)から油分を選択的に吸収し、残留油分を当初の100ppmから0.1ppmレベルまで低減できることを見いだしました。 ◇本研究成果は、随伴水処理の...
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ファミリーマートと帝人フロンティア、高機能素材を使用したヘルスケア商品を共同開発
ファミリーマートと帝人フロンティアの業務提携について 高機能素材を使用したヘルスケア商品を共同で開発 株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:中山 勇)と、帝人株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長執行役員CEO:鈴木 純)のグループ会社である、帝人フロンティア株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:日光 信二)は、ヘルスケア商品の共同開発などを柱とした業務提携について合意しました。 ■帝人グループの高機能素材を活かした商品を全国のファミリーマートで展開 ファミリーマートは、健康で安心な毎日の生活を支援するライフソリューションストアを目指し、ド...
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原子1個の厚みの二酸化チタンシートの作製に成功 −グラフェン類似の極薄新材料の誕生− 【概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の大澤健男助教(現 国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)主任研究員)と一杉太郎准教授の研究グループは、同機構の幾原雄一教授、王中長准教授らのグループと共同研究を行い、「原子1個の厚み」の二酸化チタン(TiO2)シートの作製に成功しました。 近年、グラフェン(*1)をはじめとした原子1個の厚みをもつ原子シート(*2)に注目が集まっています。2010年のノーベル物理学賞の対象となったグラフェンは、原子シートの中の電子が非常に高い速度で移動す...
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東北大と広島大、隕石衝突でDNA構成分子が生成することを解明
隕石衝突でDNA構成分子が生成 〜生命誕生前の核酸塩基の新たな生成過程〜 【概要】 東北大学理学研究科 古川善博助教らは、物質・材料研究機構 小林敬道主幹研究員、広島大学大学院理学研究科 関根利守教授と共同で、生命誕生前の地球の海洋に隕石が衝突する(図1)際に起こる反応を模擬した実験を行い、無機物からDNAおよびRNA(注1)の構成物質である核酸塩基(注2)(シトシンおよびウラシル)や、タンパク質の構成物質である種々のアミノ酸が生成することを明らかにしました。 ※図1は添付の関連資料を参照 核酸塩基はDNAとRNAの両方で合計5種類しかなく、遺伝情報を伝える重要な文字として働いています。また...
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コニカミノルタ、高速化など実現した産業用インクジェットヘッド3種を来春より量産化
更なる高解像度化・高速化と 幅広いインクへの対応を実現した新インクジェットヘッドを来春より量産化 コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、コニカミノルタ独自開発の『MEMS技術』を採用した産業用インクジェットヘッドを新たに3種類開発いたしました。来春より量産化の予定です。 コニカミノルタは、従来品以上の高解像度・高精度・高速射出特性と、コニカミノルタ独自のMEMS技術により実現した幅広いインク対応性とコンパクト化を兼ね備えたインクジェットヘッドを新たに投入し、高性能ヘッドに対する市場ニーズに応え、さらなるプリンター市場の拡大と新たな産...
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三菱ガス化学と近畿大、「近畿大学 MGC 共同研究センター」を設置
近畿大学との共同研究センターを設置 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:倉井敏磨)と学校法人近畿大学(所在地:大阪府東大阪市、学長:塩崎均)は、2014年10月に「近畿大学 MGC 共同研究センター」を近畿大学分子工学研究所に設置しました。両者は同センターの設置等に関する一連の協定書、および共同研究契約書を締結し、新規高分子材料の基礎研究を既に開始しています。 当社は、高分子材料の製造技術を研究開発の重点領域の1つとして掲げ、特徴ある製品を展開してきました。この度の産学連携の取り組みは、中期経営計画「MGC Advance2017」で掲げた「新規事業の創出と育成」の一環とし...
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花王、中国上海市で化学製品の新工場が竣工 −中国国内で需要が伸長している分野を強化、環境対応の高付加価値製品も生産− 花王株式会社(社長・澤田道隆)は、本日、中国の金山区精細化工園区(上海市金山区)で建設を進めていた、花王(上海)化工有限公司(董事長・中嶋光敏)の化学品工場の竣工式を同工場内で行ないました。このたびの新工場の完成により、花王グループの中国における化学品の生産拠点は、上海花王化学(上海市閔行(ミンハン)区・1997年5月竣工)、葫芦島錦星鋳造有限公司(遼寧(リョウネイ)省葫芦島(フルダオ)市・2012年12月竣工)とあわせて3カ所となります。新工場の初期投資額...
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大日本印刷、ナノインプリント技術を活用した市場創出型超微細加工の新ビジネスを開始
ナノインプリント技術を活用した市場創出型超微細加工の新ビジネスを開始 ナノメートル単位の超微細加工品の金型製作から試作品の作製・量産までを提供 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、ナノインプリント技術を活用して、超微細加工品関連の用途開発・商品企画から、金型製作、試作品作製、量産まで、市場の創出にもつなげていく新ビジネスを4月に開始します。 ナノインプリントとは、基材上の樹脂などに金型を圧着して、nm(ナノメートル:10のマイナス9乗メートル)からμm(マイクロメートル:10のマイナス6乗メートル)単位のパターンを安定的かつ安価...
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TDK、ハロゲンフリー対応の一般用FGシリーズと車載用FAシリーズを開発
積層型リード付コンデンサ ハロゲンフリー対応の一般用FGシリーズと車載用FAシリーズの開発 ・ハロゲンフリー対応 ・幅広い定格電圧範囲(6.3〜630V)と静電容量範囲(1pF〜100μF) ・車載用はAEC−Q200準拠、150℃保証 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、ハロゲンフリー(※)対応の積層型リード付コンデンサの一般用FGシリーズと車載用FAシリーズを開発し、2015年4月より量産開始することを発表します。 当社では、環境負荷が少なく、ライフサイクルに配慮した製品の開発を進めています。このたび、積層型リード付きコンデンサの外装樹脂部に難燃化剤として含まれていたハロゲンを使わない製品を開発...
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チタン酸ストロンチウム基板の表面電子状態を解明 −酸化物エレクトロニクスの高性能化に一歩前進− 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の濱田幾太郎助教(現独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)MANA研究者)と一杉太郎准教授の研究グループは、清水亮太日本学術振興会特別研究員らと共同で、超高分解能顕微鏡観察と第一原理計算の併用により、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)単結晶表面の表面電子状態の解明に初めて成功し、電子密度の空間分布がエネルギーに依存して変化していることを明らかにしました。 チタン酸ストロンチウムを始めとした金属酸化物は、微細加工の限界に達しつつあるシリコンに代わるエ...
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TDK、車載対応で温度補償用NP0特性CGAシリーズの積層セラミックコンデンサーのラインアップを充実
積層セラミックコンデンサ 車載対応 温度補償用NP0 特性(150℃保証)シリーズのラインアップの充実 ・業界最高の定格電圧範囲(50〜630V)と静電容量範囲(100pF〜220nF)を実現 ・過酷な温度環境にも耐えられる150℃保証 ・AEC−Q200 準拠 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、車載対応で温度補償用NP0特性(150℃保証)CGAシリーズの積層セラミックコンデンサのラインアップを充実させ、業界最高の定格電圧範囲(50〜630V)と静電容量範囲(100pF〜220nF)を実現したことを発表します。 近年、自動車に使用される電子部品の市場ニーズは、電気自動車やハイブリッド自動車の普及...
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三菱マテリアルなど、MEMSデバイス向けPZT圧電膜の量産技術を共同開発
三菱マテリアルとSCREENセミコンダクターソリューションズ MEMS業界初のPZT圧電膜量産技術を共同で開発 〜従来比2倍以上の生産性を実現〜 三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏)の電子材料事業カンパニー(以下、三菱マテリアル)と、株式会社SCREENホールディングスのグループ会社である株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ(代表取締役社長:須原 忠浩、以下、SCREENセミコンダクターソリューションズ)は、微小電気機械システム(MEMS(※1))デバイスに使われるPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)圧電膜(※2)について、このたびMEMS業界初となる量産技術を共同で開発しましたので、お知らせいたします。 1....
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自動車用の小型コネクターの評価装置を開発 −電気接点で電気が流れるメカニズムを解明− <ポイント> ・電子顕微鏡中でコネクターの接触を観察しながら、接触荷重と電気抵抗を同時に計測 ・酸化スズ膜の割れ目にスズが入り込んで良好な電気接点が作られることを確認 ・自動車ワイヤーハーネス用コネクターの小型・軽量化の新製品開発につながると期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門( https://unit.aist.go.jp/nri/index_j.html )【研究部門長 山口 智彦】ナノ光電子応用研究グループ 清水 哲夫 主任研究員は、矢崎総業株式会社【代表取締...
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東大、1ナノメートルの人工分子マシン1個を「見て・触る」ことに成功
1ナノメートルの人工分子マシン1個を「見て、触る」ことに成功: 光学顕微鏡による1分子モーションキャプチャ ●発表のポイント: (1)生体内でエネルギー変換を行う分子の振る舞いを可視化する「ビーズプローブ光学顕微鏡1分子運動計測法」を用いて、1ナノメートルの人工分子マシン1個の回転運動を「見て、触る」ことに初めて成功した。 (2)本手法の適用範囲はこれまで大きさ10ナノメートルのものに限られていたが、人工分子マシンに200ナノメートルのビーズを結合させることにより、その適用範囲を広げた。 (3)人工分子マシン1個の典型的な大きさである1ナノメートルの範囲を「見て、触って」性...
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竹中工務店など、疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発
世界最高峰の疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発 「JPタワー名古屋」に初適用 ―長周期・長時間地震動対策に極めて有効― 株式会社竹中工務店(社長:宮下正裕)は、独立行政法人物質・材料研究機構(以下NIMS、理事長:潮田資勝)、淡路マテリア株式会社(社長:三尾堯彦)と共同で、制振ダンパーの素材として現在一般的に使われている鋼材(低降伏点鋼(※1))の疲労耐久性を約10倍に高めた新合金(特許出願済)を用いた制振ダンパーを開発しました。 本制振ダンパーは、長周期・長時間地震動などにより繰返し変形を受けても安定した性能を維持し、建物の耐震性能余裕度の向上に大きく寄与し...
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産総研など、太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合など研究成果を発表
太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合 −有機太陽電池材料のナノ構造を解明− <研究成果のポイント> ・バルクヘテロジャンクション型有機太陽電池に用いる材料の状態を、軟X線顕微鏡で調べ、ナノ分子領域内で分子が混合していることを発見しました。 ・分子混合が、有機太陽電池のエネルギー変換効率向上のカギであることを、初めて実験により示しました。 ・この発見により、より高いエネルギー変換効率の有機太陽電池の実現が期待されます。 <概要> 国立大学法人筑波大学 数理物質系 守友浩教授、櫻井岳暁准教授、独立行政法人物質・材料研究機構 太陽光発電材料ユニット 安田剛主任研究員、大学...
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TDK、パワーフィルムコンデンサー「MKKシリーズ」に小型サイズを追加
パワーフィルムコンデンサ 小型サイズのMKK DCi−Rタイプをラインアップ追加 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、EPCOSブランドのパワーフィルムコンデンサ「MKKシリーズ」に新たに小型サイズの「MKK DCi−R」タイプ(品名:B25640(*))を追加し、ラインアップをさらに拡充したことを発表します。 新たな「MKK DCi−R」タイプは、従来のガス封入式の「MKK DC」タイプや油封入式の「MKK DC−I」タイプをベースに、新たな充填剤として樹脂を採用。静電容量が最大10000μF超、定格電圧が最大4000V DCで、エネルギー密度はガス封入式よりも約10%高くなっています。 さらに、扁平巻回形内部素子の採用により、体...
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TDK、高耐熱・高信頼性の小型車載LAN用コモンモードフィルターを量産開始
EMC対策部品 業界最小サイズの車載LAN用コモンモードフィルタACT1210 シリーズの開発と量産化 ・ 業界最小サイズと高耐熱性を実現 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、車載LAN規格のCANBUS、FlexRay向けに、業界最小サイズの高耐熱性、高信頼性を実現したACT1210(L:3.2×W:2.5×H:2.4mm)シリーズを開発し、2013年12月より量産を開始することを発表します。 従来の製品サイズ(L:4.5×W:3.2×H:2.8mm)に対して、ACT1210シリーズはL:3.2×W:2.5×H:2.4mmと実装面積で約45%、体積比で約50%ほど小型になり省スペース化に貢献します。 なお、ACT1210シリーズは、使用温度...
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TDK、車載Ethernet規格向け「ACT45Lシリーズ」の量産を開始
EMC対策部品 業界最小サイズの車載Ethernet 規格対応小型コモンモードフィルタ の開発と量産化 ・業界最高水準のモード変換特性Scd21の高特性を実現 TDK 株式会社(社長:上釜 健宏)は、車載Ethernet規格向けに、業界最高水準のモード変換特性Scd21の高特性を実現し、かつ業界最小(※)サイズのACT45Lシリーズ(L:4.5×W:3.2×H:2.8mm)を開発し、2013年11月より量産を開始したことを発表します。 従来のCAN−BUSやFlexRay規格に対し、新しい分野の車載Ethernetは、モード変換特性Scd21の高水準特性が要求されています。モード変換特性Scd21が高水準ということは、ディファレンシャル信号がコモンモードに...
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パナソニック、シンガポールに「電子材料・南アジアR&Dセンター」を設置
シンガポールに「電子材料・南アジアR&Dセンター」を設置 現地密着型でのパワーデバイス用封止材の開発により顧客サポート力を強化 パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、パワーデバイス用封止材事業における海外での開発活動強化を目的に、パナソニック デバイスマテリアル シンガポール株式会社(以下PIDMSG)傘下に2013年10月1日付けで「電子材料・南アジアR&Dセンター(英文名称:Electronic Materials South Asia R&D Center)」を新たに設置します。 当社は材料からデバイス、システムに至る「コア技術」を保有し、幅広い事業領域を活かしたB2Bソリューション提案ができる強...
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北陸先端大、魚類の保護色細胞からヒントを得た生体ディスプレーを開発
魚類の保護色細胞からヒントを得た生体ディスプレイを開発 −ナノテクノロジーの分子システム構築技術の強力なツールへ期待− 〔ポイント〕 >タンパク質で駆動する光学デバイス(ディスプレイ)が作成可能な事を世界ではじめて実証 >鋳型の基板に構成成分(タンパク質分子)を順次加えるだけで分子デバイスを構築 >タンパク質の応用利用の新展開 >ナノテクノロジーの分子システム構築の新しいツールとして期待 北陸先端科学技術大学院大学(学長 片山 卓也、石川県能美市)マテリアルサイエンス研究科の平塚 祐一(ひらつか ゆういち)准教授と青山 晋(あおやま すすむ)日本学術振興会特別研究員らは...
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TDK、耐環境性に配慮したLED駆動用途AC−DCユニット型電源を開発
電源製品 耐環境性に配慮したLED駆動用途AC−DCユニット型電源 『ELC/ELVシリーズ』開発 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、TDK−LambdaブランドのIP66適合の防塵防滴AC−DCユニット型電源『ELC/ELVシリーズ』を開発したことを発表します。12Wから90Wまでの定電流タイプと定電圧タイプの6モデル10機種をラインアップし、お客様の幅広いニーズにお応えします。TDKラムダ株式会社(社長:広田 嘉章)が、9月24日より出荷を開始します。 『ELC/ELVシリーズ(12,60(50),90W)』は、お客様のニーズや用途に合わせ、定電流制御タイプの「ELCシリーズ」と定電圧制御タイプの「ELVシリーズ」を同一形状で開発、アプリ...
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NIMSと東北大、約半世紀前に理論的に可能と予想された強誘電構造相転移を金属物質中に発見
約半世紀前に理論的に可能と予想された強誘電構造相転移を金属物質中に発見 <概要> 1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝、以下NIMS)超伝導物性ユニット強相関物質探索グループの山浦 一成主幹研究員(研究全般担当)は、オックスフォード大学物理教室のアンドリュー・ブースロイド教授(中性子線回折実験担当)と東北大学多元物質科学研究所の津田健治准教授(収束電子回折実験担当)と共同で、約半世紀前に理論的に可能と予想された構造相転移(1)を実験的に確認することに成功した。 2.強誘電性とは、結晶中の微小な電気双極子(大きさが等しく、微小な距離だけ離れた正負一対の電荷)が構...
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TDK、体積と実装面積を約50%小型化したトランスポンダコイルを開発・量産化
インダクタ:小型サイズのトランスポンダコイルの開発と量産化 ・L:7.85×W:2.70×H:2.70(mm)サイズ実現。 ・従来比で体積および実装面積を50%に小型化。 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、小型サイズの外形寸法L:7.85×W:2.70×H:2.70(mm)のトランスポンダコイルを開発したことを発表します。 従来品の外形寸法L:11.80×W:3.40×H:2.75(mm)の小型化を図り、体積および実装面積を約50%小型化しました。自動車のタイヤ空気圧監視システム(TPMS)用のアンテナコイルとして、2013年8月から量産を開始します。 本製品は、当社独自の構造設計と材料技術で培ったフ...
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TDK、単機能で小型高効率なAC−DCユニット型電源「RWS−Bシリーズ」を開発
電源製品 シンプルファンクションモデル 小型AC−DC ユニット型電源 「RWS−B」開発 TDK 株式会社(社長:上釜 健宏)は、TDK−Lambdaブランドの単機能で小型高効率なAC−DCユニット型電源「RWS−Bシリーズ」を開発したことを発表します。100Wから600Wまでの4モデルをラインアップし、お客様の幅広いニーズにお応えします。TDKラムダ株式会社(社長:広田 嘉章)が、9月17日より受注を開始します。 『RWS−Bシリーズ(100,150,300,600W)』は、お客様のニーズや用途に合わせ、基本性能を維持し付加機能の最適化を行った、従来製品と異なるコンセプトを持つ、シンプルファンクション(単機能)タイプの...
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東北大など、強度と導電性を兼ね備えた生体適合性材料の作製に成功
強度と導電性を兼ね備えた生体適合性材料の作製に成功 −効率的に収縮弛緩する筋繊維の培養が可能となり、再生医療の進展に道− 【研究概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のラモン・アスコン助教、アハディアン助手、カデムホッセイニ主任研究者、末永主任研究者らのグループは、東北大学大学院工学研究科、大学院環境科学研究科、物質・材料研究機構、ハーバード大学などと共同で、生体組織工学に必要不可欠な生体適合性材料の強度と導電性の大幅な改良に成功しました。親水性ゲルとカーボンナノチューブのハイブリッド材料を使用し、カーボンナノチューブを一方向に並べることで実現しました(図1)。...
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TDK、LAN用小型SMDパルストランス「ALT3232Mシリーズ」を量産開始
トランス LAN用小型SMDパルストランスの開発と量産化 ・業界最小サイズ3.2×3.2×2.8(mm)。従来製品対比で体積および実装面積が30%小型化 ・自動巻線工法による品質安定化 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、LAN用インターフェースに使用される小型のパルストランスALT3232Mシリーズを開発したことを発表します。2013年7月から量産を開始します。 従来製品の外形寸法W:4.5×L:3.2×H:2.8(mm)の小型化を図り、W:3.2×L:3.2×H:2.8mmへと体積および実装面積を約30%小型化しました。イーサネットの伝送スピードが100Mbpsから1,000Mbpsへと伝送量が増えており、パルスト...
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タカラバイオ、台湾サントワードテック社にキノコ栽培技術を供与
キノコ栽培技術を台湾企業へ供与 タカラバイオ株式会社は、台湾企業であるサントワードテック社(中国語名:山汰科技企業有限公司、英名:Sun Toward Tech Enterprise Co., Ltd)と、当社が保有するキノコ菌株の使用許諾及び、キノコの生産技術供与に関する契約を、6月13日に締結いたしました。本契約により、サントワードテック社は、当社が供与するキノコ菌株について、台湾での製造が可能となるとともに、台湾、中国及び東南アジア諸国に於いて販売することができます。 当社は長年、キノコの大量生産に関する研究に取り組んでおり、昭和45年に世界で初めてブナシメジの大量生産技術の開発に成功し、複数の企業お...
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NIMSとJST、原料ガスを高効率でダイヤモンドに変換する新合成技術を開発
原料ガスを高効率でダイヤモンドに変換する新合成技術 −ダイヤモンドバルク結晶の炭素同位体比で世界最高− 1.独立行政法人 物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)光・電子材料ユニット(ユニット長:大橋 直樹)の寺地 徳之 主任研究員らの研究グループは、化学気相合成法(CVD)(注1)でダイヤモンドを生成する際の原料利用率を大幅に向上する新合成技術を開発しました。また、この新技術を、質量数12の炭素(12C)(※1)で同位体濃縮(注2)したダイヤモンド結晶の合成に適用し、世界最高の12C同位体比を持つダイヤモンドバルク単結晶の合成に成功しました。 2.高純度ダイヤモンドをCVD法で合成する場合...
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磁気の波を用いた熱エネルギー移動に成功 −次世代電子情報・マイクロ波デバイスの省エネルギー技術開発に道− 【発表のポイント】 ・磁気の波(スピン波)を用いて熱エネルギーを望みの方向に移動させる基本原理を実証 ・新しい熱エネルギー輸送法として、次世代電子情報・マイクロ波デバイスの省エネルギー技術への応用に期待 東北大学金属材料研究所の安東秀助教、東北大学原子分子材料科学高等研究機構の齊藤英治教授(東北大学金属材料研究所教授、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター客員グループリーダー、兼任)、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センターの前川禎通センター長、東邦大学理学部の...
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浜松医科大、東北大などと共同で生きた状態での生物の高解像度電子顕微鏡観察に成功
生きた状態での生物の高解像度電子顕微鏡観察に成功 ―高真空中でも気体と液体の放出を防ぐ「ナノスーツ」を発明― <ポイント> ■生物は多様な環境に対応するために細胞外物質(機能性膜)で覆われている。 ■細胞外物質やそれを模倣した薄い液膜に電子線などを照射することで、高真空中でも蒸発を防ぐ、より強力な「ナノ重合膜(ナノスーツ)」を発明。 ■生きた状態のままで、電子顕微鏡による微細構造観察が実現可能になった。 JST課題達成型基礎研究の一環として、浜松医科大学の針山 孝彦 教授は、東北大学 原子分子材料科学高等研究機構の下村 政嗣 教授らと共同で、高真空下でも生命を保護できる生体適...
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TDK、高信頼性車載対応向けリードフレーム付き積層セラミックコンデンサーを開発
リードフレーム付き積層セラミックコンデンサ 高信頼性車載対応New メガキャップの製品開発 ・高信頼性車載対応向けリードフレーム付き積層セラミックコンデンサのシリーズ化 *製品画像は添付の関連資料を参照 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、車載や基地局等の高信頼性を要求される用途向けにリードフレーム付き積層セラミックコンデンサである高信頼性車載対応Newメガキャップを開発し、2013年7月より量産を開始することを発表します。 近年、自動車分野では電子制御化が急速に進み、電子ユニットの搭載率が増加しております。 特にエンジンルーム周辺など過酷な温度環境に搭載されるECUも急増しており、そ...
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JSTなど4団体、ダイヤモンド半導体を利用した高耐圧の真空パワースイッチを開発
真空を利用したパワースイッチを開発 ― ダイヤモンド半導体を使うことにより世界で初めて成功 ― <ポイント> ・優れた絶縁性と高効率な電流制御が可能な真空を絶縁体に利用 ・ダイヤモンド固有の原理を電子放出源として応用 ・スマートグリッドなどに大きく貢献する超高耐圧小型電力変換装置の開発に期待 JST課題達成型基礎研究の一環として、産業技術総合研究所の竹内 大輔 主任研究員と物質・材料研究機構の小泉 聡 主幹研究員らのグループは、ダイヤモンド半導体(注1)の特長を利用することにより、真空を用いた高耐圧パワースイッチ(注2)を作製し、動作実証に世界で初めて成功しました。 電力系...
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韓国有機EL材料製造工場の生産開始について 当社(本社:東京都千代田区、社長:中野 和久)の100%出資子会社である出光電子材料韓国株式会社(本社:韓国京畿道坡州市、社長:坂元 秀治)は、ソウル近郊の坡州市で建設工事を行っておりました有機EL材料の製造工場を完工し、このたび生産を開始いたします。 〔出光電子材料韓国株式会社 韓国工場〕 *画像は添付の関連資料「添付画像」を参照 近年、ディスプレイや照明用など有機EL関連の製品化が進み、有機EL関連の市場は急速に拡大しております。当社は、製造能力の増強、拠点の複数化など、供給体制の強化を目的として、昨年、韓国に出光電子材料韓国株...
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高機能ファイバー市場に関する調査結果 2012 〜ナノ/バイオがもたらす繊維産業の新たな胎動〜 【調査要綱】 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて高機能ファイバー市場の調査を実施した。 1.調査期間:2012年6月〜10月 2.調査対象:国内の繊維関連企業、大学および研究機関 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用 <高機能ファイバー(繊維)とは> 本調査における高機能ファイバーとは、パラ系・メタ系アラミド繊維や超高分子量ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、PBO繊維、PPS繊維、ポリイミド繊維、フッ素繊維などの従来の...
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神戸製鋼、ドイツ企業に端子コネクタ用銅合金製造販売に関するライセンスを供与
端子コネクタ用銅合金のライセンス供与について 当社はドイツ国大手伸銅メーカーであるウィーランド社に、端子コネクタ用銅合金「CAC(R)5」製造販売に関するライセンスを供与することを決定し、このほど同社とライセンス供与契約を締結しました。ウィーランド社へは2009年4月に「SuperKFC(R)シリーズ」をライセンス供与していますが、それに続くものとなります。 また、「CAC(R)5」は、既に2008年3月に(米)ルービス・バッファロー社(旧ルバータ社)へライセンス供与を行っており、今回の(独)ウィーランド社へのライセンス供与により、アジア、米国、欧州の3拠点、つまり全世界...
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TDK、優れたオーディオ音質の超小型トップポートMEMSマイクロフォンを発売
音響部品 世界最小クラス、トップポートMEMSマイクロフォン ・フラットな周波数応答を備えた、優れたオーディオ音質を実現 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、EPCOS製C920およびC923 MEMSマイクロフォンの新製品を発売します。フットプリントは、わずか2.75 x 1.85mmで、低背化(0.9mm)を実現した世界最小クラス*のトップポート・マイクロフォンです。低背化を実現した設計により、マイクロフォン内の空気量が少量となるため、10kHz帯域での残響が発生することはありません。これによりフラットな周波数応答を備えた、優れたオーディオ音質を実現しています。 さら...
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NIMSと理化学研究所、ディスプレイの制御に必要な金属酸化膜トランジスタを開発
ディスプレイの制御に必要な金属酸化膜トランジスタの開発に成功 〜スマートフォンの電池持続向上やテレビの高精細化を可能にする次世代デバイス〜 NIMS 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の塚越 一仁 主任研究者らは、独立行政法人理化学研究所ナノサイエンス研究施設と共同で、従来にない原子材料構成による金属酸化膜トランジスタの開発に成功しました。 <概要> 1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(拠点長:青野 正和)の塚越 一仁 主任研究者、生田目 俊秀 統括マネジャーらは、独立行政法人理化学研究所ナノサイエンス研究施設 柳沢...
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ガラスの相変態メカニズムを解明 〜新たなナノ誘電材料の開発に向けて〜 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の高橋儀宏助教、藤原 巧教授らは、(独)物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の長田 実博士との共同研究により、ガラス中に5nm以下の極めて微小な反強誘電性NaNbO3ナノ結晶の形成を確認し、そのメカニズム解明に成功しました。この研究は、ガラスをはじめとするランダム構造物質の理解および新奇な非鉛系誘電材料の開発へ有用な情報を与えることが期待されます。 本研究成果は、英国ネイチャー系オンライン科学誌「Scientific Reports」に掲載予定です。 ...
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グラフェンの新しい伝導制御技術を開発 −ヘリウムイオン照射で室温動作スイッチングトランジスタを実現− 【ポイント】 ・グラフェンに低密度の人工結晶欠陥を導入し電気伝導の変調を実現 ・欠陥導入されたグラフェントランジスタで初めて室温での電流のオン・オフ動作に成功 ・将来の超低電圧動作CMOSのチャネル材料として期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門【研究部門長 金丸 正剛】連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンター【連携研究体長 横山 直樹】(以下「GNC」という)中払 周 特定集中研...
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JST、疾病や感染バイオマーカーの検出感度を100万倍向上する方法を開発
疾病や感染のバイオマーカーの検出感度を100万倍向上 <ポイント> ・疾病や感染の超早期診断や低負担検査には、従来のELISA法の高感度化が必要 ・超微小水滴中で反応させる「1分子デジタルELISA法」で検出感度が従来法の100万倍向上 ・高感度で、手のひらサイズのポータブル診断デバイスの開発に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻の野地 博行 教授らは、疾病・感染バイオマーカーの検出感度を従来法の100万倍向上する方法を開発しました。 がんや神経疾病などの現代病やウイルス、細菌の感染に対する超早期診断や低負担検査を実現するた...
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TDK、高周波インダクタMLG0402Qシリーズのインダクタンス拡大品を開発し量産開始
インダクタ 高周波インダクタMLG0402Qシリーズのインダクタンス拡大品の開発、量産化 ・0402サイズで業界最大インダクタンス33nHを実現 *製品画像は添付の関連資料を参照 TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、既存製品のMLG0402Qシリーズに業界最大(※)のインダクタンスとなる33nHを含むラインアップ拡大品を開発し、2012年8月から量産を開始します。 本製品は、コイルパターン形状の最適化設計、およびTDKが得意とする素材技術、プロセス技術の向上により、従来以上の薄層・多層積層化を実現し、インダクタンス拡大を可能にしました。 その結果、従来15nHまでであ...
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JSTと東北大、バイオテンプレート極限加工で高密度の量子ドットを作成し発光に成功
バイオテンプレート極限加工により損傷がなく10倍高密度の量子ドットを作製して、発光に成功 −高速通信用量子ドットレーザーの実現に前進− <ポイント> >従来の自己組織的な結晶成長では量子ドットサイズや密度の制御が困難。 >画期的な加工技術を開発して、高密度で配置・サイズ制御された無欠陥量子ドットを実現。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東北大学 流体科学研究所(兼 原子分子材料科学高等研究機構)の寒川 誠二 教授らは、トップダウン加工でガリウムヒ素の高密度・無欠陥の量子ドット(注1)を作製し、その量子ドットからの直接発光を確認しました。 量子ドットは、ナノメートル...
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理化学研究所と東大など、電子スピンの渦「スキルミオン」を微小電流で駆動することに成功
電子スピンの渦「スキルミオン」を微小電流で駆動 ―従来の10万分の1の低電流密度での磁気情報操作技術の実現に大きく前進― ◇ポイント◇ ・らせん磁性体FeGeで、室温付近でも安定な「スキルミオン結晶」をマイクロ素子中に生成 ・直径70nmのスキルミオンを、わずか5A/cm2の低電流密度で駆動 ・スキルミオンを情報担体として利用する次世代磁気メモリ素子の実現に道筋 理化学研究所(野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)、物質・材料研究機構(潮田 資勝理事長)は、らせん磁性体(※1)であるFeGeを用いたマイクロ素子中に、電子スピンが渦巻状に並ぶスキルミオン結晶(※2)を生...
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京大、ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを発見
ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを発見 小野輝男 化学研究所教授、山田啓介 同大学院生(現パリ南大学研究員)は、葛西伸哉 物質材料研究機構主任研究員、仲谷栄伸 電気通信大学教授、佐藤知徳 同大学院生、およびローレンスバークレイ研究所のPeter Fischer博士、Mi−Young Im博士との共同研究で、ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを見出しました。 この成果は、英国科学誌Nature Communications誌に2012年8月1日にオンライン公開されました。 <概要> 直径が数マイクロメートル程度の磁気円盤を作ると、磁化が円盤面...
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理化学研究所と筑波大など、カーボンナノチューブの高分散化と配向制御を実現
カーボンナノチューブの高分散化と配向制御を実現 −ソフトエレクトロニクスに向けたカーボンナノチューブ(CNT)/イオン液晶複合材料− ◇ポイント◇ ・イオン液晶を用いて、従来の液晶の1,000倍のCNTを高分散化 ・イオン液晶とCNTそれぞれの配向を制御することで電気伝導特性を制御可能 ・伸縮性導電材料やアクチュエーターなどソフトマテリアルの実現に一歩前進 理化学研究所(野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)、筑波大学(山田信博学長)、東京工業大学(伊賀健一学長)は、カーボンナノチューブ(※1)(CNT)を従来の1,000倍も高分散化させて、配向性や電気伝導性の制御を...
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TDK、半導体製造装置向けFOUPロードポート2種を発売開始
メカトロニクス製品 FOUP ロードポート 新機種の販売開始について ・次世代の直径450mm ウェハ対応の高性能新機種と、300mm ウェハ用の価格競争力を高めた 新機種を開発、販売 TDK 株式会社(社長:上釜 健宏)は、半導体製造装置向けに、2種類のFOUP ロードポート(品名:「TAS450 Type A2」および「TAS300 Type J1」)を開発し、2012年7月より発売開始することを発表します。 最先端の半導体デバイス製造過程では高水準のクリーン環境が不可欠ですが、そのためには大規模な空気清浄装置など巨額の設備投資が必要となります。このような設備投資を抑...
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NECと東北大、身近な熱源にコーティングして発電できる新原理の熱電変換素子を開発
NECと東北大、身近な熱源から発電できる新原理の素子を開発 〜 電子機器や自動車などへの適用に向けて 〜 NECと東北大学は、身の回りにある熱から発電する熱電変換素子(注1)において、新原理「スピンゼーベック効果」(注2)を用いて、発熱部分にコーティングすることで利用できる新しい素子を開発しました。 本素子は、家庭や工場、電子機器や自動車などの様々な発熱部分に形成できます。これにより、社会に広く存在する大量の廃熱を電気として有効利用できるようになるとともに、廃熱からの発電を身近に利用できるようになります。 社会の中では、様々な場所で熱が大量に発生していますが、その多くは...
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NIMSとJST、空気中の物質を感知して発光する有機/金属ハイブリッドポリマーを開発
空気中の物質を鋭敏に感知して発光するフィルムを開発 〜微量物質の検出センサーや新たなディスプレイへの応用に期待〜 <概要> 1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝、以下NIMS)と独立行政法人科学技術振興機構(理事長:中村 道治、以下JST)は、空気中の物質を感知して発光する特性を示す有機/金属ハイブリッドポリマー(1)を開発した。この成果は、先端的共通技術部門 高分子材料ユニット 電子機能材料グループの樋口 昌芳グループリーダー、佐藤 敬博士研究員の研究によって得られた。 2.熱や電気などの外部刺激を感じて光る材料は、視覚的なヒューマンインターフェース性に優れ...
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TDK、巻線インダクタと同等のQ特性積層セラミックインダクタ「MHQ1005Pシリーズ」を開発
インダクタ 超高Q特性積層セラミックインダクタMHQ1005Pシリーズの 開発、量産化 ・先端材料技術および内部構造最適化により、インダクタ性能が向上 ・巻線インダクタと同等のQ特性により、高周波整合回路の損失を低減 TDK株式会社(社長:上釜健宏)は、巻線インダクタと同等のQ特性を実現する積層セラミックインダクタ、MHQ1005Pシリーズを開発し、2012年4月より量産を開始しました。本製品は、スマートフォンや携帯電話などのモバイル機器の高周波整合回路での使用に適しています。 MHQ1005Pシリーズは、1GHzのQ特性が65(インダクタンス値2.7nHの場合)となってお...
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清水建設、技術研究所内の振動実験棟など3棟の研究施設建て替えに着手
ecoBCPの提案力強化に向け、技術研究所の整備計画が始動 〜振動実験棟、多目的実験棟、材料実験棟を建て替え〜 清水建設(株)<社長 宮本洋一>は、ecoBCPの提案力強化に向け、東北地方太平洋沖地震で得た教訓をいち早く研究活動に反映していくために、技術研究所内の3棟の研究施設を建て替えます。本年4月に多目的実験棟と材料実験棟、13年2月に振動実験棟の建て替えに着手し、それぞれ12年12月と14年9月に完成する予定です。 整備の目玉は、振動実験棟に代替する先端地震防災研究棟(S造、地上2階地下2階建て、延床1,843m2)の建設です。この研究棟には、最先端の大型振動台と大振幅振動台を設置します。大型振動台は業界最大の縦・...
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長瀬産業が富士通のICTを活用しBCP対策を強化 業務の最適化によりサーバ統合で台数を大幅削減 長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長瀬洋、以下、長瀬産業)は、事業継続強化にむけたICTインフラ最適化のため、本社に設置の基幹システムなどのサーバ約180台を集約した上ですべて富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下、富士通)のデータセンターに移行し、全面的にアウトソーシングでの運用形態としました。移行前の統合で対象サーバを約3分の2に減らし、移行後も統合を順次進め、最終的にはサーバ100台程度に統合していく目標です。 長瀬産業ではグル...
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JSTと物質・材料研究機構、オイルを浄化できる有機溶媒に耐性のある極薄の多孔性カーボン膜を開発
オイルを浄化できる超高性能ろ過フィルターを開発 −ナノ細孔中の高速粘性透過を世界に先駆けて実証− 先端的共通技術部門 高分子材料ユニットの研究者らは、有機溶媒に耐性のある極薄の多孔性カーボン膜を開発し、従来のろ過フィルターと比較して、不純物の除去速度を約3桁向上させることに成功した。 <概要> 1.独立行政法人 物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)先端的共通技術部門 高分子材料ユニット(ユニット長:一ノ瀬 泉)の分離機能材料グループの研究者らは、中核機能部門電子顕微鏡ステーションとの共同で、直径約1ナノメートルの細孔を持つ極薄の多孔性カーボン膜を開発することに成功した...
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NIMSとJST、新たな高機能性材料メソポーラス・プルシアンブルーの合成に成功
新たな高機能性材料メソポーラス・プルシアンブルーの合成に成功 〜表面積の増大によるセシウム吸着性能の向上〜 <概要> 1 独立行政法人 物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝、以下NIMS)は、無数のナノ細孔(メソポーラス)をプルシアンブルー(1)の結晶構造体中に形成させることに成功した。この研究成果は、NIMS 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(拠点長:青野 正和)の山内 悠輔 独立研究者・Hu Ming 博士研究員らによって得られた。 2 プルシアンブルーは、ゼオライト(2)などの天然鉱物とならび高いセシウム(3)吸着能を有している。これまで、プルシアンブルーの吸着能向...
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日本電工、クロム塩事業の日本化学工業への譲渡に関して基本合意
事業の一部の譲渡に関する基本合意についてのお知らせ 当社は、当社のクロム塩事業(副生芒硝を含む)を日本化学工業株式会社へ譲渡すること(以下:本件事業譲渡)に関し同社と基本合意に達しましたので、下記のとおりお知らせいたします(平成23年11月18日開催取締役会決議)。 記 1.本件事業譲渡の背景と目的 我が国におけるクロム塩産業は長期的な需要減退が続いている一方、グローバル化した市場における海外との競争も年々厳しさを増しております。この傾向は今後も一層顕著となることが予想されます。かかる状況下、当社および日本化学工業株式会社は、我が国における同産業の国際競争力を高め、安定供...
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韓国半導体市場において、電子材料製品の拡販を強化! 富士フイルム 韓国に半導体材料の製造会社を設立 富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)の半導体材料の製造・販売子会社である富士フイルム エレクトロニクスマテリアルズ株式会社(社長:石川 隆利、以下、FFEM)は、韓国内に富士フイルムグループが95%(*1)出資する半導体材料の製造会社を設立します。本日、新会社に5%の出資を予定しているexaxエグザクス社(本社:韓国・慶尚北道,)との間で、合弁会社設立およびexax社の工場設備等一部資産の新会社への譲渡に関する契約を締結しました。新会社による生産開始は平成24年3月を予定...
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セラミックスの極微量不純物の可視化に成功 −不純物が形成する界面超構造の発見− 東北大・東大・ファインセラミックスセンターの共同研究 【研究概要】 東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の幾原雄一教授(東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授、財団法人ファインセラミックスセンターナノ構造研究所主管研究員 兼任)と東北大学原子分子材料科学高等研究機構の王中長(ワン チョンチャン)助教らの研究グループは、「超高分解能走査透過電子顕微鏡注1)とスーパーコンピューター計算注2)を駆使して、セラミックス(酸化マグネシウム) 注3)の結晶界面において、ごく微量の不純物が集まって原子...
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伊藤忠商事、子会社の伊藤忠プラスチックスが協栄電気の全株式を取得
協栄電気株式会社の買収について 伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)の100%子会社である伊藤忠プラスチックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小松崎隆一、以下「CIPS」)は、11日付けで、協栄電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:笹井 修一、以下「協栄電気」)の全株式を取得する契約を締結し、子会社化することといたしましたのでお知らせいたします。 協栄電気は1951年に設立され、電源周りの部材・部品(テープ類、接着剤等)の販売・加工を手懸け、いち早く中国・台湾をはじめとするアジアに進出して販売網を構築...
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豊田通商株式会社およびエレマテック株式会社の資本業務提携契約締結のお知らせ 豊田通商株式会社(以下「豊田通商」といいます。)およびエレマテック株式会社(以下「エレマテック」といいます。)は、平成23年8月1日開催の両社の取締役会決議に基づき、資本業務提携契約(以下「本契約」といいます。)を締結いたしました。今後、公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)により、豊田通商によるエレマテックの議決権の過半数の取得を目指してまいります。なお、豊田通商とエレマテックは、本公開買付けの成立後においても、エレマテックの株式の上場を維持する方針を両社の共通認識としております。 本公...
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国立がん研究センターと島津製作所、がんの高度先駆的医療技術開発で包括共同研究契約を締結
国立がん研究センターと島津製作所が包括共同研究契約を締結 独立行政法人国立がん研究センター(理事長:嘉山 孝正、東京都中央区、以下 国立がん研究センター)と株式会社島津製作所(社長:中本 晃、京都市中京区、以下 島津製作所)は、双方が有する研究開発能力を活かし、世界をリードするがんの高度先駆的医療技術を開発するための包括共同研究契約を締結しました。 本契約は、国立がん研究センターの有する高度ながん研究技術および臨床経験と、島津製作所の有する次世代医療分野に関する先端技術を融合することによって、がんの超早期診断の実現や創薬プロセス革新のための薬物動態解析、治療に関わる技術開...
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負の屈折現象を生み出す逆進的な光の流れ解明 −フィッシュネット型メタマテリアル内部における直接的な光の伝搬解析に初めて成功− 独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)の先端フォトニクス材料ユニット(ユニット長:迫田 和彰)の岩長 祐伸 主任研究員は可視から近赤外の光領域で最も注目されているフィッシュネット型メタマテリアルについて理論的な光の伝搬解析を行い、負の屈折現象を可能にする逆進的な光の流れを初めて解明しました。この成果により、これまで有効誘電率・透磁率モデルによって説明されてきたメタマテリアルにおける負の屈折現象を直接的、定量的に理解することが可能になりま...
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東レフィルム加工、透明性・導電性に優れたフレキシブルな透明導電フィルムを開発
銀ナノワイヤーインクを用いた透明導電フィルムの新製品開発 − 世界最高レベルの透明性と導電性、優れたフレキシブル性 自然な色調、耐久性、加工性を実現 タッチパネル向け材料の量産化に目処 − 東レフィルム加工株式会社(本社:東京都中央区、社長:山口 進)は、このたび、全光線透過率90%以上、導電性能を示す表面比抵抗1)150〜250Ω/□という、ウェットコーティング法で世界最高レベルの透明性と導電性、および優れたフレキシブル性を有し、自然な色調と耐久性、加工性を備える透明導電フィルムを開発し、量産化に目処をつけました。 透明導電フィルムは、蒸着法やスパッタ法によるITOフィル...
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東北大学など、貼ったり巻いたりして使える柔軟な酵素電極シールを開発
貼ればバイオ電池 酵素を内部に閉じ込めた柔らかい電極シールを開発 東北大学大学院工学研究科の西澤松彦 教授は,独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)ナノチューブ応用研究センターの畠賢治 上席研究員と共同で,酵素とカーボンナノチューブ(CNT)が均一に複合化したフィルムを開発しました。これは,「貼ったり」「巻いたり」して使える柔軟な酵素電極シールで,触媒活性も従来の数倍以上です。果糖を分解する酵素と,酸素を分解する酵素を含むシール2枚で作ったバイオ電池は,果糖水溶液から過去最高の出力密度で発電しました。本研究はJST 戦略的創造研究推進事業(CREST)の一環であり,成果の...
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清水建設、マイクログリッド制御システム「シミズ・スマートBEMS」を物質・材料研究機構総合研究棟に提供
マイクログリッド制御システムを適用し、ピーク電力を5%削減 〜独立行政法人 物質・材料研究機構総合研究棟で初採用〜 清水建設(株)<社長 宮本洋一>が開発したマイクログリッド制御システム「シミズ・スマートBEMS」が、独立行政法人 物質・材料研究機構総合研究棟(環境・WPI棟)に採用されることになり、このほどシステム設計を終了しました。実案件への適用は国内初であり、今後の普及に弾みがつくものと期待されます。 同機構は、環境・WPI棟を先進的環境技術の研究拠点と位置づけています。このため、工事発注に当たっては総合評価落札方式を採用し、地球環境負荷の低減に貢献する技術提案を条...
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産総研、千葉県で天然ガスハイドレートと相似な構造を有するシリカクラスレート鉱物を発見
天然ガスを含む新鉱物『千葉石』 −天然ガスハイドレートと相似な構造を有するシリカクラスレート鉱物− 概要 独立行政法人物質・材料研究機構の門馬綱一研究員と独立行政法人産業技術総合研究所の池田拓史主任研究員は、千葉県立中央博物館、国立大学法人東北大学、アマチュア研究家の西久保勝己氏、本間千舟氏、結晶形態研究者の高田雅介氏と共同で、千葉県内で採取された鉱物が新鉱物であることを突き止め、『千葉石』と命名した(注1)。千葉石は、ケイ素原子と酸素原子から構成された『かご』状の結晶構造を持ち、『かご』の内部にはメタンなどの分子が閉じ込められている。この結晶構造は、同じく『かご』状の構...
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マレーシアにおける多結晶シリコンプラントの建設開始について 株式会社トクヤマ(以下トクヤマ)のマレーシア現地法人であるTokuyama Malaysia Sdn.Bhd.は、マレーシア サラワク州 サマラジュ工業団地において、多結晶シリコンプラントの建設を開始する。 この度、Y.A.B.Pehin Sri Haji Abdul Taib Mahmud,Chief Minister of Sarawak(タイブ サラワク州知事)、Y.B.Dato’ Jacob Dungau Sagan,Deputy Minister of International Trade and I...
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中国拠点における営業活動開始のお知らせ 日本軽金属株式会社(本社:東京都品川区、社長:石山 喬)の中国上海市の現地法人「日軽(上海)国際貿易有限公司」が2011年1月より営業活動を開始いたしますのでお知らせいたします。 当社は、中国における当社グループのビジネス展開をサポートするために2007年11月に駐在員事務所「上海代表所」を開設し、また、2010年度を初年度とする中期経営計画におきましても、「中国、東南アジアを中心とする海外ビジネス展開加速」を基本方針のひとつとして積極的に取り組んでおります。 上海代表所は日本人スタッフ2名、中国人スタッフ2名により、主に、中国...
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パナソニック電工、多層基板材料を評価・解析する「MEGTRON LAB」を開設
パナソニック電工 郡山事業所に充実の評価技術体制を備えた 「MEGTRON LAB(メグトロンラボ)」を開設 パナソニック電工株式会社は、電子材料部門の郡山事業所(連結製造会社であるパナソニック電工郡山株式会社[所在地:福島県郡山市、以下、パナソニック電工郡山]を含む)に2010年12月、多層基板材料の評価・解析を行う「MEGTRON LAB(メグトロンラボ)((※1))」を開設しました。 この「MEGTRON LAB」は、お客様であるエレクトロニクス機器メーカー・半導体デバイスメーカーや電子回路基板メーカーの製品開発に貢献するソリューションを提案することを主な狙いとし...
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北海道大学など、有機超薄膜型の光電変換分子素子で光の利用効率を飛躍的に高める方法を開発
ナノギャップ光アンテナにより高効率化した有機超薄膜による光電変換 概要 1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)国際ナノアーキテクトニクス拠点(拠点長:青野 正和)の魚崎 浩平コーディネーターと北海道大学 (総長:佐伯 浩)大学院理学研究院の池田 勝佳准教授は共同で、分子エレクトロニクスでの利用が期待される有機超薄膜型の光電変換分子素子において、光の利用効率を飛躍的に高める方法を開発した。 本研究では、光吸収・電子伝達といった必要な機能をもつ部品を連結した分子から成る単分子超薄膜を、原子レベルで表面制御した平滑な金電極面と金ナノ粒子で挟み込むことによって、ナノ...
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中国 研究開発拠点(現地法人) 新設のお知らせ 電気化学工業株式会社(社長:川端世輝)は、中国における研究開発拠点(現地法人)の新設を決定いたしましたので、お知らせいたします。 当社は海外事業強化を最重要課題として、様々な施策を行っております。特に経済発展の著しい中国では事業体制整備に重点を置き、販売拠点の拡充やOEMを含む生産拠点を設置してまいりましたが、このたび海外では初めてとなる研究開発拠点を、中国江蘇省蘇州市に新設します。 中国の自動車や家電、土木建築などの市場において、当社はクロロプレンゴム、電子材料、スチレン系合成樹脂、コンクリート用特殊混和材などの製品を販...
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パナソニック電工、シンガポールに封止材事業子会社を設立し事業譲り受けの契約締結
子会社の設立および事業譲受に関する契約締結のお知らせ 当社は、Cookson Group Plc.(英国)のグループ会社であるCookson Singapore Pte.Ltd.(以下、「Cookson社」)より、同社が営む封止材事業を譲り受けるため、当社100%出資子会社であるPanasonic Electric Works Electronic Materials Singapore Pte.Ltd.(以下、「PEWEMSG」)を設立し、PEWEMSGは、本日、当該事業に関する事業譲受に関する契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。 記 1.事業譲受...
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NIMS、双葉電子と共同で六方晶窒化ホウ素を用いた遠紫外線での殺菌効果を確認
六方晶窒化ホウ素を用いた遠紫外線で殺菌効果を確認 − 水銀レス・面発光タイプの遠紫外線発光デバイス − 独立行政法人物質・材料研究機構 光材料センター(センター長 大橋 直樹)の谷口 尚 主席研究員と渡辺 賢司 主幹研究員は双葉電子工業株式会社 開発研究所(所長 野村 裕司)と共同で、物質・材料研究機構の六方晶窒化ホウ素(hBN)1)粉末と双葉電子工業のカソードを組合せたカソードルミネッセンス方式の遠紫外線2)発光デバイスにおいて、黄色ぶどう球菌3)を用いた殺菌試験を行った結果、60秒の紫外線照射で99.99%以上の殺菌能力があることを確認した。 hBNは化学的に安定・無...
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韓国現地法人設立のお知らせ 電気化学工業株式会社(社長:川端世輝)は、韓国ソウル市内に現地法人を設置し、10月1日より営業を開始いたしましたのでお知らせいたします。 韓国には先進的な技術を保有し、家電、自動車、電子部品などを生産する企業が数多くあり、グローバル規模で事業を展開しています。当社は長年にわたりこれらの企業に合成樹脂、合成ゴム、電子材料などの製品を販売しておりますが、市場情報をいち早く収集し、商品開発及び市場開拓の速度を上げるため、韓国ソウル市内に現地法人を新たに設置し営業を開始いたしました。 当社は、海外売上高比率を2009年度の24%より2015年までに5...