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ヤマハ発動機、次世代の電動アシスト自転車用ドライブユニットを開発

2014-11-19

“GREEN CORE”思想に基づいた
次世代ドライブユニットを新開発


 ヤマハ発動機株式会社は、「軽量・コンパクト・高性能」による走りの楽しさと環境性能を高次元で具現化するスマートパワー・ドライブユニットコンセプト“GREEN CORE(グリーンコア)”に基づいた次世代の電動アシスト自転車用ドライブユニットを開発、2015年モデルより順次搭載していきます。(*1) このドライブユニットは、チェーン合力式ユニットの中で小型最軽量クラスを達成しながら、レアアースなどの使用量を大幅に削減し、現行ユニットと同等の最大出力を発揮する高性能小型ドライブユニットです。軽量アルミフレームに搭載することにより、車両の重量をさらに低減し、ドライブユニットの低重心設計と相まって自転車の取り扱いやすさやデザイン性を向上させることが可能です。
 当社は今後、このドライブユニットを「ナチュラ」シリーズをはじめとするPAS2015年主要モデルより順次搭載していくほか、国内の電動アシスト自転車メーカーへの供給も行います。
 なお、“GREEN CORE”思想は、今後の新たなドライブユニットの展開においても継承していきます。


<“GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニットの特長>(*2)
 (1)小型・軽量:容積を約16%削減、重量を約20%軽量化
 (2)低重心設計:重心を12mm下げた新設計構造(*3)
 (3)高性能出力:現行ドライブユニットと同等の100N・mの最大トルクを発揮(*4)
 (4)環境性能:レアアース35%(*5)、アルミ28%、銅線40%(*6)使用量削減

 *1:一部の2015年モデルを除く
 *2:特長は、2014年モデル搭載ドライブユニットとの比較(ヤマハ調べ)
 *3:電動アシスト自転車搭載時のドライブユニットの最低地上高は2014年モデルと同等
 *4:クランク軸換算値
 *5:希土類磁石の重量比較
 *6:モーター巻き線を除く内部配線長

 ギアポジションに合わせてきめ細やかな制御を実現する当社独自の機構「S.P.E.C.」やトリプルセンサーシステムなど、パワフルで自然なアシスト性能を実現する機能はそのまま継承しています。

 ※製品画像は添付の関連資料「製品画像1」を参照

《主要諸元》
 名称:PAドライブユニット
 電動機形式(定格出力):ブラシレスDCモーター(240W)
 重量(ドライブユニット単体):3.4kg
 最大トルク:100N・m
 制御センサー:トルクセンサー、スピードセンサー、クランク回転センサー(トリプルセンサーシステム)

 ※製品画像は添付の関連資料「製品画像2」を参照


 なお、読者・視聴者からのお問い合わせは、
 「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120−090−819)」へお寄せください。



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ヤマハ発動機 レアアース ナチュラ ヤマハ 磁石 DC PA

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