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東京理科大学
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東京都市大、小学生向けハザードマップ作成支援アプリケーションを開発
災害時における児童の自主的な安全確保を目指した 小学生向けハザードマップ作成支援アプリケーションの開発 東京都市大学知識工学部(東京都世田谷区)経営システム工学科 岡 誠ら研究チームは、小学生によるハザードマップ作成を支援するタブレットPC向けアプリケーションを開発しました。これは、児童が災害発生時に自主的に安全を確保できる判断力を養成するためのアプリケーションであり、実際に新宿区立愛日(あいじつ)小学校の総合科目にてこのアプリケーションを用いたハザードマップ作成授業を行い、効用を確認しました。 これらの成果は、2016年6月15日に開催された第133回ヒューマンインタフェー...
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日立マクセル、光触媒効果を高めた光触媒除菌消臭器「ルミネオ」を発売
光触媒除菌消臭器「ルミネオ」を発売 特許技術 光触媒担持チタンメッシュフィルタ「TMiP」(*1)を搭載 ※製品画像などは添付の関連資料を参照 日立マクセル株式会社(取締役社長:千歳 喜弘/以下、マクセル)は、特許技術の「光触媒担持チタンメッシュフィルタ」により光触媒効果を高めた光触媒除菌消臭器「ルミネオ」を、6月30日より発売します。 ◎特許技術の特殊細孔構造である、光触媒担持チタンメッシュフィルタ「TMiP」を搭載 ◎光触媒効果がもつ強い酸化力で、菌やウイルス、ニオイを分解 ◎アセドアルデヒド(たばこ・人体の汗・ペットのニオイ等の主成分)の分解力が強い ◎アルミを採用したコン...
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東大、太陽光による水分解を高効率化するナノコンポジット結晶を開発
太陽光による水分解を高効率化するナノコンポジット結晶を開発 1.発表者: 川崎 聖治(研究当時:東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程3年、現所属:ローレンスバークレー国立研究所 マテリアルサイエンス部門 ポスドク) 高橋 竜太(東京大学物性研究所 助教) 山本 剛久(名古屋大学大学院工学研究科 教授) 小林 正起(高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 助教) 組頭 広志(高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 教授) 吉信 淳(東京大学物性研究所 教授) 小森 文夫(東京大学物性研究所 教授) 工藤 昭彦(東京理科大学理学部第一部応用化学科 教...
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NTTと東京理科大、アト秒時間で振動する半導体の電子運動観測に初めて成功
アト秒時間で振動する半導体の電子運動観測に初めて成功 〜ペタヘルツ高周波現象を利用した半導体の新機能実現に向けて〜 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と東京理科大学(東京都新宿区、学長:藤嶋昭)は、窒化ガリウム半導体において、アト秒(10-18秒:as)周期で振動する電子の動きを観測することに初めて成功しました。その振動現象は、世界最短級の時間幅(パルス幅)を持つ単一アト秒パルス光源を用いた時間分解計測により捉えることができます。アト秒パルスとは、100京分の1秒の極短時間で煌めく閃光を指します。本研究にて観測された電子振動の周期は860asに...
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東大、細胞と葉の大きさを決める隠されたしくみを顕微鏡技術で発見
細胞と葉の大きさを決める隠されたしくみ 1.発表者: 塚谷 裕一(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授) 松永 幸大(東京理科大学理工学部応用生物科学科 教授) 2.発表のポイント: ◆従来、細胞核の大きさと細胞の大きさは比例していると信じられていた。 ◆しかしその比例関係は、顕微鏡で見やすい表面の、表皮細胞に限った現象であることを、新しい顕微鏡技術で発見した。 ◆本研究により、生物の器官サイズがどのような遺伝子によって制御されているかの解明が大きく進むことが期待される。 3.発表概要: 細胞の核にはDNAが納められています。その核あたりのDNA量が倍になれば、核の体...
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理研・オーガンテクノロジーズなど、マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功
マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功 −難治性皮膚、脱毛疾患への応用に期待− <要旨> 理化学研究所(理研)多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チームの辻孝チームリーダー(東京理科大学客員教授、北里大学医学部客員教授、東京歯科大学客員教授)、株式会社オーガンテクノロジーズの杉村泰宏社長、北里大学医学部の武田啓主任教授、佐藤明男特任教授、東北大学大学院歯学研究科の江草宏教授らの共同研究グループ(※)は、マウスiPS細胞(人工多能性幹細胞)[1]から、毛包や皮脂腺などの皮膚付属器を持つ「皮膚器官系」を再生する技術を開発しました。 皮膚は生体を防御するほか、汗の排せつなどの機...
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イネの防御物質生産の鍵となるタンパク質を発見 −ストレスに強いイネの育成へ− <ポイント> ・イネがストレスに対して生産するファイトアレキシン(1)の生産をほぼ一括して調節するタンパク質を発見しました。 ・ストレスを受ける前から常にファイトアレキシンを生産する、ストレスに強いイネの育成が期待されます。 <概要> 1.国立研究開発法人農業生物資源研究所(生物研)は、東京大学生物生産工学研究センター、東京理科大学理工学部、帝京大学バイオサイエンス学科と共同で、イネが様々なストレスに対して生産する複数のファイトアレキシンという化合物の生産量の調節に、1つのタンパク質(DPF)が大きな...
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「楽天銀行教育ローン」、東京理科大学との提携を開始 楽天銀行株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:永井 啓之、以下「楽天銀行」)は2月9日(火)より、「楽天銀行教育ローン」の提携大学として、新たに学校法人東京理科大学(所在地:東京都新宿区、理事長:本山 和夫)との提携を開始しました。「楽天銀行教育ローン」では、提携大学については優遇金利を設定しており、このたびの提携により東京理科大学または諏訪東京理科大学に、入学を予定しているまたは在学している方は、優遇金利で「楽天銀行教育ローン」をご利用いただけるようになりました。 ■「楽天銀行教育ローン」の特徴 1.簡単なお...
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東大と東京理科大など、配位子で保護された金クラスターの結合階層性を解明
配位子で保護された金クラスターの結合階層性を解明 1.発表者: 佃 達哉(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授) 山添誠司(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 助教) 高野慎二郎(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士課程三年) 根岸雄一(東京理科大学理学部第一部応用化学科 准教授) 藏重亘(東京理科大学理学部第一部応用化学科 助教) 横山利彦(自然科学研究機構分子科学研究所 教授) 新田清文(公益財団法人高輝度光科学研究センター 研究員) 2.発表のポイント: ◆チオラート配位子で表面が修飾された金クラスター(注1)が、堅さの異なる結合で構成されていることを、X...
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太陽光発電の電力需給バランスを維持する技術を開発 〜発電量の予測誤差を考慮し、停電リスクを低減〜 ■ポイント ○太陽光発電を大量に導入すると発電量の予測誤差が大きくなるが、予測誤差の変動範囲を考慮して他電源からの電力供給量を制御する手法は、これまでなかった。 ○太陽光発電量の信頼度付区間予測を用いた電力系統需給制御の理論的な枠組みを構築した。 ○太陽光発電の大量導入を見据えた、新しい電力系統需給制御技術として期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、東京工業大学の石崎 孝幸 助教と井村 順一 教授らは、天候の変化などによって発電量が大きく変動する太陽光発電を大量導入...
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東北大など、光エネルギー変換材料の機能を制御する新しい方法を解明
新原理で原子を操作 −欠陥を自在に操作し光触媒、太陽電池の革新的発展へ− 【要点】 ・光エネルギー変換材料の機能を制御する新しい方法を解明 ・電場と電子のコンビネーションで材料構造の乱れ(欠陥)を操作する新規な機構 ・欠陥の操作で光触媒、太陽電池などの性能を飛躍的に向上させる可能性を開花 【概要】 東北大学国際高等融合領域研究所(現 学際科学フロンティア研究所)および国立研究開発法人理化学研究所 Kim 表面界面科学研究室の湊丈俊(みなとたけとし)助教、(現 京都大学 特定准教授)、国立研究開発法人理化学研究所 Kim 表面界面科学研究室の金有洙(きむゆうす)主任研究員、東京大学大...
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東大など、超伝導温度より遙か高温から存在する超伝導電子を発見
「超伝導できない超伝導電子 〜超伝導温度より遙か高温から存在する超伝導電子の発見〜」 1.発表者 近藤 猛(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 准教授) Walid Malaeb(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 特任研究員) 石田 行章(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 助教) 笹川 崇男(東京工業大学応用セラミックス研究所 准教授) 坂本 英城(名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻 博士課程) 竹内 恒博(豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料 教授) ...
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東大と東京理科大、強磁場下のグラファイトで正負の電荷対による超伝導的状態が実現か
強磁場下のグラファイトで正負の電荷対による超伝導的状態が実現か 1.発表者: 秋葉和人(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 博士課程1年) 三宅厚志(東京大学物性研究所 助教) 矢口宏(東京理科大学理工学部物理学科 教授) 松尾晶(東京大学物性研究所 技術専門職員) 金道浩一(東京大学物性研究所 教授) 徳永将史(東京大学物性研究所 准教授) 2.発表のポイント: ◆負電荷を持つ電子どうしが対を作った超伝導は良く知られていますが、正負の電荷対による超伝導的状態が実現するのか、またどのような状態になるかは謎に包まれています。 ◆研究グループは、強磁場下の詳細な実験を通し...
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東北大と東京理科大と東京工科大、イネ葉緑体の再利用過程を解明
イネ葉緑体の再利用過程を解明 −蛍光タンパク質で視(み)るイネ体内の自食作用− 【要点】 ●イネ植物体の葉や根におけるオートファジー(自食作用)の可視化に成功 ●イネの葉緑体がちぎって壊されるオートファジー経路の存在を実証 ●イネの効率的な成長に必要な「体内栄養リサイクル」へのオートファジーの関与を示唆 【概要】 東北大学学際科学フロンティア研究所の泉正範(いずみまさのり)助教、同大学生命科学研究科の日出間純(ひでまじゅん)准教授、同大学農学研究科の石田宏幸(いしだひろゆき)准教授らと、東京理科大学理工学部の朽津和幸(くちつかずゆき)教授、東京工科大学応用生物学部の来須孝光...
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理研と東京理科大、白血球「好塩基球」の喘息における新メカニズムを解明
白血球「好塩基球」の喘息における新メカニズムを解明 −好塩基球と自然リンパ球(NH細胞)との共同作業で喘息が起きる− <ポイント> ・ダニ抗原などシステインプロテアーゼで起こる喘息は新タイプのアレルギー反応 ・システインプロテアーゼで誘導される喘息は好塩基球が重要な働きをする ・好塩基球が産生するIL−4は自然リンパ球を活性化して喘息を起こす <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)は、ダニ抗原などのアレルゲン[1]で誘導される喘息(ぜんそく)が、アレルギーを起こす白血球「好塩基球[2]」から産生されるインターロイキン−4(IL−4)[3]を介した2型自然リンパ球[4](NH細胞;ナ...
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産総研など、電気絶縁性とシール性に優れた産業用シートガスケットを開発
電気絶縁性とシール性に優れた産業用ガスケット −粘土膜と膨張黒鉛シートを積層し広範な用途に使用可能− <ポイント> ・粘土とポリイミドのコンポジット膜と膨張黒鉛シートの多積層構造 ・極低温から高温までの幅広い温度範囲で高いシール性を発揮 ・高電気絶縁性によりガスケットやフランジの電蝕を防止 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)コンパクト化学システム研究センター( http://unit.aist.go.jp/ccs/index.html )【研究センター長 花岡 隆昌】蛯名 武雄 首席研究員らの研究グループと、ジャパンマテックス株式会社【代表取締役 塚本 勝朗】(以下「ジ...
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ソフトバンク・テクノロジーと東京理科大、ビッグデータビジネスの産学共同研究を開始
ビッグデータビジネスの産学連携開始 〜ソフトバンク・テクノロジーと東京理科大学がビッグデータを活用した共同研究契約を締結〜 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(代表取締役社長 CEO:阿多 親市、本社:東京都新宿区、以下SBT)と東京理科大学(学長:藤嶋 昭)は、ビッグデータを活用したデータマイニング(※)に関する産学共同研究を開始しますのでお知らせします。 ※データマイニングとは・・・大量の文書、データベース、Webページから有効な情報を抽出し、それを知識に変換するという企業経営の新しい情報技術 この取り組みは、ECサイトの運営活動および顧客の購買活動におけるあらゆるデータを複合的に...
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千葉大や京大など、V型ATPaseの回転分子モーター部分の詳細構造を解明
骨粗鬆症やがん転移に関与する分子モーターの回転の仕組みを解明 ― 明らかになった構造と動作原理に基づいた治療薬の開発が可能に ― 千葉大学大学院理学研究科の村田武士特任准教授(JSTさきがけ研究者、理化学研究所客員研究員)らは、たんぱく質ナノモーター(注1)であるV型ATPaseの回転分子モーター部分の詳細構造を世界で初めて解明しました。これにより、ATPのエネルギーが回転運動に変換される仕組みの大枠が原子レベルで明らかになりました。骨粗鬆症やがんなどの疾病に関与するV型ATPaseを阻害する方法の予測が可能となり、立体構造に基づいた治療薬の創製に繋がるものと期待されます。 本研究は文部科学省ターゲ...
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120億光年のかなたに最遠方の超新星残骸を発見 [発表者] 濱野哲史(東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究センター・大学院生) 小林尚人(同上・准教授) 茂山俊和(東京大学大学院理学系研究科ビッグバンセンター・准教授) [発表のポイント] >どのような成果を出したのか 観測史上最も遠方(約120億光年)の超新星の残骸(注1)を発見。宇宙の137億年の歴史上で、銀河や星がたくさん生まれたことで知られている最も重要な時代(約100億年以上前)に超新星が実在することを確認できたのは世界で初めてです。 >新規性(何が新しいのか) 重力レンズ(注2)という"天然のレン...
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サトー、焼却時に発生するCO2を吸収・削減するラベル「エコナノ」シリーズを販売開始
サトー、焼却時にCO2を吸収・削減する世界初のラベル 「エコナノ(R)」を販売開始 自動認識システムとシール・ラベル販売の株式会社サトー(社長:藤井悦夫、本社:東京都目黒区以下サトー)はこのたび、焼却時に発生するCO2を吸収するラベル「エコナノ(R)」シリーズの販売を開始しました。 「エコナノ」は、東京理科大学阿部正彦教授と東京理科大学発のベンチャー企業アクテイブ株式会社(社長:長濱正光、本社・研究所:千葉県野田市)、およびサトーが開発したもので、焼却時にCO2を吸収するラベルは世界で初めてです。粘着剤にCO2吸収剤を添加した「エコナノ」は、通常のラベルに比べ、焼却時に発...
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村上農園、ブロッコリー新芽のスルフォラファンに胃内での抗ピロリ菌効果があることを解明
2011年6月24日、25日 日本ヘリコバクター学会にて発表 ブロッコリースプラウトの機能性成分「スルフォラファン」に 胃内での抗ピロリ菌効果が期待 〜胃内と同等の酸性環境下でウレアーゼ活性を抑制〜 ブロッコリーの新芽(スプラウト)に含まれるスルフォラファンが、胃内と同じ酸性環境下でピロリ菌の病原因子であるウレアーゼ活性を抑制することが明らかになりました。スルフォラファンにはこれまでにも抗ピロリ菌効果が確認されており、人による臨床試験も行われています。 本研究結果は、東京理科大学薬学部の谷中昭典教授らによるもので、2011年6月24日、25日に開催された日本ヘリコバクター学会...
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理化学研究所と東京理科大学、ジルコニウム同位体で変形魔法数を発見
ジルコニウム同位体で変形魔法数を発見 〜変形魔法数が原子核に大きな変形をもたらす〜 <ポイント> ○中性子数が過剰なジルコニウム同位体に広がる大きく変形した領域 ○変形魔法数の中性子数64で、ジルコニウム同位体の変形度が最大に ○変形変化の理解から超新星爆発による重元素合成過程の解明へ 東京理科大学(学長 藤嶋昭)理工学部物理学科の炭竃すみかま聡之助教と独立行政法人理化学研究所(理事長 野依良治)仁科加速器研究センターのグループは、国内外の大学・研究機関との国際共同研究(※1)で、中性子過剰なジルコニウム同位体(※2)(原子番号40)において中性子数64が変形魔法数(※3...