イネ葉緑体の再利用過程を解明 −蛍光タンパク質で視(み)るイネ体内の自食作用− 【要点】  ●イネ植物体の葉や根におけるオートファジー(自食作用)の可視化に成功  ●イネの葉緑体がちぎって壊されるオートファジー経路の存在を実証  ●イネの効率的な成長に必要な「体内栄養リサイクル」へのオートファジーの関与を示唆 【概要】  東北大学学際科学フロンティア研究所の泉正範(いずみまさのり)助教、同大学生命科学研究科の日出間純(ひでまじゅん)准教授、同大学農学研究科の石田宏幸(いしだひろゆき)准教授らと、東京理科大学理工学部の朽津和幸(くちつかずゆき)教授、東京工科大学応用生物学部の来須孝光...