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ishimaru
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理研・オーガンテクノロジーズなど、マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功
マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功 −難治性皮膚、脱毛疾患への応用に期待− <要旨> 理化学研究所(理研)多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チームの辻孝チームリーダー(東京理科大学客員教授、北里大学医学部客員教授、東京歯科大学客員教授)、株式会社オーガンテクノロジーズの杉村泰宏社長、北里大学医学部の武田啓主任教授、佐藤明男特任教授、東北大学大学院歯学研究科の江草宏教授らの共同研究グループ(※)は、マウスiPS細胞(人工多能性幹細胞)[1]から、毛包や皮脂腺などの皮膚付属器を持つ「皮膚器官系」を再生する技術を開発しました。 皮膚は生体を防御するほか、汗の排せつなどの機...
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農業生物資源研究所など、コメの粒の長さと重さに関わる遺伝子を発見
お米の粒の長さと重さに関わる新規遺伝子を発見 −ごく限られた品種しか持っていない有用遺伝子による品種改良に期待− <ポイント> ・お米の粒を長くかつ重くする遺伝子を特定しました。 ・この遺伝子は、ごく限られた栽培品種にしか存在しない遺伝子であることがわかりました。 ・この遺伝子を育種に利用することで、収量性や品質の安定性が向上した品種の開発が期待されます。 <概要> 1.(独)農業生物資源研究所(生物研)は、東洋大学、京都大学と共同で、インドのインディカ型イネ品種「カサラス」から、お米の粒を長くかつ重くする遺伝子「TGW6」を特定しました。 2.カサラスのTGW6遺伝子と対立する...