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豊田中央研究所
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光産業創成大と浜松ホトニクス、レーザーの対向照射による核融合燃料の高効率加熱に成功
レーザーの対向照射による核融合燃料の高効率加熱に成功 レーザー核融合の実用化へ前進 光産業創成大学院大学(浜松市西区、学長 加藤義章)、トヨタ自動車株式会社(本社 豊田市、代表取締役社長 豊田章男)、浜松ホトニクス株式会社(本社 浜松市中区、代表取締役社長 晝馬明)らは、核融合燃料に対向して設置したレーザーから強度を変えて3段階で対向2ビーム(計6ビーム)照射することで、効率の良い核融合燃料の新たな加熱機構を発見しました。これは、大型のレーザー核融合施設と比較してレーザー本数が少なくコンパクトな装置でも核融合燃料を圧縮でき、十分に加熱、発光可能なことを示したものであり、将来...
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トヨタ、バーチャル人体モデル「THUMS」に“子ども”モデルを追加
トヨタ自動車、バーチャル人体モデル「THUMS」に“子ども”モデルを追加 −“大柄男性”、“成人男性”、“小柄女性”モデルも含めラインナップ完成− トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は人体に衝撃が加わった際の傷害をコンピューター上でシミュレートできるバーチャル人体モデル“THUMS(サムス:Total HUman Model for Safety)Version4”に10歳、6歳、3歳の“子ども”モデルを追加し本年秋から販売する。THUMSは人体各部位の傷害程度を予測することが可能でエアバックなど乗員保護装置の技術開発に活用され、クルマのさらなる安全性能向上に貢献している。また、THUMSはNASCAR(ナスカー:National Association for Stock Car Auto ...
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トヨタ、自動運転の早期実現を可能にする「地図自動生成システム」を開発
トヨタ自動車、自動運転の早期実現を可能にする地図自動生成システムを開発 −2020年頃に実用化を目指し開発中の自動運転車両に適応− トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、2016年1月6日(水)〜9日(土)に米国ネバダ州ラスベガスで開催する2016 International CESにおいて、市販車に搭載しているカメラやGPSを活用して、自動運転の走行に必要となる高精度地図を自動的に生成する「地図自動生成システム」を展示する。 本システムは、カメラを装着した車両が走行中に収集した路面の画像データと位置情報をデータセンターに集約し補正することで、自動的に広域の高精度地図データを作成。将来の自動運転車...
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光産業創成大と浜松ホトニクス、高強度短パルスレーザー照射でセラミックス材料表面の多層多結晶化に成功
高強度短パルスレーザー照射により セラミックス材料表面の多層多結晶化に成功 機能性材料開発に期待 光産業創成大学院大学(浜松市西区、学長 加藤義章)、浜松ホトニクス(本社浜松市中区、代表取締役社長晝馬明)らは、セラミック材料のジルコニアに高強度レーザーを照射し、表面から深さ約100マイクロメートル(以下μm、マイクロは100万分の1)の領域に、微細な多結晶粒を多層に形成することに成功しました。本研究成果は、レーザー衝撃圧縮技術を用いたセラミックス系材料の改質技術における新たな発見で、新しい機能性材料の開発につながる可能性があります。 本研究成果は、7月14日(火)付け英国物理...
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東北大など、光エネルギー変換材料の機能を制御する新しい方法を解明
新原理で原子を操作 −欠陥を自在に操作し光触媒、太陽電池の革新的発展へ− 【要点】 ・光エネルギー変換材料の機能を制御する新しい方法を解明 ・電場と電子のコンビネーションで材料構造の乱れ(欠陥)を操作する新規な機構 ・欠陥の操作で光触媒、太陽電池などの性能を飛躍的に向上させる可能性を開花 【概要】 東北大学国際高等融合領域研究所(現 学際科学フロンティア研究所)および国立研究開発法人理化学研究所 Kim 表面界面科学研究室の湊丈俊(みなとたけとし)助教、(現 京都大学 特定准教授)、国立研究開発法人理化学研究所 Kim 表面界面科学研究室の金有洙(きむゆうす)主任研究員、東京大学大...
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トヨタ、衝突事故の人体傷害をシミュレート可能なバーチャル人体モデル「THUMS Version 5」を発売
トヨタ自動車、バーチャル人体モデル「THUMS」が予防安全に対応 ―衝突前の乗員身構え状態を模擬することで、PCS(*1)も含めた安全装備の効果予測が可能に― トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、衝突事故における人体傷害をコンピューター上でシミュレートできるバーチャル人体モデルTHUMS(サムス)(*2)に、人の身構え状態から脱力状態まで模擬可能な筋肉モデルを追加し、THUMS Version 5として6月26日に発売した。 事故時には、約半数のドライバーが急ブレーキや操舵などで回避行動するという調査結果(*3)がある。特に、急ブレーキを踏むと乗員は身構えるため、事故前後で脱力した状態とは姿勢変化の大き...
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サイバネットシステム、「光デバイス/光通信システム設計環境 RSoft」の最新版を販売
光デバイス/光回路/光ファイバーシステム設計に! RSoft最新バージョン2015.06リリースのお知らせ ○有機ELや太陽電池、先進運転支援システム(ADAS)用センサや車載光ネットワークなどの開発の効率化、高速化を実現 サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、主要取引先であるSynopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「シノプシス社」)が開発し、サイバネットが販売・サポートする「光デバイス/光通信システム設計環境 RSoft(アールソフト)」の最新バージョン2015.06の販売を、2015年6月23日から開始することをお知らせします。 ...
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シリセンの基盤電子構造解明 −グラフェンを越えるシリセンの新機能開拓に道− 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の高橋隆教授、一杉太郎准教授、菅原克明助教は、豊田中央研究所の中野秀之主任研究員らの研究グループと共同で、グラフェンを越えると期待されている新材料シリセンの層間化合物CaSi2を合成し、その電子状態の解明に世界で初めて成功しました。その結果、シリセンが見かけ上の質量がゼロとなる電子状態を持つことが明らかとなりました。この成果は、超高速電子デバイスへの応用が期待されているシリセンの基盤電子状態の理解と、その材料設計および機能開拓に大きく貢献するものです。 シリセン...
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トヨタ、安全運転支援に向けた自動運転技術に関し開発の進捗状況を公表
トヨタ自動車、自動運転技術の開発状況について公表 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、9月7日(日)から米国ミシガン州で開催される「第21回ITS世界会議デトロイト2014」(以下、ITS世界会議)に先立ち、安全運転支援に向けた自動運転技術に関し、開発の進捗状況を公表した。 トヨタは交通事故死傷者ゼロという究極の目標に向け、クルマの安全性を一層向上させるべく、自動運転技術や「つながる」技術に取り組んでいる。自動運転技術の研究を通じて得た先端要素技術や知見を利用し、次世代の高度運転支援システムをできるだけ早く、幅広いお客様にお届けできるよう、努力を続けている。 今回公表した主な...
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トヨタなど、北京市で渋滞緩和に向けた交通流シミュレーターの実証実験を実施
トヨタ、北京市で渋滞緩和に向けた 交通流シミュレータの実証実験実施を決定 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)およびトヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社(江蘇省・常熟市)は、北京市交通委員会の支援の下、北京航空航天大学、北京世紀高通科技有限会社の4者共同で、2013年7月より交通流シミュレータ(※1)を活用した実証実験プロジェクトを実施することに合意した。 実証実験では、「知能ETC端末(※2)」とスマートフォンアプリを通じて、「経路別の所要時間案内情報の提供」や「空いている高速道路の高速料金割引とその情報提供」等を実施し、混雑している高速道路から空いている別の高速道路...
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豊田中央研究所、太陽光エネルギーを利用して水とCO2から有機物を合成する人工光合成の実証に成功
人工光合成の実証に初めて成功 ―太陽光を利用して水とCO2から有機物を合成― トヨタグループの株式会社豊田中央研究所(愛知県長久手町、所長 斎藤卓)は、太陽光エネルギーを利用し、水とCO2のみを原料にして有機物を合成する人工光合成の実証に、世界で初めて成功しました。 近年、CO2排出による地球温暖化問題、および化石燃料の枯渇による代替エネルギー問題を抜本的に解決できる手段の一つとして、人工光合成の実現に対する関心が高くなっています。しかし、従来の技術では、 ・犠牲薬と呼ばれる有機物を添加する ・太陽光には含まれない波長域の紫外線を利用する ・外部から電気エネルギーを加え...