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白血球
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第一三共、キザルチニブの急性骨髄性白血病一次治療の第3相臨床試験を開始
キザルチニブの急性骨髄性白血病一次治療の第3相臨床試験開始について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区)は、抗がん剤キザルチニブ(FLT3−ITD阻害剤)について、FLT3−ITD変異を有する急性骨髄性白血病の一次治療の適応取得を目的としたグローバル第3相臨床試験(QuANTUM−First試験)を開始しましたので、お知らせいたします。 本試験は、多施設共同、無作為化、プラセボ対照二重盲検比較試験であり、FLT3−ITD変異を有する急性骨髄性白血病患者に対し、標準治療との併用療法および維持療法における、キザルチニブの有効性と安全性を評価するものです。主要評価項目は無事象生存期間(EFS)(*1)、重要な副次評価項...
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グラクソ、抗インターロイキン−5抗体薬「ヌーカラ 皮下注用100mg」を発売
「ヌーカラ(R)皮下注用100mg」発売のお知らせ グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:フィリップ・フォシェ、以下GSK)は、抗インターロイキン−5(IL−5)抗体薬である「ヌーカラ(R)皮下注用100mg」(一般名:メポリズマブ(遺伝子組換え)、以下「ヌーカラ(R)」)について、本日発売したことをお知らせします。「ヌーカラ(R)」は成人および12歳以上の小児に対し「気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)」の効能・効果で2016年3月28日に承認を取得しました。 GSKの社長フィリップ・フォシェは次のように述べています。「GSKはこれまで呼吸器...
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肺高血圧症の新規治療標的を同定 ‐既存の糖尿病治療薬に意外な作用‐ 【研究概要】 東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明(しもかわ ひろあき)教授の研究グループは、国の指定難病で依然として致死的疾患である肺高血圧症において、血管内皮細胞の酵素の一つであるAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)(注1)がその発症を抑制していることを世界で初めて明らかにしました。これまで、肺高血圧症患者の血中には各種の炎症性サイトカイン(注2)が高濃度に存在し、長期的な生命予後と相関することが知られていましたが、肺動脈への直接的な作用や肺高血圧症悪化との因果関係は明らかではありませんでし...
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慶大、リンパ腫やアレルギー性接触皮膚炎に関係する皮膚リンパ球の制御メカニズムを解明
リンパ腫やアレルギー性接触皮膚炎に関係する皮膚リンパ球の制御メカニズムを解明 皮膚には普段から多くの免疫細胞がスタンバイし、外敵の侵入等に備えています。特にT細胞と呼ばれるリンパ球(注1)は、血中よりも皮膚の方が2倍多く存在しています。一方で、皮膚のリンパ球は様々な皮膚疾患に関連し、特に皮膚のリンパ腫やアレルギー性皮膚疾患の患者皮膚にはリンパ球が通常よりも多数存在していることが古くから知られています。しかし、リンパ球がどのように皮膚で生存し続けられるのか、その基本的なメカニズムは現在まで解明されていませんでした。 この度、慶應義塾大学医学部皮膚科学教室と米国National Institutes ...
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エーザイと筑波大、バイオマーカーを用いた炎症性腸疾患の新薬で共同開発開始
筑波大学とエーザイがバイオマーカーを用いた炎症性腸疾患の新薬開発において 産学共同開発を開始 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下 エーザイ)と国立大学法人筑波大学(茨城県、学長:永田恭介、以下 筑波大学)は、独立行政法人科学技術振興機構(以下 JST)の産学共同実用化開発事業(以下 NexTEP)に採択されたプロジェクトについて、共同で開発を進めていくことを合意しましたのでお知らせいたします。NexTEPは、大学等の研究成果に基づくシーズについて、アカデミアと企業が共同開発し、実用化に結びつけるプロジェクトをJSTが支援する制度です。 今回、NexTEPで採択されたプロジェクトでは、い...
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メディネット、瀬田クリニックグループで樹状細胞ワクチン療法を提供開始
当社の契約医療機関が MACS(R) GMP PepTivator(R) WT1を用いた樹状細胞ワクチン療法の提供を開始 当社の契約医療機関である医療法人社団 滉志会 瀬田クリニックグループは、2014年4月1日より、人工がん抗原ペプチド「MACS(R) GMP PepTivator(R) WT1」(以下、「WT1ぺプチベータ」)(i)を用いた樹状細胞ワクチン療法の提供を開始します。 WT1抗原は様々ながんに発現しており、そのため、WT1ペプチド(人工的に作製されたがん抗原ペプチドの1つ)は、非常に有望ながん抗原ペプチドと考えられています。手術などで摘出したがん組織がない場合にも、このペプチドを代用し、樹状細胞ワクチン療法として利用できることから...
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武田薬品、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬の日本での臨床第3相試験開始
潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬vedolizumabの 日本における臨床第3相試験開始について 当社は、このたび、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬vedolizumab(一般名、開発コード:MLN0002)について、日本における中等度から重度の潰瘍性大腸炎・クローン病を対象とした2つの臨床第3相試験を開始しましたのでお知らせします。 今回開始した2つの臨床第3相試験は、導入療法および維持療法における本薬の有効性・安全性ならびに薬物動態を検討する、多施設共同、無作為化、二重盲検並行群間比較試験です。主要評価項目は、導入期における10週目の改善率および維持期における60週目の寛解率です。 なお、当社は、vedolizumabについて、成人の中等度...
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日本光電、ヘモグロビンA1cなど簡単・迅速に測定できる臨床化学分析装置を発売
日本光電 臨床化学分析装置 CHM−4100 セルタックケミ 発売開始 日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:鈴木文雄、以下 日本光電)はこの度、糖尿病の診断、血糖コントロールの指標であるヘモグロビンA1c(以下、HbA1c)(※1)とC反応性蛋白(以下、CRP)(※2)を簡単かつ迅速に測定できる、臨床化学分析装置CHM−4100セルタックケミを発売開始しました。本製品は、日本光電初のHbA1c検査装置で、医療現場における使いやすさの向上とスピーディな検査をコンセプトに開発しました。生活習慣病への注目が高まり、診療所・クリニックでの糖尿病検査の増加も予測される中、患者さん、医療スタッフにや...
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シスメックス、三日熱・四日熱マラリア感染検体のフラッグ技術を開発
三日熱・四日熱マラリア感染検体のフラッグ技術を開発 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、ヘマトロジー分野の製品におけるフラッグ(※1)技術を新たに開発しましたので、お知らせします。本技術にて、主に三日熱・四日熱マラリア感染時に出現するとされている血球形態の異常をフラッグとして知らせることが可能となります。 マラリアは、世界三大感染症の一つに数えられており、世界保健機構(WHO)をはじめ多くの財団や基金が設立され、マラリアの撲滅に向けてさまざまな活動が行われています。2011年の推定では約33億人がマラリア罹患のリスク...
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日本光電、全自動血球計数器「MEK−6500シリーズ セルタックα」を発売開始
日本光電 全自動血球計数器 MEK−6500 シリーズ セルタックα 発売開始 日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:鈴木文雄、以下 日本光電)はこの度、白血球3分類を含む19項目を迅速に測定・演算できる、全自動血球計数器MEK−6500シリーズ セルタックα(商品コード:MEK−6500、MEK−6510)を発売開始しました。本製品は、医療現場における使いやすさの向上と安定稼働をコンセプトに開発しました。 更に、日本光電では、試薬も自社で開発・生産することで、低コストで高精度の測定を実現しているほか、「日本光電精度評価サービス」(※)を通じて、院内検査のさらなる質の向上に努めて...
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日本光電、シンプルな操作性で白血球5分類測定にも対応した全自動血球計数器を発売
日本光電 全自動血球計数器 MEK−7300 セルタックEs を発売開始 医用電子機器メーカの日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:鈴木文雄、以下 日本光電)はこの度、「確かな白血球5分類測定を、よりシンプルに」をコンセプトにした、白血球5分類測定対応の全自動血球計数器 MEK−7300 セルタックEsを発売開始しました。 本製品は、視認性にすぐれた大型カラーディスプレイを新搭載し、シンプルな操作性と精確かつ迅速な測定を追求しています。例えば、白血球や血小板の異常低値を検出した場合、血液を再び吸引させることなく再測定できる「アドバンストカウント機能」は、確かな測定...
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東大と東京医科歯科大、ヒストン修飾因子が栄養飢餓において腫瘍増殖を抑制することを発見
ヒストン修飾因子が栄養飢餓において腫瘍増殖を抑制することを発見 1.発表者: 児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター システム生物医学分野 教授) 大澤毅 (東京大学先端科学技術研究センター システム生物医学分野 特任助教) 澁谷正史(東京医科歯科大学客員教授、東京大学名誉教授) 2.発表概要: 東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区、中野義昭所長)の大澤毅特任助教、児玉龍彦教授らの研究グループは、東京医科歯科大学との共同で、ヒストン修飾因子(注1)の一種であるヒストン脱メチル化酵素「JHDM1D(KDM7A)」(注2)が、栄養飢餓状態(注3)の腫瘍組織におい...
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小野薬品、冠動脈CTにおける描出能改善剤「コアベータ静注用12.5mg」を発売
冠動脈CTにおける描出能改善剤「コアベータ(R)静注用12.5mg」新発売のお知らせ 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、当社)は、冠動脈CTにおける描出能改善剤「コアベータ(R)静注用12.5mg(一般名:ランジオロール塩酸塩、以下、コアベータ)」を9月15日に新発売しますのでお知らせします。「コアベータ」は、冠動脈CTにおける描出能を改善させる世界初の薬剤です。 近年、狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患における冠動脈の狭窄や閉塞を診断する方法として、冠動脈CTが注目されています。冠動脈CTは、心臓カテーテルによる冠動脈造影とは...
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テルモ、中国メーカーと輸液ポンプのODM供給・開発契約を締結
中国における事業拡大と持株会社の申請について テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、これまで、心臓血管領域でのカテーテルビジネスを中心に中国での事業を展開してきました。現在、中国医療市場は急速な医療インフラの整備により、都市部から全土へ拡大しつつあります。テルモは拡大する中国市場において、現地での製品開発・生産体制を整備するとともに販売体制を強化し、カテーテルに加え、輸液や輸血関連領域での事業拡大を図ってまいります。 1.輸液関連領域への本格参入 その第一弾として、テルモは、中国の国内企業で輸液ポンプのトップメーカーである、北京科力建元医療科技有限公...
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東北大学、生細胞内のアクチン単量体の濃度変化を高解像度で測定する技術「s−FDAP法」を開発
生細胞内のアクチン単量体の濃度変化を高解像度で測定する新技術を開発 (概要) 東北大学大学院生命科学研究科の木内泰助教と水野健作教授らの研究グループは、生細胞内でのアクチン単量体の濃度変化を高解像度で測定する新技術(s−FDAP法)の開発に成功しました。また、この技術を用いて、細胞外からの刺激に応じて細胞内のアクチン単量体の濃度が大きく変動すること、アクチン単量体濃度は刺激によって生じる細胞内アクチンの重合度や仮足の大きさを決定する重要な因子であることを証明しました。今回開発されたs−FDAP法は細胞の運動・形態形成や癌細胞の浸潤・転移の分子機構を解明するための有効な手段と...
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大塚製薬、体外診断用医薬品WT1 mRNA測定キット「オーツカ」使用目的の追加承認を取得
体外診断用医薬品 WT1 mRNA測定キット「オーツカ」使用目的として骨髄異形成症候群の追加承認 大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、体外診断用医薬品WT1(*1)mRNA測定キット「オーツカ」の使用目的として、急性骨髄性白血病(以下:AML(*2))に加え、骨髄異形成症候群(MDS(*3))の承認を2月14日に取得いたしました。 このたびの承認により、骨髄異形成症候群患者さんの末梢血または骨髄液中のWT1 mRNAを測定し、骨髄異形成症候群の診断補助および進行度モニタリングマーカーとしての使用が可能となります。 骨髄異形成症候群は、...
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トランスジェニックと熊本大学、「ヒト化マウスの開発」に関して共同研究契約を締結
国立大学法人熊本大学との共同研究契約締結に関するお知らせ 株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)と国立大学法人熊本大学(以下、熊本大学)(学長:谷口功、熊本県熊本市)は、2010年12月21日、「ヒト化マウスの開発」に関して共同研究契約を締結しましたので、お知らせいたします。 このたびの共同研究は、新薬の効能評価や疾病の原因解明に供される実験動物であるマウスを、ヒト臓器保有マウス(ヒト化マウス)にすることにより、より有用なモデル動物の創出を目指すものです。 今後、当社と熊本大学生命資源研究・支援センター 山村研一教授の研究グループは、ヒトi...