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クロマトグラフィ
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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、うつ病関連バイオマーカー測定試薬キット(β版)を提供
うつ病関連バイオマーカー測定試薬キット(β版)の提供開始に関するお知らせ 当社が開発を進めておりました、血中のリン酸エタノールアミン(以下、「PEA」)を測定するための研究試薬キット(β版)が完成し、フィールドテストを目的とした提供を開始することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1.PEA測定試薬キット開発の経緯 当社は、独立行政法人国立精神・神経医療研究センターおよび医療法人社団行基会 理事長 川村則行医師との共同研究により、大うつ病性障害(以下、「うつ病」)の血液バイオマーカー(PEA)を発見しました。PEAは、健康者に比べてうつ病患者で低値を示すこと...
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アジレント、クロマトグラフィーデータシステム「OpenLAB CDS 2.1」を発表
アジレント・テクノロジー、クロマトグラフィーデータシステムの最新バージョンを発表 ラボの生産性と効率を改善するOpenLAB CDS 2.1を発表 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のクロマトグラフ製品向けのクロマトグラフィーデータシステム(CDS)として、ユーザーインタフェース、データ解析機能、レポート作成機能、規制対応などを改善した最新版「OpenLAB(オープンラボ) CDS 2.1」を発表します。 近年、クロマトグラフを用いた分析では、処理する検体数が増加しているため、より短時間で大量のデータを解析、処理したいというニーズが高まってい...
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徳島大など、櫛の歯状のテラヘルツ波で煙混在ガス濃度をリアルタイム分析に成功
櫛(くし)の歯状のテラヘルツ波(テラヘルツコム)で 煙混在ガスの濃度をリアルタイムに分析 ■ポイント ・工業燃焼過程の効率化による大気環境負荷の軽減や、火災現場における二次災害予防のためには、煙が充満した閉鎖空間のガスを迅速に分析することが重要 ・極めて正確で精緻な櫛の歯状テラヘルツ波(テラヘルツコム)をガス分析に利用 ・テラヘルツコムを正確かつ高速に読み取ることにより、高い分光性能(高確度、高分解能、広帯域)とリアルタイム性を両立したテラヘルツ分光法を実現 ・テラヘルツ領域に密集する多数の回転吸収スペクトル群を考慮した解析モデルにより、高精度な定量分析を達成 ・従来法で...
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花王、汗をかいた後に衣類から発生するニオイ成分とその原因菌を解明
汗をかいた後に衣類から発生するニオイ成分とその原因菌を解明 〜衣類上のマイクロコッカス菌が汗様臭を発生〜 花王株式会社(社長・澤田道隆)ハウスホールド研究所・安全性科学研究所・香料開発研究所は、洗浄研究、微生物研究、ニオイ解析研究から、「清潔」を追求する本質研究に、積極的に取り組んでいます。 その一環として今般、汗をかいた後に衣類から発生する汗様のニオイ(着用汗臭)に関して、そのニオイ成分の原因物質と原因菌を解析した結果、 1)原因物質:汗様臭の不快度の高いニオイ成分として、短鎖および中鎖の複数の脂肪酸に由来することを確認しました(図1)。 2)原因菌:ニオイ発生の主な原...
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東ソー、堀場製作所と糖尿病検査装置の国内販売代理店契約を締結
堀場製作所と糖尿病検査装置の国内販売代理店契約を締結 東ソーは、糖尿病検査装置「HLC−723(R)GX」の国内販売において、株式会社堀場製作所(代表取締役会長兼社長:堀場厚、本社:京都府京都市)と販売代理店契約を締結しましたのでお知らせ致します。 東ソーはバイオサイエンス事業にて医療機関向けに糖尿病検査装置をグローバルに販売展開しています。国内では糖尿病患者の増加や病診連携の取り組みの拡大により、クリニックでの測定が増加しており、東ソーが保有する、簡単な操作で高精度測定が可能な小型装置「HLC−723(R)GX」を堀場製作所の保有する販売・サービスネットワークを活用し、販売を強化するものです...
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アクロレインの可視化に成功 −生きた細胞で発生する毒性分子アクロレインと酸化ストレス疾患の関連性究明に大きな手がかり− ■要旨 理化学研究所(理研)田中生体機能合成化学研究室の田中克典准主任研究員、アンバラ・ラクマット・プラディプタ特別研究員、泰地美紗子特別研究員らの国際共同研究グループ(※)は、酸化ストレス[1]により、不飽和アルデヒド分子[2]の一種「アクロレイン[2]」が生きた細胞で発生する様子を、単純な組成のアルキルアジド化合物[3]をふりかけることで、簡便に可視化し、直接検出することに成功しました。 喫煙や有機物の燃焼時に発生するアクロレインは、生体内の分子と速や...
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食中毒を引き起こす下痢性貝毒の認証標準物質を開発 −分析機器による信頼性の高い貝毒検査の実施に貢献− ■ポイント ●下痢性貝毒を液体クロマトグラフ質量分析計で検査するための認証標準物質を開発し、供給を開始 ●定量NMR法を利用したオカダ酸群の濃度決定法を開発 ●機器分析による信頼できる貝毒検査の実施と普及に貢献 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)物質計測標準研究部門【研究部門長 藤本 俊幸】バイオメディカル標準研究グループ 山崎 太一 研究員、川口 研 主任研究員、同部門 高津 章子 副研究部門長は、国立研究開発法人 水産...
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富士経済、イムノアッセイ(免疫血清検査)の国内市場調査結果を発表
―臨床検査市場調査シリーズ― 主に採取した血液を検体とし、免疫反応を用いて特定の物質を同定・測定する イムノアッセイの国内市場を調査 検査数は年平均成長率(2015−2021年)1.7%、検査薬は同1.0% 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 清口 正夫 03−3664−5811)は、病気の診断や治療方針、経過の確認や重症度の判定、回復の度合いなどをみるために行われる臨床検査のうち、人体から採取した血液や尿、便などを分析する検体検査の国内市場を2015年10月より調査している。今回は免疫反応を用いて特定の物質を同定・測定するイムノア...
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京大など、ピロリ菌由来病原タンパク質CagAを全身に運ぶ小胞を発見
ピロリ菌由来病原タンパク質CagAを全身に運ぶ小胞を発見 〜ピロリ菌感染による非消化器疾患の発症メカニズムの解明へ〜 [ポイント] ・ピロリ菌(注1)感染胃がん患者の血液中に存在する小胞(エクソソーム(注2))にピロリ菌が持つ病原タンパク質CagA(注3)が含まれることを初めて明らかにした。 ・CagAはエクソソームとして血液を通して全身に運ばれ、心疾患や血液疾患、神経疾患など胃以外でも疾患を発症させる可能性があることを見いだした。 ・胃でのピロリ菌感染が胃がん以外の全身疾患を引き起こすメカニズムの解明の糸口となることが期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、京都大学 大学院工...
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信州大と横浜市立大、人工タンパク質ナノブロックで多様な自己組織化ナノ構造の創出に成功
人工タンパク質ナノブロックにより多様な自己組織化ナノ構造の創出に成功 〜ナノテクノロジー・合成生物学研究等に貢献するナノブロック「分子技術」を開発〜 信州大学大学院総合工学系研究科博士課程3年(日本学術振興会特別研究員)小林直也氏、信州大学学術研究院繊維学系新井亮一助教、及び横浜市立大学大学院生命医科学研究科雲財悟助教らの共同研究グループは、新しいコンセプトで独自の人工タンパク質を用いた「タンパク質ナノブロック(PN−Block)」を開発し、樽型や正四面体型等の複数種類の超分子ナノ構造複合体を自己組織化によって創り出すことに世界で初めて成功しました。本成果は、今後、ナノテクノロジーや...
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島津製作所、バイオ医薬品の凝集体分析などに最適なメタルフリーLCシステムを発売
バイオ医薬品の凝集体分析などに最適 「ProminenceイナートLCシステム」を発売 *製品画像は添付の関連資料を参照 島津製作所は、バイオ医薬品の凝集体分析など、生体高分子の分析に最適なメタルフリーLCシステム「ProminenceイナートLCシステム」を発売します。試料溶液や移動相が接する流路にPEEK樹脂などの非金属素材を採用することで、金属材質の接触によって活性が変化する恐れのある成分の安定的な分析を実現します。なお本製品は「JASIS 2015」(9月2日〜4日、幕張メッセ国際展示場)に出展します。 【開発の背景】 現在の医薬品市場は、有機合成を用いる低分子医薬品から、抗体医薬品などバイオテクノロジー技術を...
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理研、生体内の低分子化合物を網羅的に捉える解析プログラムを開発
生体内の低分子化合物を網羅的に捉える解析プログラムを開発 −MS−DIALによる次世代メタボロミクス− ■要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター メタボローム情報研究チームの有田正規チームリーダー(情報・システム研究機構国立遺伝学研究所 教授)、津川裕司特別研究員と、カリフォルニア大学デイビス校 オリバー・フィーン教授らの共同研究チーム(※)は、生体内の低分子化合物[1]を網羅的に捉えて解析するメタボロミクス[2]用の統合解析プログラムMS−DIAL(Mass Spectrometry Data Independent AnaLysis)[3]を開発しました。 メタボロミクスとは、生体内の低分子化合物を測定し、食品の品質評価や疾...
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デンカ生研、北大とエボラウイルス抗原検出迅速診断キットの試作品開発に成功
エボラウイルス抗原検出迅速診断キットの開発に関するお知らせ 電気化学工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉高紳介(◇)、以下「デンカ」)の主要グループ会社であるデンカ生研株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:前田哲郎、以下「デンカ生研」)では、インフルエンザ、ノロウイルス、RSウイルスなどの迅速診断キット製品群を有しており、かねてより国立大学法人北海道大学(北海道札幌市、総長:山口佳三、以下「北大」)人獣共通感染症リサーチセンターの高田たかだ礼人あやと教授と共同でエボラウイルス迅速診断薬の開発を行っておりましたが、このたびその試作品開発に成功したことをお...
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島津製作所、武田薬品と共同開発の逆相精製自動スケールアップシステムを発売
武田薬品工業株式会社と共同開発 逆相精製自動スケールアップシステム「ASAPrep」を発売 株式会社島津製作所(社長:中本 晃、京都市中京区)は、新たに合成した化合物を精製する際に行うHPLC(高速液体クロマトグラフ)での分取の可否判定と、分取可能となる条件を容易に決定することができる逆相精製自動スケールアップシステム「ASAPrep(エイサプレップ)」を、武田薬品工業株式会社(社長:クリストフ・ウェバー、大阪市中央区)と共同で開発し、8月25日に発売しました。 ※ASAPrepとは、「Automated Scale−up from Analytical to Preparative conditions」の下線部から取った造語です。 製薬企業や大学、研究機関などで行ってい...
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分子量のばらつきがない高分子標準物質を開発 −分子の長さがそろった人工高分子で高精度計測に貢献− <ポイント> ・長さの違う分子が集まった高分子から単一の長さの分子だけを分別採取する技術を開発 ・ポリエチレングリコールの23量体だけからなる標準物質の供給をスタート ・高分子材料の分子量測定やナノ粒子サイズの計測の高精度化に貢献 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)計測標準研究部門【研究部門長 千葉 光一】ナノ材料計測科【研究科長 藤本 俊幸】粒子計測研究室【研究室長 桜井 博】高橋 かより 主任研究員と、計量標準管理センタ...
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日本製粉とオルガノなど、米ぬかから高純度セラミドを量産する技術を開発
高純度セラミドを工業的に連続生産する技術を開発 −新たなセラミドの活用法が期待− <ポイント> ・米ぬかから95%以上の高純度セラミドを工業的に連続生産する技術を、世界で初めて開発しました。 ・高純度なセラミドは色、臭いがほとんどなく、化粧品や医薬品、研究用途として新たな活用法が期待できます。 1.日本製粉株式会社は、農研機構、オルガノ株式会社と共同で、米ぬかから95%以上の高純度セラミドを工業的に連続生産する技術を開発しました。 2.セラミド(1)は皮膚に含まれる保湿成分で、皮膚へ塗布、経口摂取により保湿などの効果が期待されることから、様々な化粧品や機能性食品の原料として利...
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産総研、気体試料を吹き付けるだけで分子の機能を左右する利き手を可視化
液晶を用いた気体分子のキラリティの簡便な検出法 −気体試料を吹き付けるだけで分子の機能を左右する利き手を可視化− <ポイント> ・液晶構造の変化を観察して、吹き付けた気体試料のキラリティを検知可能 ・微量の気体試料中の光学異性体の高感度な同定を常温常圧の環境下で実現 ・香料などの揮発性化学品分析や環境モニタリングへの応用に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 山口 智彦】ソフトメカニクスグループ 大園 拓哉 研究グループ長、スマートマテリアルグループ 山本 貴広 主任研究員、ソフトマタ...
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島津製作所など、メタボローム解析を支援する「GC/MS代謝成分データベース Ver.2」を発売
代謝物MRMデータベースを収録しトリプル四重極型に対応した世界初の新製品 「GC/MS代謝成分データベース Ver.2」を発売 −疾患・創薬評価等におけるメタボロミクス研究を支援− 島津製作所は、島根大学医学部、神戸大学医学部、京都大学物質−細胞統合システム拠点との共同研究および独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「ヒト幹細胞産業応用促進基盤技術開発/ヒト幹細胞実用化に向けた評価基盤技術の開発」で得られた成果をもとに、当社トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS/MS)及び四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)を用いたメタボローム解析(メタボロミ...
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東北大、膵島移植に使用される細胞分離酵素でコラゲナーゼHの重要性を解明
糖尿病治療のテーラーメード型膵島分離の実現へ向けて 糖尿病患者への膵島移植に使用される細胞分離酵素においてコラゲナーゼHが重要であり、そのターゲット基質の一つはコラーゲンIIIである 東北大学未来科学技術共同研究センター(大学院医学系研究科兼務)の後藤昌史教授、大学院医工学研究科の村山和隆准教授、大学院医学系研究科先進外科の大内憲明教授および藤尾淳医師、大学院医学系研究科生物化学分野の五十嵐和彦教授らのグループは、糖尿病を対象とする細胞移植治療である膵島(注1)移植において、膵島細胞を分離するために使用されている細胞分離酵素においてコラゲナーゼH(コラゲナーゼ(注2)のサブタイプ)...
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島津製作所とアジレント・テクノロジーが装置制御ドライバの交換に合意 両社の分析装置を統合制御が可能に −分析装置の制御規格に関する業界標準化を推進し、コスト削減と相互運用の向上を実現− 島津製作所(本社:京都市中京区西ノ京桑原町1、社長:中本 晃)とアジレント・テクノロジーズ・インク(CEO:ビル・サリバン、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人:アジレント・テクノロジー株式会社)は、Rapid Control .NET(RC.Net)(*)に準拠した装置制御ドライバを相互交換することに合意しました。島津製作所はアジレント・テクノロジーのRC.Netを採用することにより、さまざまなクロマトグラフ...
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資生堂、D−アミノ酸の新たな美肌効果を発見し中国専用ブランド「ウララ」に活用
資生堂、D−アミノ酸の新たな美肌効果を発見し、化粧品に初めて応用 中国専用ブランド「ウララ」に活用 資生堂は、世界のD−アミノ酸研究をリードする九州大学と共同開発した高感度D,L‐アミノ酸同時一斉分析装置(特許取得済)と、長年培ってきた皮膚科学研究の融合を図り、D−アミノ酸の新たな美肌効果を発見しました。この研究成果を、中国専用ブランド「ウララ」の抗老化スキンケアシリーズ「マルチバイタライジングDAA」(2013年6月発売)に、化粧品として初めて応用します。中国専用ブランド「ウララ」は、重要市場と位置付けている中国において、お客さまからの信頼をより強固なものとすべく集中して投資を強化...
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島津製作所、光学顕微鏡と質量分析計を融合した新しい分析計測機器を発売
光学顕微鏡で観察した試料をそのまま質量分析できるイメージング質量顕微鏡iMScopeを発売 −疾患に関連した物質探索や生体機能解明に応用− ・参考画像1は添付の関連資料を参照 島津製作所は、光学顕微鏡と質量分析計を融合した全く新しい分析計測機器、イメージング質量顕微鏡『iMScope』を発売しました。『iMScope』は、当社独自の高収束レーザ光学系と高精度な試料移動システムにより、5マイクロメートル以下という世界最高の解像度(*)で生体試料の質量分析画像を取得し、分子の分布状態を観察できます。大気圧下で質量分析が行えるため、より生きた状態に近い組織を分析することが可能です。光学画像から得られる形態情...
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京大、ヒトiPS細胞に発現しているタンパク質を大規模・網羅的に検出
ヒトiPS細胞に発現しているタンパク質を世界最大規模で網羅的に検出−iPS細胞の多能性機能解析のための第一歩 石濱泰 薬学研究科教授の研究グループは、中川誠人 iPS細胞研究所(CiRA)講師、山中伸弥 同所長・教授の研究グループと共同で、ヒト人工多能性幹(iPS)細胞中の全タンパク質(プロテオーム)に対し、独自の計測システムを用いた発現解析をおこない、約1万種のタンパク質の発現量プロファイルを取得することに成功しました。本研究により、従来の遺伝子発現情報に加え、細胞機能を直接制御しているタンパク質の発現情報が入手可能となったことから、今後ヒトiPS細胞の様々な機能解析が加速するものと考えられます...
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昭和電工、オーストリアの精製ゲル開発製造会社と業務・資本提携契約を締結
精製ゲル市場への新規参入 オーストリア社への戦略的投資による分離精製事業の拡大 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、バイオ医薬や工業分野の製造工程において使用される精製ゲル市場への参入を決定し、オーストリアの精製ゲル開発製造会社BIA Separations(以下、BIA)と業務・資本提携に関する契約を締結しました。 当社では、高速液体クロマトグラフィー(*)(以下、HPLC)関連の各種製品の開発・製造販売を、分離精製事業のひとつとして行っています。このなかでも分析用HPLCカラム(**)は、登録商標「Shodex(R)」として40余年の歴史を持ち、幅広い製品群を有しています。現在では世界中に構築した販売網を通じ...
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理化学研究所と慶大、ヒトの血液から簡単に「体内時刻」を調べる手法を確立
ヒトの血液から簡単に「体内時刻」を調べる手法を確立 −採取した血液から体内時刻のズレを検出可能に− ◇ポイント◇ ・ヒトの血液中で、24時間周期で増減する代謝産物を複数同定 ・「分子時刻表」を作り、被験者の血液の代謝産物と照合して体内時刻を推定 ・体内時計が関わる障害の診断や、治療法の評価への応用が期待 理化学研究所(野依良治理事長)と慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)は、ヒトの生体内で24時間周期を刻む体内時計(※1)が示す「体内時刻」を、採取した血液から簡単に測定する方法を開発しました。これは、理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センタ...
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GEヘルスケア・ジャパン、検査時間や画質などを改良したポケットサイズ超音波診断装置を発売
ポケットサイズの超音波診断装置の最新モデルVscan 1.2を発売 Vscan 1,000台の利用者の声をもとに検査時間や画質、保証期間・操作性を改良 〜超高齢化で重要性が増すプライマリ・ケアや在宅医療のさらなる拡充を目指す〜 医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、社長:川上潤)は本日7月17日(火)、ポケットサイズの超音波診断装置の最新モデル「Vscan 1.2(ヴィースキャン1.2)」を全国の臨床施設を対象に発売、超高齢化でますます重要性が高まるプライマリ・ケアや在宅医療の拡充に向けた取り組みを一段と強化します...
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島津製作所、超高速分析に対応した高耐圧対応型のゴーストピーク除去カラムを発売
超高速分析に対応した高耐圧ゴーストピーク除去カラム ゴーストトラップDS−HPを発売 −移動相由来のゴーストピーク除去により、信頼性のある微量不純物分析を実現− 島津製作所は、超高速液体クロマトグラフィーで使用可能な高耐圧対応型のゴーストピーク除去カラム ゴーストトラップDS−HPを発売しました。当社はHPLCにおけるグラジエント溶出の際に生じるゴーストピークを効果的に除去可能なカラムとして、第一三共株式会社との共同開発により2011年4月にゴーストトラップDSカラムを発売し、不純物分析などの微量分析を中心に広く用いられてきました。このたび開発した高耐圧に対応可能な新製品に...
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農業環境技術研究所、重要害虫フジコナカイガラムシの性フェロモンの化学構造を決定
重要害虫フジコナカイガラムシの性フェロモンの化学構造を決定 −日本初のコナカイガラムシ類に対する発生予察用誘引剤の市販へ− [ポイント] ・果樹や野菜の重要害虫であるフジコナカイガラムシのオス成虫を強力に誘引する性フェロモンの化学構造を決定しました。 ・フジコナカイガラムシなどのコナカイガラムシ類は殺虫剤の効果が高い時期が1〜2齢幼虫期に限られることから、防除が難しい害虫として知られています。 ・この性フェロモンを誘引源とするトラップを用いることで、害虫の発生状況をより効率的に把握し、適期に防除することができます。 <概要> 1. 独立行政法人農業環境技術研究所は、福岡県農...
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アジレント、本社・八王子事業所内にライフサイエンス・化学分析機器の総合的技術集結施設を開設
アジレント・テクノロジー、本社・八王子事業所内に ライフサイエンス・化学分析機器の総合的技術集結施設を開設 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、このたび、本社・八王子事業所内に、ライフサイエンス・化学分析機器のラボとショールームの機能を兼ね備えた「Center of Excellence(センター・オブ・エクセレンス、略称:COE)」を開設したことをお知らせします。ライフサイエンス研究支援および化学分析の主要装置を設置したCOEは、当社の製品や技術を実際に体験できる総合的技術集結施設と位置付けています。装置のデモや依頼...
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理化学研究所、植物ホルモン「オーキシン」生合成の主経路を解明
ついに植物ホルモン「オーキシン」生合成の主経路を解明 −農作物やバイオマスなどの増収研究に向けて大きな一歩− ◇ポイント◇ ○植物はアミノ酸のトリプトファンから2種類の酵素の働きでオーキシンを合成 ○化学的に不安定な極微量のオーキシン生合成中間物質の分析法を確立 ○オーキシンによる植物の基本的な成長制御機構の解明に貢献 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、植物ホルモン(※1)の1種「オーキシン(※2)」の生合成の主経路の解明に成功しました。これは、理研植物科学研究センター(篠崎一雄センター長)生長制御研究グループ(神谷勇治グループディレクター)の笠原博幸上級研究...
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GEヘルスケア・ジャパン、細胞画像解析装置の最上位機種「IN Cell Analyzer 6000」を発売
GEヘルスケア・ジャパン 細胞画像解析装置の最上位機種「IN Cell Analyzer 6000」を発売 〜 国内初のsCMOSカメラ搭載装置、共焦点・非共焦点など3種の撮影モードを同時搭載 〜 ― 多彩なサンプル形状に幅広く対応、細胞研究の迅速化・効率化に貢献 ― GEヘルスケアグループ(以下GEヘルスケア)の世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市/代表取締役社長:川上潤)は本日8月16日(火)、GEヘルスケア製細胞画像解析装置(イメージングサイトメーター(*1))の新製品「IN Cell Analyzer 6000(インセルアナライ...
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アジレント、感度とスピードを向上させたiFunnel四重極飛行時間型液体クロマトグラフィ質量分析装置を発売
アジレント・テクノロジー、従来モデルの10倍の感度と メタボロミクス、食品試験、DMPK定性/定量、 50Hzの取り込みスピードを備えた新しいQ−TOF LC/MSを発表 タンパク質同定の性能水準を向上 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、iFunnel四重極飛行時間型液体クロマトグラフィ質量分析装置(Q−TOF LC/MS)「Agilent 6550 QTOF LC/MSシステム」を発表、本日より販売を開始します。このシステムは、TOF 感度を低フェムトグラム域にまで高めると同時に、毎秒50スペクトルという高速取り込み...
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GEヘルスケア・ジャパン、ジャイロス社製微量イムノアッセイプラットフォームを日本で独占販売
ジャイロスとGEヘルスケア・ジャパン ジャイロス社製微量イムノアッセイプラットフォームの 日本国内独占販売契約を締結 GEヘルスケア・ジャパンのライフサイエンス統括本部が 同プラットフォームを国内のバイオ医薬品・ワクチンメーカーに独占供給 イムノアッセイ装置の小型化・自動化を可能にしたマイクロフルイディクス技術の利用において世界的なリーダーであるジャイロス社(本社:スウェーデン・ウプサラ、CEO:エリック・ウォールデン)と、GEヘルスケアグループの世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、社長:川上潤)は本日、ジャイロス社の微量イムノアッセイ...
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アークレイ、高速・高精度のグリコヘモグロビン分析装置「アダムス A1c HA−8181」を発売
世界最速(※)38秒で測定、糖尿病検査のニーズに応えます ヘモグロビンA1cの高速・高精度測定を実現 臨床検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、新しいグリコヘモグロビン分析装置「アダムス(TM) A1c(エーワンシー) HA(エイチエー)−8181」 を6月14日に発売します。糖尿病診断において必須の検査項目である、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)(*1)の測定時間を従来装置より10秒(20%以上)短縮し、高速で高精度の測定を実現しました。 現在、日本の糖尿病患者は年間30万人ペースで増加しており(厚生労働省「平成19年国民...
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革新的創薬技術の開発にめど マイクロドース臨床試験の成果と、今後の展開について ごく微量の医薬品を、健常な人あるいは一部の患者に投与するマイクロドース(MD)臨床試験(※1)を活用したNEDOの革新的創薬技術開発プロジェクト(基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発)に取り組んでいる東京大学大学院薬学系研究科の杉山雄一教授らの研究グループは、非標識薬物を用いた試験の他、国内で初めて放射性同位体を用いたMD臨床試験、及びPET(ポジトロン断層法)を用いたMD臨床試験を合計28件実施し、ヒト体内における薬物動態予測の実用化に成功しました。その結果、各個人に最も有効な医薬品を選...