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ポリペプチド
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SARSウイルスの巧みな戦略 −プロテアーゼの特殊な基質認識− ■要旨 理化学研究所(理研)構造生物学研究室の村松知成研究員と横山茂之上席研究員らの研究チーム(※)は、「重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス[1]」の主要なペプチド結合加水分解酵素「3CLプロテアーゼ[2]」が基質(酵素が作用する物質)を認識する際に示す新たなアミノ酸配列特異性を発見しました。 SARSコロナウイルスはヒトの細胞に感染すると、自己複製のために必要なさまざまなタンパク質を合成します。その中には2種類の巨大なポリタンパク質があり、それぞれ1本のポリペプチド鎖(アミノ酸がペプチド結合でつながったもの)の中に...
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協和発酵キリン、小児X染色体遺伝性低リン血症を対象とした抗FGF23完全ヒト抗体KRN23の第3相国際共同治験を開始
小児X染色体遺伝性低リン血症を対象とした 抗FGF23完全ヒト抗体KRN23の第3相国際共同治験開始 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、小児X染色体遺伝性低リン血症(※1)(XLH)を対象とした抗線維芽細胞増殖因子23(※2)(Fibroblast Growth Factor 23、以下「FGF23」)完全ヒト抗体KRN23の第3相国際共同治験を開始しましたのでお知らせします。 協和発酵キリンは、KRN23の開発、販売に関して、ウルトラジェニクス・ファーマスーティカル(以下「ウルトラジェニクス」)と協業およびライセンス契約を締結しています。 今回開始した試験は...
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協和発酵キリン、XLH対象の抗FGF23完全ヒト抗体KRN23の第3相国際共同治験を開始
成人X染色体遺伝性低リン血症を対象とした 抗FGF23完全ヒト抗体KRN23の第3相国際共同治験開始 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、成人X染色体遺伝性低リン血症(※1)(XLH)を対象とした抗線維芽細胞増殖因子23(※2)(Fibroblast Growth Factor 23、以下「FGF23」)完全ヒト抗体KRN23の第3相国際共同治験を開始しましたのでお知らせします。 協和発酵キリンは、KRN23の開発、販売に関して、ウルトラジェニクス・ファーマスーティカル(以下「ウルトラジェニクス」)と協業およびライセンス契約を締結しています。 今回開始した試験は...
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2型糖尿病治療剤「ザファテック(R)錠」の日本における発売について 当社は、本日、2型糖尿病治療剤「ザファテック(R)錠50mg、同錠100mg」(一般名:トレラグリプチンコハク酸塩、以下「ザファテック」)を日本で発売しましたのでお知らせします。 本剤は、週1回投与で良好な血糖コントロールをもたらすジペプチジルペプチダーゼ−4(DPP−4)阻害剤であり、本剤は、血糖調節において重要な役割を担うインクレチンホルモン(※1)であるグルカゴン様ペプチド−1とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチドの不活化をもたらすDPP−4を選択的かつ持続的に阻害することにより、インスリンの分泌を血糖値に応...
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グラクソ、ポリペプチド系抗生物質製剤「オルドレブ点滴静注用150mg」を発売
ポリペプチド系抗生物質製剤 「オルドレブ(R)点滴静注用150mg」を新発売 グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、5月25日付で、ポリペプチド系抗生物質製剤「オルドレブ(R)点滴静注用150mg」(一般名:コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム、以下「オルドレブ(R)」)を発売しました。 「オルドレブ(R)」は、厚生労働省の未承認薬・適応外薬検討会議において「医療上の必要性が高い」と評価されたことを踏まえ開発した多剤耐性緑膿菌由来感染症に対する治療薬です。「オルドレブ(R)」は、国内外のガイドラインにおいて、他系統の抗菌薬の効果が認められない...
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グラクソ、多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬としてコリスチンの製造販売承認を申請
グラクソ・スミスクライン株式会社 多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬として コリスチンの製造販売承認を申請 グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、8月13日付で、ポリペプチド系抗生物質製剤コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム注射剤(一般名、以下コリスチン注射剤)について、多剤耐性緑膿菌感染症の治療薬として厚生労働省に製造販売承認申請を行いました。 コリスチン注射剤は社団法人日本化学療法学会から多剤耐性緑膿菌由来感染症の治療薬として再開発の要望が厚生労働省に提出されていました。これを受け、厚生労働省は、コリスチン注射剤を...
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抗FGF23完全ヒト抗体KRN23の成人X染色体遺伝性低リン血症性くる病を対象とした第1/2相反復投与試験の結果発表について 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、現在開発中の抗線維芽細胞増殖因子23(※1)(FGF23)完全ヒト抗体KRN23の成人X染色体遺伝性低リン血症性くる病(※2)(XLH)を対象とした第1/2相反復投与試験の結果を、2014年6月24日に「第16回国際内分泌学会議・第96回内分泌学会議」で発表しましたので、お知らせいたします。 本試験は、米国及びカナダで行われた多施設共同オープン用量漸増反復投与試験(※3...
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協和発酵キリン、米社と抗FGF23完全ヒト抗体の開発などでライセンス契約締結
抗FGF23完全ヒト抗体KRN23の開発・販売に関する米国ウルトラジェニクス社との契約締結について 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、現在開発中の抗線維芽細胞増殖因子23(※1)(Fibroblast Growth Factor 23、以下「FGF23」)完全ヒト抗体、KRN23の開発、販売に関して、ウルトラジェニクス・ファーマスーティカル(本社:米国カリフォルニア州ノバト、CEO:エミル・D・カキス、以下「ウルトラジェニクス」)との協業およびライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。 KRN23は、協和発酵キリンが創製した抗FGF23完全ヒト抗体で、X染色...
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パテント・リザルト、「医薬品業界 特許資産の規模ランキング」を発表
【医薬品】特許資産規模ランキング、トップ3はPHIZER、MERCK、ROCHE 〜武田薬品が躍進 弊社はこのほど、独自に分類した「医薬品」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「医薬品業界 特許資産の規模ランキング」をまとめました。2011年4月1日から2012年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較では見られない、特許総合力の評価が可能になります。 その結果、1位 PHIZER、2位 ME...
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武田薬品、2型糖尿病治療薬アログリプチンとアクトスの合剤などの販売許可申請をEMAが受理
2型糖尿病治療薬アログリプチンとアクトスの合剤ならびにアログリプチンとメトホルミンの合剤の 欧州における販売許可申請について 当社の100%子会社である武田グローバル研究開発センター(欧州)Ltd.(英国ロンドン、以下「TGRD(EU)社」)は、このたび、2型糖尿病治療薬アログリプチン(一般名、開発コード:SYR−322)とアクトス(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)の合剤ならびにアログリプチンとメトホルミンの合剤について、販売許可申請を欧州医薬品庁(EMA)に提出し、EMAが当該申請を受理した旨、確認しましたのでお知らせします。 アログリプチンは、ジペプチジルペプチダーゼ−...
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武田薬品、2型糖尿病治療薬SYR−322の販売許可をEMAに申請
2型糖尿病治療薬SYR−322の欧州における販売許可申請について 当社の100%子会社である武田グローバル研究開発センター(欧州) Ltd.(英国ロンドン、以下「TGRD(EU)社」)は、このたび、2型糖尿病治療薬SYR−322(一般名:alogliptin)の販売許可申請を欧州医薬品庁(EMA)に提出し、EMAが当該申請を受理した旨、確認しましたのでお知らせします。 SYR−322は、ジペプチジルペプチダーゼ−4(DPP−4)阻害薬であり、食事療法、運動療法に加えて使用する2型糖尿病治療薬です。本薬は、血糖調節において重要な役割を担うインクレチンホルモン(※1)であるグ...
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京大、水素原子の連続リレー移動反応の直接観察と微視的機構を確立
もっとも軽い元素である水素原子(プロトン)の連続リレー移動反応の直接観察と微視的機構を世界で初めて確立 水素結合を介してプロトンが伝わる様子を観察し、そのメカニズムを解明することに、奥山弘 理学研究科准教授、上羽弘 富山大学理工学部教授らのグループが成功しました。この研究成果は、物質科学の国際専門誌で最も権威あるNature Materials(ネーチャー・マテリアル)にオンライン速報として11月28日(日本時間)に公開されました。 研究の背景と概要 物質中におけるプロトン(水素イオン、H+)の移動は化学、生物学において重要な役割を果たしている。特に水素結合系におけるプロ...
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ノエビア、薬用パウダー「スペチアーレ 薬用パウダーセラム」を発売
〜最高級基礎化粧品シリーズ「スペチアーレ」から新アイテムが誕生〜 ノエビア スペチアーレ 薬用パウダーセラム <医薬部外品> ノエビアは、最高級基礎化粧品シリーズ「スペチアーレ」から新アイテムとして、バラの花びらのように、みずみずしく艶やかなお肌に導く薬用パウダー「スペチアーレ 薬用パウダーセラム」を2011年7月25日に発売します。スキンケアの発想から生まれたこのパウダーには「スペチアーレ」シリーズのスキンケア成分(※1)が配合されています。さらに4種類のパウダーでしっとりと思わず触れたくなるようなお肌を演出します。訪問販売、通信販売、直営店にてご購入いただけます。 ※...
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理化学研究所と筑波大学、植物の活性酸素を調節するリン酸化酵素の仕組みを解明
植物の活性酸素を調節するリン酸化酵素の仕組みを解明 −リン酸化酵素「MAPK」がカルモジュリンと協調して傷害応答を調節− ◇ポイント◇ ・定説を覆し、MAPKにはリン酸化反応によらない独自の反応スイッチが存在 ・MAPKの1つMPK8は、細胞毒となる過剰な活性酸素蓄積を防ぐ安全弁としても機能 ・マラリア原虫などのシグナル伝達経路を特異的に制御する薬剤開発に期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人筑波大学(山田信博学長)は、病害虫や干ばつ、塩害など、植物の劣悪環境への応答に関わる活性酸素(※1)生成のシグナル伝達経路(※2)に、タンパク質リン酸化酵素の1つ「...