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自然科学
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東大、高密度分子ガス円盤が超巨大ブラックホール成長の重要なガス質量の供給源として機能
超巨大ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発か? 〜アルマ望遠鏡で見えてきたブラックホール成長の現場〜 1.発表者: 泉拓磨(東京大学大学院理学系研究科 天文学専攻 博士3年/日本学術振興会特別研究員) 川勝望(呉工業高等専門学校 自然科学系分野 准教授) 河野孝太郎(東京大学大学院理学系研究科 天文学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆超巨大ブラックホールへ供給されるガスの貯蔵庫として、ブラックホール近傍数100光年程度の大きさの高密度分子ガス円盤が重要であることを初めて示した。さらに、分子ガス円盤で発生する超新星爆発がブラックホール成長を駆動するという理論予測を観...
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九大、決断科学センターと人間文化研究機構総合地球環境学研究所が協力協定を締結
九州大学持続可能な社会のための決断科学センターと 人間文化研究機構総合地球環境学研究所が協力協定を締結 <概要> 九州大学持続可能な社会のための決断科学センターは、地域住民等とともに地域の問題を自ら発見し、また、地域の中での科学者の果たすべき役割を認識し、様々な関係者と協働しながらリーダーシップを発揮して問題解決に取り組むことより、持続可能な地球環境と人類社会の構築に寄与することを目的として、平成27年12月15日(火)に大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所と協力協定を締結します。 ■背景 本センターでは、科学の成果を社会的な問題解決に活かすために、新た...
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キヤノン、赤外線分光器の小型化が可能なGeイマージョン回折素子を開発
キヤノンが実用的なGeイマージョン回折素子(※1)の開発に世界で初めて(※2)成功 赤外線分光器の小型化・高性能化により宇宙史や生命誕生の探求に寄与 キヤノンは、天文分野などで使われている赤外線分光器の大幅な小型化を可能にする、実用的なGeイマージョン回折素子の開発に成功しました。 *参考画像は添付の関連資料を参照 キヤノンが開発したGeイマージョン回折素子を用いることで、大型望遠鏡に搭載している高分散の赤外線分光器と同等の性能を持ちながら、分光器の体積を約1/64に大幅に減らすことが可能です。これにより、人工衛星に高性能分光器を搭載して打ち上げることや、次世代大型天体望遠鏡の...
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キッコーマン飲料、東京都市大と共同開発の「花つぼみ ローズウォーター」を発売
デルモンテから、東京都市大学とのコラボ飲料! 「花つぼみ ローズウォーター」新発売! 〜7月末までの期間限定〜 ※参考画像は添付の関連資料を参照 キッコーマン飲料株式会社は、6月8日より、東京都市大学と共同開発をした「デルモンテ 花つぼみ ローズウォーター」を7月末までの期間限定で、全国で新発売します。 ※商品画像は添付の関連資料を参照 ■共同開発の経緯 キッコーマン飲料株式会社では、2014年6月に高校生・大学生を対象に、「こんな飲料あったらいいな」というアイデアを募集しました。11校225名の方からご応募をいただき、アイデアの総数は145点にのぼりました。その中から、...
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産総研など、高い精度で誤発見の確率を示す検定値を計算するアルゴリズムを開発
ビッグデータから新たな科学的発見をもたらす統計手法を開発 <ポイント> ・ビッグデータからの科学的発見のためには、正確な検定値(P値)の算出が必要。 ・超高速アルゴリズムを用いた新たな統計検定手法を開発し、発見力を大幅に改善した。 ・物理学、医学、化学など全ての実験科学において世界中での広い利用が期待される。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター( http://www.cbrc.jp/index.ja.html )の津田 宏治 主任研究員(JST ERATO「湊離散構造処理系プロジェクト」グループリーダー)、東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻の瀬々 潤 准教授、理化...
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産学共同で石油樹脂製造用の革新的な触媒技術を開発 第8回村川技術奨励賞を受賞 <概要:> 国立大学法人岡山大学(学長:森田潔)は、RIMTEC株式会社(代表取締役社長:桜井賢典)と共同で、新用途向けの石油樹脂を提供する新たな触媒技術の開発に成功しました。大学院自然科学研究科の押木俊之講師を中心とする産学連携体が、本学産学官融合センター(芳賀地区)にて、”ひとつ屋根の下”で触媒に関する共同研究開発を進め、このたび新技術の実用化の目処がつきました。 本新技術は、地域における科学技術、産業の活性化・発展に資することが認められ、(公社)山陽技術振興会から第8回村川技術奨励賞を5月22日に共...
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東大と北大など、ホタルの光の人工明滅で生体内のpH変化をモニターする技術を開発
「人工的に作り出したホタルの光の明滅を使って生体内のpH変化をモニターする技術の開発」 ●発表のポイント ホタルの光の明滅を人工的に作り出し、その明滅の速度を計ることで、生きた動物内でのpH変化を長時間安定してモニターする方法を開発しました。 これまで生きた動物体内でのpH環境を測定することは容易ではありませんでした。今回開発した技術により、動物体内のpH変化を数時間安定してイメージングする方法を確立しました。 細胞がガン化、もしくは低酸素状態になると、細胞内のpHが低下(酸性化)することが知られています。pHのモニタリングを通して、生体内の異常を簡便に検査する技術に繋がると期待されます...
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理化学研究所と住友化学、「研究開発のための連携に関する協定書」を締結
理化学研究所と住友化学が研究開発のための戦略的な連携協定を締結 理化学研究所(野依良治理事長)と住友化学株式会社(十倉雅和代表取締役社長)は、4月18日、次世代分野における研究成果をより早期に創出するため、「研究開発のための連携に関する協定書」を締結いたします。 理化学研究所は、わが国最大規模かつ最高水準にある自然科学の総合研究機関であり、物理学、工学、化学、生物学、生命科学など幅広い分野で先端の基礎研究課題に取り組んでいます。また、産業界のニーズを重視した連携活動を行う社会知創成事業に取り組み、知識や技術を効率良く移転する「バトンゾーン制度」(※)のもと、産業界との戦略的共同...
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アンジェスMG子会社、オリジナル化粧品「ReBeage」の販売開始
『ReBeage(リビエージュ)』販売開始のお知らせ 〜ホワイトハニーを使用したオリジナル化粧品〜 当社子会社アンジェス ヘルスケア サイエンス株式会社(以下、AHS社)は、『Rare Hawaiian Organic White Honey』(以下、ホワイトハニー)を使用したオリジナル化粧品『ReBeage(リビエージュ)』の製品企画を行い、株式会社ReBeageより販売を開始することとなりましたのでお知らせいたします。 ReBeage(リビエージュ)シリーズは、ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌で「全世界で最高ランクのハチミツ」と絶賛された幻の蜂蜜といわれるハ...
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シード・プランニング、「ゲノム/遺伝子情報ビジネスの現状と将来展望」を発刊
ゲノム/遺伝子情報ビジネスの現状と将来展望 −製薬・食品、・畜産など産業におけるデータベース利用の動向− [本書のポイント] ●ゲノム、遺伝子、タンパク質などのライフサイエンスデータベースは増加の一途。 現状と課題をわかりやすく整理しました。 ●塩基配列、代謝・パスウェイ、疾患関連データベースリストを収録しました。 特に、製薬、食品、畜産分野のゲノム情報活用の現状がよくわかります。 これらの分野の関係者必読の一冊です。 市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、「ゲノム/遺...
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ミサワホーム、東京都江東区に小規模の保育園「コビープリスクールかめいど」が完成
−“住育”によって子どもたちの成長を応援します− コビーアンドアソシエイツとのコラボレーション第2弾 「コビープリスクールかめいど」が完成 ○都市型保育施設の中で最小規模の保育園のモデルケース ○「KURA」遊具、「コビーアクアリウム」、スクールビュッフェなどを新提案 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 竹中宣雄)は、保育施設の運営実績が豊富な株式会社コビーアンドアソシエイツ(本社 千葉県野田市/代表取締役社長 小林照男)と協力関係を構築して園舎工事を手掛けていますが、その第2弾となる「コビープリスクールかめいど」がこのほど東京都江東区亀戸に完成しました。 ミサワホームは、...
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生理学研究所、体温を感じる分子センサーがインスリン分泌を効果的に促進することを発見
体温を感じる分子センサーがインスリン分泌を効果的に促進 【内容】 自然科学研究機構・生理学研究所の富永真琴 教授および内田 邦敏 研究員の研究グループは、膵臓の細胞からインスリンが分泌される際に働く体温感受性センサーTRPM2(トリップエムツー)の働きを明らかにしました。糖尿病の新しい治療法に結びつく成果です。アメリカ糖尿病学会の専門学術雑誌“ダイアベテス(糖尿病)”に発表されます(電子版で公開されました)。 糖尿病は、膵臓から出るホルモン「インスリン」が不足したり、「インスリン」の作用が弱まったりすることで血糖値が高くなり、重篤な障害が出る病気で、日本でも4〜5人に1人...