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ポリエチレングリコール
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アステラス製薬など、TNFα阻害薬「セルトリズマブ ペゴル」の国内臨床試験結果を発表
TNFα阻害薬「セルトリズマブ ペゴル(一般名)」 C−OPERA試験の2年目の結果発表 −2015年米国リウマチ学会総会にて− −本剤投与終了後1年間の臨床的有用性の持続を確認− アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)とユーシービージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:神原 政信、以下「ユーシービージャパン」、また、ユーシービーグループを総称して以下「UCB」)は、両社で共同開発・商業化を進める、PEG化(*1)TNFα(腫瘍壊死因子α)阻害薬「セルトリズマブ ペゴル」(CZP)(一般名、日本での製品名「シムジア(R)」、欧米での製品...
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産総研、細胞の機能を制御する分子複合体(ナノロボット)を開発
細胞の機能を制御するナノロボットを開発 −外部刺激による生物の行動機能制御技術を目指して− ■ポイント ・生体毒性のない近赤外レーザー光照射により内包する分子を放出できるシステム ・この分子放出システムにより、生体内の細胞機能制御が可能 ・分子・細胞レベルでの病態の解明のための研究ツールとして期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木毅】都 英次郎 主任研究員らは、バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】戸井 基道 研究グループ長、公立大学法人大阪府立大学【理事長・学長 辻...
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ファンケル、優れた化粧もち効果と洗い流しやすさを両立する粉体を開発
優れた化粧もち効果と洗い流しやすさを両立 水分応答性を持つ粉体を新開発<特許出願中> 第28回IFSCC Congress(於:フランス共和国 パリ)で発表 株式会社ファンケル(本社:横浜市中区、代表取締役社長執行役員:宮島和美)は、総合研究所での基礎研究を通じ、機能性粉体に着目した研究開発を進めてまいりましたが、この度、甲南大学理工学部機能分子化学科と当社の共同研究を行い、ポリトリメチレンカーボネート(*1)に特定の分子を結合させることにより、水分に応答して分子の状態が変化し、水への濡れ性をコントロールできるポリマー(*2)の開発に成功致しました。 また、このポリマーを表面処理した粉体は、...
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分子量のばらつきがない高分子標準物質を開発 −分子の長さがそろった人工高分子で高精度計測に貢献− <ポイント> ・長さの違う分子が集まった高分子から単一の長さの分子だけを分別採取する技術を開発 ・ポリエチレングリコールの23量体だけからなる標準物質の供給をスタート ・高分子材料の分子量測定やナノ粒子サイズの計測の高精度化に貢献 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)計測標準研究部門【研究部門長 千葉 光一】ナノ材料計測科【研究科長 藤本 俊幸】粒子計測研究室【研究室長 桜井 博】高橋 かより 主任研究員と、計量標準管理センタ...
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東レ・ダウコーニング、W/O型処方用の乳化剤・粉体分散を発売
高い粉体分散機能と幅広油剤への対応力を持つ新規W/O処方用乳化剤・粉体分散を発売 東レ・ダウコーニング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役会長・CEO:桜井恵理子)は、W/O(*)型処方(油中水型:Water in Oil)用の新規乳化剤・粉体分散剤Dow Corning(R)ES−5600 Silicone Glycerol Emulsifier(以下、ES−5600)を発売します。ES−5600は、微粒子粉体や顔料の分散剤として高い機能を持つため、リキッドファンデーションの均一な色の発色を実現し、サンスクリーンの紫外線防御性向上に貢献します。またシリコーン油から有機油まで、幅広いオイルの種類と混合比で安定的なエマルションを作る高い乳化機能も持ち...
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アステラス製薬など、抗TNF−α抗体の早期関節リウマチ患者に対する有効性を発表
2014年欧州リウマチ学会総会にて抗TNF−α抗体 「セルトリズマブ ペゴル(一般名)」の早期関節リウマチ患者に対する 有効性について発表 アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)とユーシービージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:ジョエル・ピーターソン、以下「ユーシービージャパン」、また、ユーシービーグループを総称して以下「UCB」)は、両社で共同開発・商業化を進める、PEG化(*1)抗TNF−α(腫瘍壊死因子α)抗体「セルトリズマブ ペゴル」(一般名、日本での製品名「シムジア(R)」欧米での製品名Cimzia(R))の早期関節リウマチに対する有効性につい...
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協和発酵キリン、持続型G−CSF製剤(KRN125)の国内承認を申請
持続型G−CSF製剤(KRN125)の国内承認申請 協和発酵キリン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:花井陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、本日、がん化学療法による発熱性好中球減少症(注1)を対象として開発中の持続型G−CSF製剤(注2)KRN125(一般名:ペグフィルグラスチム)の国内医薬品製造販売承認を厚生労働省に申請しましたので、お知らせ致します。 KRN125は、がん化学療法による好中球減少症の治療に用いられるG−CSFの一つ「フィルグラスチム」をペグ化(注3)した持続型のG−CSF製剤です。がん化学療法による好中球減少症において、KRN125はがん化学療法1サイクルに1回の投与で、グラン(R)連日投...
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薬物運搬用ナノ粒子内の構造解析に世界で初めて成功 <ポイント> ・高分子ミセルは次世代DDSとして期待されているが、内部の詳細な構造は未知であった。 ・新しい手法の小角X線異常散乱法をDDS粒子に初めて適用して、内部の精密な構造を解明。 ・高性能なDDS開発の基本指針を与え、遺伝子治療や抗がん剤の応用に期待。 JST課題達成型基礎研究の一環として、北九州市立大学の櫻井 和朗 教授らは、次世代の薬物運搬方法(ドラッグデリバリーシステム:DDS)として期待されている数100本のひも状高分子が凝集した高分子ミセル粒子(注1)の内部構造を、大型放射光施設SPring−8(注2)の安定したX線計測システムと、小...
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富士経済、最先端ヘルスケア機能性素材の国内市場調査結果を発表
化粧品や医薬品・医薬部外品、トイレタリーなど、製品化のキーとなる 機能性素材の国内市場を調査 ■保湿を訴求した化粧品用途を主体に市場形成される"プロテオグリカン" 2014年の市場は2011年比2.2倍の3.1億円 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界 03−3664−5811)は、2012年9月から11月にかけ、化粧品、医薬品・医薬部外品、試薬・培地、再生医療、トイレタリーなど、製品化のキーとなる原材料(有効成分や添加物などの機能性素材)の国内市場を調査した。 その結果を報告書「最先端ヘルスケア機能性素材市場・技術の...
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京大、DNA/RNAを分離・濃縮する熱泳動の分子構造依存性を解明
DNA/RNAを分離・濃縮する熱泳動の分子構造依存性を解明 −温度勾配で分子を操作、構造変化を検出する新技術へ− 前多裕介 白眉センター特定助教らの研究グループは、高分子溶液中に温度勾配を形成することで起こる熱泳動現象がDNAやRNAの折り畳み構造に応じて分離するメカニズムを明らかにしました。DNAやタンパク質、コロイド粒子などの物質が温度勾配のもとで低温側に一方向に泳動される熱泳動現象が知られています。近年、熱泳動の物理的機構の研究が世界中で活発に行われるとともに、熱泳動を利用した新しい分析技術の開発が進められています。 本研究では、高分子溶液中における熱泳動が添加高分...
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アステラス製薬など、「セルトリズマブ ペゴル」臨床試験でのQOL解析結果を発表
2012年日本リウマチ学会総会・学術集会にて抗TNF−α抗体 「セルトリズマブ ペゴル(一般名)」の臨床試験におけるQOLに関する解析結果を発表 アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)とユーシービージャパン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:ジョエル・ピーターソン、以下「ユーシービージャパン」)が共同開発を進める、PEG化(*1)抗TNF−α抗体「セルトリズマブ ペゴル」(一般名、欧米での製品名Cimzia(R))の関節リウマチを対象とした日本国内の臨床試験(J−RAPID試験(*2)およびHIKARI試験(*3))において...