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河野博文
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JOGMEC、沖縄海域で新たな2つの海底熱水鉱床の存在を確認
沖縄海域で新たな2つの海底熱水鉱床の存在を確認 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、沖縄海域で海底観察により、伊平屋島北西方海域と久米島北西方海域の2つの海域に、銅、鉛、亜鉛、金、銀を含む海底熱水鉱床を発見しました。伊平屋島北西沖の鉱床(「田名(だな)サイト」と仮称)は、南北800m×東西600mの範囲に大小多数のチムニー(尖塔状地形)やマウンド(小丘)が群集して存在しています。久米島北西沖の鉱床(「比嘉(ひが)サイト」と仮称)は、直径100m強のカルデラ地形の内壁に鉛・亜鉛鉱物からなる緻密質な塊状鉱石が分布し、さらにカルデラ周縁部にも活動的な熱水噴出が存在しています...
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JOGMECと国際石油開発帝石、カナダでシェールガス開発技術に係る共同研究を開始
〜カナダ ブリティッシュコロンビア州でのシェールガス開発技術に係る共同研究を開始〜 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)及び国際石油開発帝石株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北村俊昭、以下 INPEX)は、INPEX子会社の INPEX Gas British Columbia Ltd.(以下、IGBC)及びNexen Energy ULC(以下、Nexen)と共に、カナダ ブリティッシュコロンビア州のホーンリバー、リアード及びコルドバ地域でのシェールガス開発技術に係る共同研究を開始しました。 JOGMEC、INPEX、IGBC及びNexenは、本地域におけるシェールガス開発対象層準から採取した岩石サンプルを用いた岩石物性の分析など、本地域の地質性状の評価に...
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JOGMEC、20年ぶりの大規模地熱発電事業に対し債務保証を実施
20年ぶりの大規模地熱発電事業に対し債務保証を実施 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、湯沢地熱株式会社による秋田県湯沢市(山葵沢地域及び秋ノ宮地域)に於ける地熱発電事業について、債務保証対象事業として採択しました。 本事業は、発電規模(設備容量)として42,000キロワットを見込んでおり、環境影響評価を必要とする10,000キロワット以上の大規模地熱発電所としては、平成8年11月に運転を開始した滝上発電所(大分県)以来、おおよそ20年ぶりの事業となります。 湯沢地熱株式会社は秋田県湯沢市で発電規模(設備容量)42,000キロワットのダブルフラッシュ方式(*)...
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JOGMEC、米国電力研究所と地熱技術に関する共同研究を開始
米国電力研究所と地熱技術に関する共同研究を開始 〜EGS技術に関する共同研究〜 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、米国電力研究所(Electric PowerResearch Institute: EPRI)との契約を3月20日に締結し、EGS(Enhanced Geothermal System)技術に関する共同研究を開始しました。 1.EGS技術とはEnhanced Geothermal System(またはEngineered Geothermal System)の略で、能動的な地熱開発を意味し、高温岩体発電、天然貯留層の人工的な拡張、人工涵養といった技術が含まれます。 2.米国では複数のEGS技術開発プロジェクトが現在進められており、知見やノウハウが蓄積されつつあります。一方、日本では過去に高温岩体発電の技術開発...
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JOGMEC、国際海底機構とコバルトリッチクラスト探査契約に調印
国際海底機構とコバルトリッチクラスト探査契約に調印 −15年間のコバルト、ニッケル、白金等を含むレアメタル鉱床の探査活動に着手− JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、平成26年1月27日、国連海洋法条約に基づき公海域の深海底鉱物資源を管理する国際海底機構と、南鳥島の南東沖約600kmに位置する公海域において、コバルトリッチクラスト(*)の探査活動を行うための探査契約に調印しました。 これにより、コバルトリッチクラストの探査鉱区の15年間にわたる排他的権利が確保され、我が国が海外に供給の大宗を依存するコバルト、ニッケル、白金等のレアメタル資源について、我が国による将来...
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JOGMEC、九州の「くじゅう」と「霧島」の両地域で「地熱資源ポテンシャル調査」を開始
「地熱資源ポテンシャル調査」の開始 〜地熱資源調査を効率的に実施して地熱資源開発を促進するため、 最新の空中物理探査手法による広域調査を開始〜 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、地熱資源調査を効率的に実施して地熱資源開発を促進するため、10月初旬から九州の「くじゅう」地域及び「霧島」地域において、ヘリコプターを用いた最新の手法による空中物理探査を開始します。 1.わが国に賦存する世界第3位の地熱資源を有効に活用するためには、個別地域における地熱資源調査が必要不可欠であるため、こうした地域の調査を効率的に行うことが必要となっています。 2.このため、JOGMECでは、国...
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JOGMEC、「海底熱水鉱床開発計画第1期最終報告書」を発表
「海底熱水鉱床開発計画第1期最終報告書」の取りまとめ JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、経済産業省の委託を受け、平成20年度から5年間にわたり、我が国周辺海域に賦存する海底熱水鉱床の資源量の評価や、環境影響に配慮した開発技術の検討などを実施しました。海底熱水鉱床開発計画の第1期を終了するにあたり、5年間の取組成果について総合的に評価を行い、このたび、第1期の最終報告書を取りまとめ、経済産業省のホームページに公表されましたので、お知らせします。 1.背景 我が国周辺海域に賦存する海洋鉱物資源は、開発が可能になれば、海外に資源供給の太宗を依存している我が国にとっ...
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JOGMEC、沖縄海域・伊是名海穴に大規模な海底熱水鉱床を確認
沖縄海域に大規模な海底熱水鉱床を確認 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、平成20年度より経済産業省から委託を受けて、沖縄海域・伊是名海穴において実施した海底熱水鉱床調査の結果、海底面付近の鉱床は、亜鉛、鉛、金等に富む硫化物で、資源量は340万トン程度と算定しました。 また、これに加えて、平成24年2月から新たに運航を開始した海洋資源調査船「白嶺」による深部掘削調査の結果、海底面下30mより深い深度に、相当大規模と推測される海底熱水鉱床の新鉱体が存在することを確認しました。これにより、「海底熱水鉱床開発計画にかかる第1期中間評価報告書」(平成23年3月公表)にお...
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JOGMEC、商業規模で利用可能なGTL(天然ガスの液化燃料化)技術を確立
JAPAN−GTL実証試験成功裏に終了 〜商業規模で利用可能なGTL技術を確立〜 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)及び日本GTL技術研究組合(本部:東京都港区、理事長:松村 幾敏)は、日本独自のGTL(天然ガスの液化燃料化)技術であるJAPAN−GTLプロセス開発のため、日量500バーレル(約80キロリットル)のGTLの実証プラントを新潟市に建設、2009年4月から実証試験を実施してきましたが、このたび、予定した試験目標を達成し実証試験を成功裏に終了致しました。これにより、商業規模で利用可能なGTL技術を確立することができました。 JOGMEC及び日本G...
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JOGMEC、南アフリカのブッシュフェルド地域北部で白金族金属の存在を確認
JOGMEC、南アフリカ共和国ブッシュフェルド地域北部で白金族金属の存在を確認 JOGMEC(理事長:河野博文)は、南アフリカ共和国において、プラチナム・グループ・メタルズ社(本社:カナダ)と共同で実施していたボーリング調査の結果、高品位の白金族金属の鉱化を捕捉しました。 調査地域であるウォーターバーグは、南アフリカの白金族金属鉱山地帯(ブッシュフェルド岩体地域)の北端部に位置し、地表に鉱徴が見られないため、これまで積極的な調査が行われていない地域でした。 この白金族金属の鉱化は、深部ではあるものの、現在近隣で操業中の鉱山と比較しても同等以上と言える良好な結果であること...
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JOGMEC、双日と古河とDOWAが推進しているカナダ・ジブラルタル鉱山拡張に金融支援
銅・モリブデン鉱山拡張に金融支援 ―カナダ・ジブラルタル鉱山拡張プロジェクトへ債務保証― JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、双日株式会社(本社:東京都港区、社長:加瀬豊、以下「双日」)、古河機械金属株式会社(本社:東京都千代田区、社長:相馬信義、以下「古河」)、DOWAメタルマイン(本社:東京都千代田区、社長:山崎信男、以下「DOWA」)の3社が、カナダ・ブリティッシュコロンビア州で推進しているジブラルタル銅・モリブデン鉱山拡張プロジェクト(出資比率:カナダ・タセコマインズ社 75%、日本側3社 25%)に対し、債務保証案件として採択しました。 日本側...
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JOGMEC、米国リチウム案件に金融支援 −我が国リチウム資源確保に向け大きな前進− JOGMEC (理事長:河野博文)は、6月9日、伊藤忠商事株式会社(代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)が資本参加している米国カリフォルニア州におけるリチウム回収プロジェクトに対し、10億円の融資を実行しました。 伊藤忠商事は、米国資源開発会社であるシンボルマイニング社の株式20%弱を取得し、本事業を推進していますが、本融資は、その資金の一部にあてられるものです。 本プロジェクトは、カリフォルニア州南部に位置する地熱発電所の使用済み地熱かん水に含まれるリチウムを回収し、リチウム...
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住友金属鉱山、ソロモンニッケル鉱区国際入札における全鉱区落札が決定
ソロモンニッケル鉱区国際入札における探鉱権落札について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 家守伸正)は、ソロモン諸島国のイサベル・ニッケル鉱区の国際入札に応札していたところ、12月4日に当社子会社への全鉱区落札が決定しました。 本国際入札は、本年7月23日、ソロモン諸島国政府がサンタイサベル島サンジョージ鉱区、タカタ鉱区およびジェジェボ鉱区の3鉱区の探鉱権を対象として公示したもので、当社は現地探鉱子会社であるSMMソロモン社を通じて応札していました。 当該3鉱区は1950〜1960年代にインコ社(当時)が精力的にニッケル探鉱を行った地域であり、当時...