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JOGMEC、「海底熱水鉱床開発計画第1期最終報告書」を発表

2013-07-11

海底熱水鉱床開発計画第1期最終報告書」の取りまとめ



 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、経済産業省の委託を受け、平成20年度から5年間にわたり、我が国周辺海域に賦存する海底熱水鉱床の資源量の評価や、環境影響に配慮した開発技術の検討などを実施しました。海底熱水鉱床開発計画の第1期を終了するにあたり、5年間の取組成果について総合的に評価を行い、このたび、第1期の最終報告書を取りまとめ、経済産業省のホームページに公表されましたので、お知らせします。


1.背景

 我が国周辺海域に賦存する海洋鉱物資源は、開発が可能になれば、海外に資源供給の太宗を依存している我が国にとって、新たな供給源となるため、その開発に期待が高まっています。そのため、経済産業省は、平成21年3月に策定した「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画(平成21年3月総合海洋政策本部会合了承)」の中で、特に海底熱水鉱床の開発については10年計画(平成24年度までを第1期、平成25〜30年度までを第2期)を定めました。

 海底熱水鉱床の開発に向けての取組みは、経済産業省からの委託を受けたJOGMECが中心となり、研究機関、大学、民間企業の協力の下、資源量評価、環境影響評価、採鉱技術及び選鉱・製錬技術に係る広範な検討を併行して実施してきました。
 また、開発計画を効率かつ効果的に推進するため、JOGMEC内に有識者からなる「海底熱水鉱床開発委員会」を設置し、計画立案、進ちょく、結果の評価について、意見聴取しつつ、事業を推進してきました。


参考1:「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」について
 海洋基本計画(平成20年3月閣議決定)に基づき、メタンハイドレート海底熱水鉱床等の商業化に向けた探査・技術開発に係る道筋(ロードマップ)等を示したものです。
 (詳細:http://www.enecho.meti.go.jp/topics/090324/

参考2:海底熱水鉱床について
 海底熱水活動により形成された多金属硫化物鉱床で、特に銅、鉛、亜鉛、金、銀などの重金属が濃集して含まれており、その成因は海底下のマグマ活動に関連すると言われています。これまで、日本近海では、沖縄海域、伊豆・小笠原海域等の水深700〜3,000mに発見されています。


※以下、「2.海底熱水鉱床にかかる開発計画(第1期)の評価結果のポイント」などリリース詳細は、添付の関連資料を参照

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