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アセチルコリン
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日本製紙、高機能茶「サンルージュ」の「加齢による認知機能の低下抑制効果」を動物試験で確認
高機能茶「サンルージュ」の「加齢による認知機能の低下抑制効果」を動物試験で確認 アセチルコリンエステラーゼの阻害効果は「やぶきた」の4.4倍 〜主要緑茶43品種の中で最も優れた効果〜 日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄)は、九州大学(立花 宏文教授)との共同研究で、高機能茶「サンルージュ」の"アセチルコリンエステラーゼ"(注1)阻害効果が、「やぶきた」をはじめとする主要緑茶43品種の中で最も高いことを見出しました。さらに、老化促進モデルマウス(注2)を用いた評価では、サンルージュの継続的な摂取により、加齢による認知機能の低下が抑制されることが明らかになり、その効果がやぶきたより...
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シナプス強度の調節機構を発見 −複数のシナプスはアストロサイトにより相互作用する− <要旨> 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター シナプス可塑性・回路制御研究チームの合田裕紀子チームリーダーらの研究チーム(※)は、ラット及びマウスを使った実験で脳内の「アストロサイト[1]」と呼ばれる細胞が、1つの神経細胞に存在する複数のシナプス[2]間の「シナプス強度[3]」のバランスを調節していることを発見しました。 脳内では数千億個の神経細胞が複雑な神経ネットワークを形成しています。神経細胞同士がつながっている部分はシナプスと呼ばれ、このシナプスを介して1つの神経細胞から次の神...
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無汗症患者の原因遺伝子を発見 −IP3受容体が機能しないと発汗できない− <ポイント> ・2型イノシトール三リン酸(IP3)受容体が発症に関わるヒト疾患を発見 ・カルシウムチャネル形成領域での点変異がIP3受容体の機能を阻害 ・IP3受容体の活性を制御することによる無汗症や多汗症の治療法確立に期待 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、先天性無汗症[1]の原因遺伝子が2型イノシトール三リン酸(IP3)受容体[2]を発現する遺伝子であることを明らかにしました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)発生神経生物研究チームの御子柴克彦チームリーダー、久恒智博研究員と、ス...
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富士フイルム、アルツハイマー型認知症の米研究機関と共同で治療薬の臨床試験を実施
全米最大のアルツハイマー型認知症の研究機関と共同で 同治療薬「T−817MA」の臨床試験実施を決定 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、米国でのアルツハイマー型認知症治療薬「T−817MA」の開発を加速させるため、全米最大のアルツハイマー型認知症の研究機関であるAlzheimer’s Disease Cooperative Study(アルツハイマ−ズ・ディジーズ・コーオペレイティブ・スタディ、以下、ADCS)(※1)と共同で、第II相臨床試験(※2)を実施することを決定しました。平成26年1月から臨床試験をスタートさせる予定です。 現在、アルツハイマー型認知症の治療薬としては、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬などが上市さ...
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エーザイ、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」でドライシロップ剤の製造販売承認申請
アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト(R)」日本でドライシロップ剤の剤形追加を申請 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、本日、日本においてアルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト(R)」の新しい剤形となるドライシロップ剤の製造販売承認申請を行いました。 「アリセプト(R)」は2007年8月に高度のアルツハイマー型認知症の効能を追加し、ドネペジル塩酸塩として1日1回10mgまでの増量および症状により適宜減量する用法が承認され、用量調節が可能になりました。本剤は、粉末を水に懸濁して服用可能なドライシロップ剤であり、一つの剤形で適宜減量を含むすべての投与量...
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杏林製薬、スペインAlmirall社と「Aclidinium Bromide」の国内ライセンス契約を締結
Almirall社との慢性閉塞性肺疾患治療薬「Aclidinium Bromide」の国内ライセンス契約締結について キョーリン製薬ホールディングス株式会社の子会社である杏林製薬株式会社(本社;東京都千代田区、社長;平井敬二)は、Almirall,S.A.(以下:Almirall社)(スペイン、Chairman&CEO:Jorge Gallardo)が創製した慢性閉塞性肺疾患(以下:COPD)治療薬「Aclidinium Bromide(以下:Aclidinium)」について、同社と2011年2月23日付けで、日本国内におけるライセンス契約を締結いたしました。 <契約の概...