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アジュバント
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NEC、先進AI技術を活用し医薬品開発で新薬候補物質発見・実用化を支援する創薬事業を開始
NEC、先進AI技術を活用した創薬事業に参入 〜がん治療用ワクチンの開発・実用化を推進する新会社を設立〜 NECは、ヘルスケア事業強化の一環として、NEC独自の先進AI(人工知能)技術を活用し医薬品開発で重要な新薬候補物質を発見するとともに実用化を支援する創薬事業を開始します。 NECは本事業の開始にあたり、NECが発見したがん治療用ペプチド(注1)ワクチンの開発・実用化を推進する新会社「サイトリミック株式会社」(以下、サイトリミック、注2)を設立しました。またNECとサイトリミックは本日、株式会社ファストトラックイニシアティブ(注3)、SMBCベンチャーキャピタル株式会社(注4)、NECキャピタルソリューション...
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新たなC型肝炎ウイルス感染予防ワクチンの開発 明里宏文 霊長類研究所教授、加藤孝宣 国立感染症研究所室長らの研究グループは、有望なHCVワクチンの開発に成功しました。本研究では、不活化HCV粒子をワクチンの細胞の免疫反応を高める補強剤(以下、アジュバント)であるK3−SPGとともに小型霊長類モデルであるコモンマーモセットに接種したところ、感染・発症予防に有効な中和抗体と細胞性免疫の両方を効率良く誘導できることを初めて明らかにしました。 本研究成果は、2016年10月27日に英国の医学誌「Gut」に掲載されました。 ■研究者からのコメント 本研究成果により、培養細胞で作製された不活化HCV粒子は...
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自然免疫の記憶メカニズムを解明 −病原体感染によるエピゲノム変化が鍵− ■要旨 理化学研究所(理研)石井分子遺伝学研究室の吉田圭介特別研究員、石井俊輔上席研究員らの共同研究チーム*は、自然免疫[1]に記憶[2]が存在し、病原体感染によるエピゲノム変化[3]の持続がその記憶メカニズムであることを明らかにしました。 ヒトの免疫系には、先天的に備わった「自然免疫」と生後獲得していく「獲得免疫[1]」があります。自然免疫はマクロファージなどにより病原体に対して初期防御を行います。一方、獲得免疫はB細胞やT細胞などのリンパ球により一度侵入した抗原を認識し、排除します。これまで、病原体に...
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関節リウマチの進行を抑えるシグナルの発見 <発表者> 壷阪 義記(東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻 博士課程4年;当時) 中村 達朗(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 特任助教) 村田 幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 准教授) <発表のポイント> ◆関節リウマチを発症させたマウスを用いて、関節における炎症を抑えて病気の進行を抑える受容体を発見しました。 ◆この受容体を刺激すると関節の炎症を慢性化させるマクロファージの活性を抑えることが分かりました。 ◆関節リウマチは患者が多く、私達にとって非常に身近な病気でありなが...
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北九州市立大など、ワクチンの効果を高める新規免疫核酸医薬を開発
ワクチンの効果を高める新規免疫核酸医薬の開発に成功 <ポイント> ・安全なワクチンの開発には、自然免疫を活性化する安全なアジュバントの探索が必要。 ・マウスだけでなくサルでもインフルエンザワクチンの効果増強を確認。 ・インフルエンザなどの感染症やウイルス疾患の強力な予防薬への利用が期待。 JST課題達成型基礎研究の一環として、独立行政法人医薬基盤研究所の石井健プロジェクトリーダー(大阪大学免疫学フロンティア研究センター兼任)や小檜山康司研究員らのグループは、北九州市立大学の櫻井和朗教授のグループと共同で、インフルエンザなどの感染症に対する強力なワクチンアジュバント(免疫活性化...
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ベーリンガーインゲルハイム、2種類の豚用ワクチンの同時投与を可能にした注射薬を発売
2種類の豚用ワクチンの同時投与を可能にした 「インゲルバック(R)フレックスコンボ」を新発売 豚サーコウイルス2型関連疾病および豚マイコプラズマ・ハイオニューモニエ感染症対策が 同時に実施可能に 2012年11月28日、日本/東京 ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ブルース・クイン)は、農林水産省から既に承認を得て販売している2種類の豚用ワクチン「インゲルバック(R)サーコフレックス」と「インゲルバック(R)マイコフレックス」に加えて、豚サーコウイルス2型関連疾病ワクチンと豚マイコプラズマ・ハイオニューモニエ感染症ワクチンの異部...
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エーザイ、熱帯病のワクチン開発支援でセービンワクチン研究所と提携
エーザイとセービンワクチン研究所が顧みられない熱帯病のワクチン開発に向けて提携 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、顧みられない熱帯病(NTDs:Neglected Tropical Diseases)であるシャーガス病およびリーシュマニア症をターゲットとしたワクチン開発を支援することを目的として、セービンワクチン研究所(本部:ワシントンD.C.、プレジデント:Dr.Peter Hotez)に対して、当社が創製したワクチンアジュバントであるE6020および本化合物の関連情報を提供する契約を締結しました。E6020は免疫機構を司る受容体であるTLR...
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第一三共とテルモ、皮内投与型感染症予防ワクチンの実用化で基本合意
第一三共とテルモ、皮内投与型感染症予防ワクチンの実用化に関して基本合意 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 中山讓治、以下「第一三共」)とテルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 新宅祐太郎、以下「テルモ」)は、このたび、感染症の分野において、テルモの「皮内投与型」デバイスを用いた新しい感染症予防ワクチンの実用化に関して基本合意しましたのでお知らせいたします。 日本においては、海外先進国と比べて、ワクチンの普及が遅れていると言われていましたが、このような状況は現在改善しつつあり、企業のワクチンへの取り組みは新たな局面を迎えています。両社は、医...