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特別企画:第2回 全国オーナー企業分析 65歳以上のオーナー社長、半数が後継者不在 〜高齢オーナーほど業績も伸び悩み、急がれる事業承継〜 <はじめに> 会社の経営者(社長)と所有者(株主)が同一であるオーナー企業は、設備導入や投資などの意思決定が柔軟に行えるため、経営計画を進めやすいという特徴がある一方で、外部からのガバナンスが働きにくく、独断・放漫経営などの問題が進行しやすいという側面もある。後者は、近年散発している不正事件の背景にもなっている。また、権限が集中しているため、後継者問題も起こりやすく、事業継続には円滑な承継が欠かせない。日本ではこの形態の企業が多いとも言われ...
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帝国データバンク、「シャープ」グループの下請企業実態調査結果を発表
特別企画:「シャープ」グループの下請企業実態調査 シャープグループ下請先、全国に1万2000社 〜うち4400社が直近決算で「減収」〜 <はじめに> 業績低迷が続いているシャープ。11月1日の2012年4〜9月期の決算発表を前に、再び注目度が高まっている。シャープ再建の行方を見守る取引先は全国各地にあり、これまで同社から直接、間接に仕事を得ていた全国各地の下請企業への影響拡大がとくに懸念される。 帝国データバンクは、企業概要データベース「COSMOS2」(143万社収録)の中から、シャープグループと直接、間接的に取引がある下請企業(一次下請先、二次下請先)を抽出し、社数・従業...
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帝国データバンク、2012年度上半期の水産関連企業の倒産動向調査結果を発表
特別企画:水産関連企業の倒産動向調査(2012年度上半期) 水産関連企業の倒産、過去10年で最多 〜「円高・為替デリバティブ倒産」は累計18件、 「震災関連倒産」も累計31件発生〜 <はじめに> 長年にわたって日本の一次産業を支えてきた水産業界が、いま苦境に立たされている。国内有数であった東北地域沿岸の漁港・水産関連企業が震災で大打撃を受け、いまだ本格的な復興には至っていない。魚価をみても、世界的には上昇傾向ながら、小売業者の安値仕入れや円高なども重なり、国内では足踏み状態が続く。業界を取り巻く情勢が安定しないなか、東京中央卸売市場では、2007年以降5年...
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帝国データバンク、企業の平均年齢と長寿企業の実態調査結果を発表
特別企画:企業平均年齢と長寿企業の実態調査 全国の企業平均年齢は35.6歳 〜都道府県別では山形県の41.7歳がトップ〜 <はじめに> 長引く不況や震災を機に、長寿企業への注目が高まっている。環境の変化に対応しながら、戦争や災害を生き抜いてきた長寿企業には学ぶべき点は多い。一方で、新しい企業が増えて新たな価値を生み出したり、生産性の低い企業が淘汰されたりすることも、産業の活性化のためには重要である。 帝国データバンクでは、企業概要ファイル「COSMOS2」(143万社収録)をもとに企業の平均年齢を算出。業種別や規模別に集計し、1912年(明治末年=大正元年)末までに創業し10...
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拠点整備に関する投資意向調査 企業の15.0%で事業所や施設の新設・増設・移転予定あり 〜工場の検討地域では「海外」が第1位に〜 <はじめに> 人口の減少が見込まれるなか、長引く円高や国内需要の縮小、産業空洞化、自然災害リスクなど、日本の企業をとりまく経済環境は厳しい状況が続いている。一方で、雇用を生み出す企業の投資活動は地域経済にとって非常に重要である。特に、多くの自治体では地域経済の活発化を目的とし、さまざまな形で企業誘致活動に取り組んでいる。 帝国データバンクでは、2012年6月〜7月にかけて全国の企業を対象に今後の拠点整備に関する投資意向調査を行った。その結果、有効...
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第2回:「円高関連倒産」の動向調査 8月の円高関連倒産、今年最多 〜2011年1〜8月の累計は34件、前年同期比21.4%の増加〜 <調査結果(要旨)> 1.2011年8月の「円高関連倒産」は8件判明し、1月の7件を上回り、今年最多を記録した。2011年1〜8月の累計は34件(前年同期28件)で、前年同期比21.4%増となり、集計開始の2008年以降で最多だった2010年を上回るペースで推移している 2.倒産原因別では、8月も「デリバティブ損失」が8件中4件を数え、全体の半数を占めた。以下、「受注減少」(3件)、「輸出不振」(1件)が続いている 3.業種別では、8月は「製造...