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実験結果
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理研、高機能水素標的装置「MINOS」で鉄同位体のガンマ線分光に成功
重いクロム・鉄同位体に広がる変形領域 −日仏共同開発の高機能水素標的装置「MINOS」を使った初の成果− ■要旨 理化学研究所(理研)仁科加速器研究センター上坂スピン・アイソスピン研究室のクレメンティーヌ・サンタマリア客員研究員、アレクサンドレ・オベルテッリ客員研究員、上坂友洋主任研究員、櫻井RIビーム物理研究室のピーター・ドルネンバル研究員、櫻井博儀主任研究員らを中心とするSEASTAR(シースター)国際共同研究グループ[1]は、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」[2]を利用し、生成が難しく従来不可能だった放射性同位元素(RI)[3]に対する実験を実現し、中性子過剰クロム ...
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九大と京大、大脳視覚野の神経細胞が機能を獲得するメカニズムを解明
大脳視覚野の神経細胞が機能を獲得するメカニズムを解明 最初は神経活動によらず機能を獲得し、その後神経活動に依存して環境に最適化することを発見 ●概要 九州大学大学院医学研究院の大木研一教授、同大学院生の萩原賢太、京都大学大学院理学研究科の田川義晃講師らの研究グループは、視覚情報を処理する大脳の神経細胞が、最初は神経活動によらずに機能を獲得し、その後、神経活動に依存して機能を環境に最適化させることを発見しました。これは、「脳の発達を左右するのは氏か育ちか」の議論に貢献する結果です。大脳機能の発達メカニズムの解明へ向けて大きく前進するものであるとともに、発達期における神経活動の異...
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NEC、リオ・デ・ジャネイロで土砂災害シミュレーションシステムを活用した実証実験を実施
NEC、ブラジル リオ・デ・ジャネイロ市で土砂災害シミュレーションシステムを活用した実証実験を実施 NECは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ市において、土砂災害シミュレーションシステムを用いて斜面の安定度を把握する実証実験を、2015年4月から5月まで実施しました。本システムを活用した実証実験は、ラテンアメリカでは初の試みとなります。 リオ・デ・ジャネイロ市は、2011年1月に集中豪雨による大規模土砂災害が発生したこともあり、市民は土砂災害対策に高い関心を持っています。 今回の実証実験は、NECの土砂災害シミュレーションシステムを用いて、斜面の地質情報や、雨量などのリアルタイムな気...
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キッコーマン、しょうゆのインフルエンザウイルス増殖阻害効果をマウスで確認
しょうゆのインフルエンザウイルス増殖阻害効果をマウスで確認 〜2015年9月11日の日本生薬学会第62回年会で発表〜 キッコーマン株式会社は、「しょうゆの抗インフルエンザウイルス作用の評価」について、富山大学、中部大学と共同で研究し、その成果を2015年9月11日、12日に岐阜市で開催される日本生薬学会第62回年会で発表します。 ■研究の背景 日本の食卓に欠かせない調味料であるしょうゆには、殺菌効果、くさみを消す効果など、たくさんの効果があることが知られており、当社ではしょうゆについて、その効果の解明に取り組んでいます。今回は、しょうゆのインフルエンザウイルスに対する効果を...