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芳香族化合物
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名大など、有機半導体に欠かせない「縮環チオフェン」の簡便な合成法を開発
有機半導体に欠かせない、「縮環チオフェン」の 簡便な合成法の開発 <ポイント> ○縮環チオフェンは有機半導体に欠かせない分子群。 ○しかし、これまで簡便なチオフェン縮環反応は存在しなかった。 ○容易に手に入る芳香族化合物誘導体と硫黄を有機溶媒中で加熱しながら撹拌するだけで、縮環チオフェンを合成できる反応を開発! JST戦略的創造研究推進事業において、ERATO伊丹分子ナノカーボンプロジェクト、名古屋大学 大学院理学研究科、名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI−ITbM)、統合物質創製化学研究推進機構の伊丹 健一郎 教授、瀬川 泰知 特任准教授、孟 令奎 博士らの研究グルー...
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有機ケイ素化合物の新しい合成法を開発 −単純な有機ホウ素触媒で環境にやさしく効率的に− <要旨> 理化学研究所(理研)侯有機金属化学研究室の侯召民(コウ・ショウミン)主任研究員、馬元■(◇)(マ・ユアンホン)特別研究員、王保力(ワン・バオリ)特別研究員、張亮(チャン・リャン)研究員の研究チームは、「芳香族ケイ素化合物[1]」を、単純な「有機ホウ素化合物」のみを触媒[2]として効率的に合成する、新しい手法の開発に成功しました。本手法は金属やその他の添加剤を一切使用しない、環境にやさしい省資源型の反応です。 ◇特別研究員の正式表記は添付の関連資料を参照 芳香族ケイ素化合物は、...
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JST、置換困難な位置に選択的に官能基を導入する触媒反応を開発
置換困難な位置に選択的に官能基を導入する触媒反応を開発 〜医薬品や機能性材料の効率的な合成に期待〜 ■ポイント ・医薬品や機能性材料を効率的に合成するためには、芳香環の特定の位置に官能基を導入する反応が必要である。 ・芳香環の置換困難な特定の位置へ選択的に官能基を導入する新たな触媒反応を開発した。 ・新たな医薬品や機能性材料の開発や、より効率的な合成に寄与することが期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、ERATO金井触媒分子生命プロジェクトの触媒グループの東京大学 大学院薬学系研究科 國信 洋一郎 グループリーダー(准教授相当)、金井 求 研究総括らは、これまで置換困...
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二酸化炭素からポリウレタン原料を効率的に合成 −環境に調和したポリウレタン製造プロセスが実現可能に− <ポイント> ・二酸化炭素を用いてポリウレタンの原料を合成する新しい反応プロセス ・二酸化炭素とアミン、スズアルコキシド化合物との反応で芳香族ウレタンが高収率で生成 ・猛毒のホスゲンを使わない、環境に調和したポリウレタン製造プロセスの実現に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)触媒化学融合研究センター( http://irc3.aist.go.jp/ )【研究センター長 佐藤 一彦】触媒固定化設計チーム 崔 準哲 主任研究員、安田 弘之 研究チーム長...