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京大など、座布団型分子でペロブスカイト太陽電池の高効率化に成功
座布団型分子でペロブスカイト太陽電池の高効率化を実現 〜光電変換効率、従来材料比 20%増〜 ■ポイント >これまでペロブスカイト太陽電池に用いられる有機半導体は、従来材料を越える性能を示す材料が開発できておらず、製造コストが極めて高い従来材料(Spiro−OMeTAD)が標準材料として用いられていた。 >座布団型の構造をもつ独自の有機半導体材料(HND−Azulene)を新たに開発し、これをペロブスカイト太陽電池のp型バッファ層材料に用いることで、太陽電池の性能を著しく向上させることに成功した(光電変換効率:従来材料比1.2倍に向上、16.5%を達成)。 >開発した新材料(HND−Azulene)は、簡便な合成法に...
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JST、置換困難な位置に選択的に官能基を導入する触媒反応を開発
置換困難な位置に選択的に官能基を導入する触媒反応を開発 〜医薬品や機能性材料の効率的な合成に期待〜 ■ポイント ・医薬品や機能性材料を効率的に合成するためには、芳香環の特定の位置に官能基を導入する反応が必要である。 ・芳香環の置換困難な特定の位置へ選択的に官能基を導入する新たな触媒反応を開発した。 ・新たな医薬品や機能性材料の開発や、より効率的な合成に寄与することが期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、ERATO金井触媒分子生命プロジェクトの触媒グループの東京大学 大学院薬学系研究科 國信 洋一郎 グループリーダー(准教授相当)、金井 求 研究総括らは、これまで置換困...