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島根大学
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筑波大など、水素の高速核スピン変換のメカニズムを実験的に立証することに成功
水素の高速核スピン変換のメカニズムを実験的に立証 〜効率的な水素利用に向けた量子力学的アプローチ〜 ■研究成果のポイント 1.多孔性配位高分子 注1)に吸蔵された水素分子の配列変化とそれに伴う核スピン状態の変化を世界で初めて観測しました。 2.細孔内の電場勾配 注2)を実験から求め、電場勾配が核スピン状態の変換を促進していることを示しました。 3.多孔性物質の細孔内部の電場を利用した新機能の開拓が期待されます。 国立大学法人筑波大学数理物質系 西堀英治教授と国立研究開発法人産業技術総合研究所再生可能エネルギー研究センター 小曽根崇産総研特別研究員、国立大学法人京都大学物質...
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基礎生物学研究所など、日長時間に応じてオスとメスを産み分けられる実験系の確立に成功
日長時間に応じてメスとオスの出現をコントロールできる ミジンコの誘導系の確立と、 環境依存型性決定を制御する幼若ホルモンの 生合成因子の発見 甲殻類のミジンコの仲間は、日照時間や水温などの環境の変化に応じてメスとオスの子供を産み分けることが知られています。この現象は環境依存型性決定と呼ばれます。これまでの研究で、ミジンコ類に昆虫類や甲殻類のホルモンの一種である「幼若ホルモン」を曝露すると環境条件に関係なくオスばかり産むことが報告されていましたが、実際にミジンコの生体内で幼若ホルモンが「性決定因子」として作用しているかは謎でした。今回、岡崎統合バイオサイエンスセンター/基礎生物...
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アキレスなど、既存農業用水路トンネルの機能回復させる「FRT工法」の受注開始
既存農業用水路トンネルの機能回復を実現! 『FRT工法』4社が2大学と共同開発 〜画期的な“加圧式ウレタン充填工法”が登場!〜 アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)と民間3社(アップコン(株)、岡三リビック(株)、(株)ジオデザイン)は、島根大学、石川県立大学との共同研究により開発した、側壁のクラックや、底盤の摩耗など、補修・補強が必要な全国の農業用水路トンネルを独自の技術で機能回復させる『FRT工法』(※)を、10月21日(月)から全国で受注開始いたします。 農林水産省農村振興局の調査(平成15年3月時点)によると、農業用水路トンネルの総延長は2,025kmに及ん...
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富士通など、「共通診察券を活用した健康情報活用基盤構築の実証実験」を開始
「共通診察券を活用した健康情報活用基盤構築の実証実験」を開始 医療機関・調剤薬局の連携による新サービスを12月1日より提供 「しまね健康情報活用推進コンソーシアム」(構成団体:社団法人出雲医師会(代表)、社団法人大田市医師会、島根大学医学部附属病院、島根県立中央病院、大田市立病院、島根県薬剤師会(出雲・簸川支部、大田支部)、出雲市、大田市、富士通株式会社、株式会社テクノプロジェクト)では、「共通診察券を活用した健康情報活用基盤構築の実証実験」を島根県出雲市及び大田市で推進しています。 10月3日より、共通診察券(ICカード)を配布し、医療機関や自宅から、共通診察券を使って...
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マルハニチロHD、DHA(ドコサヘキサエン酸)の認知症予防に対する効果を確認
― マルハニチロホールディングス、島根大学他合同チーム調査 ― DHA(ドコサヘキサエン酸)の認知症予防に対する効果を確認 (株)マルハニチロホールディングス(本社:東京都江東区、社長:久代敏男)は、島根大学医学部、島根県立大学短期大学部出雲キャンパス、社会医療法人仁寿会加藤病院と共同で、2008年11月から2年間、食品を利用したDHAの認知機能など、健康・長寿に及ぼす影響を調査する臨床試験を実施いたしました。試験食には、食品としての食べやすさや馴染みの深さなどを考慮して、フィッシュソーセージを用いました。 研究の結果、高齢者の認知症予防に関する有益な知見が得られました。...