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格子欠陥
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アイリスオーヤマ、中村修二氏らが開発の紫色LEDランプを3月から販売
アイリスオーヤマ SORAA社の製品販売開始 ‐中村修二氏らが開発の紫色LEDランプを販売‐ 生活用品製造卸のアイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長:大山 健太郎)は、中村修二氏らが共同創業したSORAA社(本社:米国カリフォルニア州フリーモント)のLEDランプを2016年3月より順次販売することを決定しました。 アイリスオーヤマは、2009年よりLED照明市場に参入し、商品開発力とメーカーベンダーによる広範囲な販売ネットワークを活かし国内シェアを高めてきました。高効率という付加価値を追求したLED照明を市場に投入し、高効率のトップランナーとして事業参入から6年目を迎えます。今後は、より...
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京大など、ペロブスカイト太陽電池の作製に成功し電流・電圧のロス機構を解明
ペロブスカイト太陽電池の不安定性を改善、理論限界への設計指針を発見 〜新型太陽電池のポテンシャルを見極める〜 [ポイント] ○ペロブスカイト太陽電池は測定条件によって電流−電圧曲線が変わるため、発電特性と素子構造の関係を定量的に研究することができなかった。 ○発電特性が変化しにくいペロブスカイト太陽電池の作製に成功し、電流・電圧のロス機構を明らかにすることができた。 ○得られた設計指針を基に、エネルギー変換効率がシリコン太陽電池に迫るペロブスカイト太陽電池の実現が期待できる。 JST戦略的創造研究推進事業において、京都大学の大北 英生 准教授、伊藤 紳三郎 教授らの研究グループは...
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京大、銅−アルミニウム合金の結晶粒径を超微細化し高強度と延性両立に成功
構造材料の変形挙動に新たな視点 −強さとねばさを兼備した材料開発へ− ■概要 京都大学・構造材料元素戦略研究拠点(Elements Strategy Initiative for Structural Materials:ESISM、拠点長:田中 功・京都大学教授)は、銅−アルミニウム(Cu−Al)合金の結晶粒径を再結晶状態で600nm(0.6μm)まで超微細化し、高い強度(通常粒径材に比較して5.6倍の降伏応力)と延性(引張伸び40%)を両立させることに成功しました。金属材料において高い強度と大きな延性を両立させるためには、変形後期まで十分な加工硬化特性を持たせることが必要ですが、Cu−Al合金では、通常の転位の他に積層欠陥や変形双晶が塑性変形の担い手として...