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フッ化水素
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産総研、生体への影響が懸念されるフッ素系ガスにのみ応答する検知技術を開発
生体への影響が懸念されるフッ素系ガスにのみ応答する検知技術を開発 −バタフライ型の有機窒素化合物が、二重結合を持つガス成分を敏感に検知する− <ポイント> ・エッチング用のフッ素系ガス成分にのみ応答する高感度なガス漏洩検知器を開発 ・単結合のみからなるパーフルオロカーボンなど冷媒用のフッ素系液体の蒸気には応答しない検知剤を搭載 ・生体への影響が懸念される他のハロゲン系ガスの漏洩検知への展開も期待 <概要> 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子機能設計グループ 中村 徹 主任研究員...
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<世界初!>フッ化カルシウム(蛍石)合成技術を確立 レンズ用原料として天然資源に依存しない安定供給を実現 岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:野村雅男、資本金:200億円)は、名古屋工業大学安井晋示准教授の技術指導を受けながら、上田石灰製造株式会社(本社:岐阜県大垣市、社長:上田和男、資本金:1億円)と共同で、デジタルカメラ、天体望遠鏡のレンズに使われる光学結晶材料の原料となるフッ化カルシウム(蛍石)の合成技術を確立しました。 光学結晶材料の原料となる蛍石(フッ化カルシウム:CaF2)は、現在、天然資源として中国から全量輸入に頼っていますが、品質のバラツキや価格変動が激し...
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液晶パネル向け低環境負荷型高純度ガス設備の新設 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、このたび、液晶パネル向け低環境負荷型の高純度COF2(フッ化カルボニル)製造設備の建設を東長原事業所(福島県会津若松市)において開始いたしました。設備の年産能力は400トンで、2011年7月を目処に完工の予定です。 液晶パネルのガラス基板を加工する工程において、基板上に形成される薄い酸化膜や窒化膜等のエッチング(注1)には高純度のフッ素系ガスが使われます。COF2の地球温暖化係数の約1はほぼCO2と同じでありエッチング用ガスの代表例であるSF6(六フッ化硫黄)の同係数23,900と比較...