Pickup keyword
パラダイムシフト
-
原子1個の厚みの二酸化チタンシートの作製に成功 −グラフェン類似の極薄新材料の誕生− 【概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の大澤健男助教(現 国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)主任研究員)と一杉太郎准教授の研究グループは、同機構の幾原雄一教授、王中長准教授らのグループと共同研究を行い、「原子1個の厚み」の二酸化チタン(TiO2)シートの作製に成功しました。 近年、グラフェン(*1)をはじめとした原子1個の厚みをもつ原子シート(*2)に注目が集まっています。2010年のノーベル物理学賞の対象となったグラフェンは、原子シートの中の電子が非常に高い速度で移動す...
-
チタン酸ストロンチウム基板の表面電子状態を解明 −酸化物エレクトロニクスの高性能化に一歩前進− 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の濱田幾太郎助教(現独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)MANA研究者)と一杉太郎准教授の研究グループは、清水亮太日本学術振興会特別研究員らと共同で、超高分解能顕微鏡観察と第一原理計算の併用により、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)単結晶表面の表面電子状態の解明に初めて成功し、電子密度の空間分布がエネルギーに依存して変化していることを明らかにしました。 チタン酸ストロンチウムを始めとした金属酸化物は、微細加工の限界に達しつつあるシリコンに代わるエ...
-
理研など、腸内細菌科細菌が腸内・体外の環境変化に順応するメカニズムを解明
腸内細菌科細菌が腸内・体外の環境変化に順応するメカニズムを解明 −細菌感染症対策の鍵となる新しい分子メカニズム− <ポイント> ・腸内細菌科細菌が、腸内外の環境に順応するための「酸化還元スイッチ」を発見 ・酸化還元スイッチによる細胞内タンパク質分解の最適化メカニズムを解明 ・解明したメカニズムを標的とした新規薬剤開発に期待 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、腸内細菌科細菌[1]が腸内・体外の環境変化に順応することを可能にする、新規の分子メカニズムを解明しました。細菌感染症対策の鍵となる重要な知見となります。これは、理研横山構造生物学研究室の横山茂之上席研究員...
-
日本NI、優れた性能と柔軟性を備えたソフトウェア設計型計測器を発表
2014年8月7日 日本NI、Software−Designed Instrument(ソフトウェア設計型計測器)製品のラインナップを拡充 ソフトウェア設計という新たなパラダイムシフトによって、オシロスコープ、RF、信号アナライザ、および高速シリアル計測器の可能性が拡がります。 ■ニュースハイライト ・優れた性能と柔軟性を備えたSoftware−Designed Instrument(ソフトウェア設計型計測器)製品を発表します。搭載されたFPGAをソフトウェアでプログラムすることにより、計測器の機能を細かく設定することが可能となります。 ・ワイヤレス/モバイル機器、半導体、自動車、および航空宇宙業界における自動テスト/研究アプリケーションでの使用に適し...