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ダークマター
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東大、115億光年彼方の原始グレートウォールの内部に巨大銀河誕生の現場を発見
115億光年彼方の原始グレートウォールの内部に巨大銀河誕生の現場を発見 1.発表者: 梅畑 豪紀(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター/ヨーロッパ南天天文台日本学術振興会特別研究員) 田村 陽一(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 助教) 河野 孝太郎(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 教授) 2.発表のポイント: ◆アルマ望遠鏡を用いて、115億光年彼方に、爆発的に星形成を行っている銀河(モンスター銀河)の9個からなる集団を発見した。 ◆モンスター銀河が、原始グレートウォールと呼ばれる宇宙最大の天体の内部で群れ集まっ...
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東大、超広視野カメラ「Hyper Suprime−Cam」が始動
【すばる望遠鏡】新型の超広視野カメラ Hyper Suprime−Cam、始動へ 2012年8月17日(ハワイ現地時間、以下同じ)、国立天文台が東京大学カブリIPMU等と共同で開発を進めてきた新型の超広視野カメラHyper Suprime−Cam(HSC;ハイパー・シュプリーム・カム)が国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡に搭載され、2012年8月28日の夜から性能試験観測を開始しました。HSCは満月9個分の広さの天域を一度に撮影できる世界最高性能の超広視野カメラで、高さが3メートル、重さが3トンもの巨大な観測装置です。従来よりすばる望遠鏡に搭載されているSuprime−...
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慶大、2012年大学生を対象とした科学用語に関する調査結果を発表
2012年大学生を対象とした科学の用語調査 −1992年、2002年の調査と比較して− 慶應義塾大学理工学部 加藤万里子教授(天文学)と法学部日吉物理教室 小林宏充教授(物理学)は同大学の1,2年生を対象として、科学用語の知識と興味度、物理コンプレックスの有無などを調査し、2002年および1992年の調査と比較しました。この調査は日吉キャンパスで10年ごとに行われているもので、新入生の傾向を見るだけではなく、それを通じて社会全体の科学への関心が長期的にどのように変わってきたかをも探ることができる貴重なものです。 学生が科学の最新知識を得る情報源は、テレビがもっとも多く、イ...