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前頭前野
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大阪市立大と理研、将来の疲労の程度を予測する脳のメカニズムを発見
将来の疲労の程度を予測する脳のメカニズムを発見 <概要> 大阪市立大学大学院医学研究科の石井聡(いしい あきら)病院講師、田中雅彰(たなか まさあき)講師、渡辺恭良(わたなべ やすよし)名誉教授(理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長)らのグループは、理研ライフサイエンス技術基盤研究センターと共同で、将来の疲労の程度を予測する脳のメカニズムを発見し、このメカニズムが疲労の病態に深く関わっている可能性を明らかにしました。 研究グループは、健康な男性16名を対象に、1時間後の疲労の程度を予測する課題と現時点での疲労の程度を自己評価する課題を実施し、疲労の程度の予測お...
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モンデリーズ、20〜30代男女対象の「社会人と集中力に関する調査」結果を発表
集中力が低下する梅雨の時期こそ要注意!「社会人と集中力に関する調査」発表 99.4%が「集中力が必要」と考えるも、 「集中力が高い方」と答えたのは半数のみ 特に20代男性ガムユーザーは「集中力持続」に意欲的?! 20代男性ガムユーザーの2割超「集中力持続のために支払える金額」は「1万円以上」 モンデリーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:リアン・カッツ)は、このたび全国の20〜30代のオフィスワーカー男女約300名を対象に「社会人と集中力に関する調査」を実施しました。 その結果、「社会人にとって集中力は必要か」の設問では、「必要だと思う/やや必要だと思う」と回答した人が99.4%なのに対し...
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東北大、「ひらめき」の兆しとして脳の中の「ゆらぎ」が上昇することを解明
「ひらめき」の兆しとしての脳の中の「ゆらぎ」上昇 ―問題解決における前頭前野神経回路の相転移としての思考過程の解明― 【研究概要】 東北大学電気通信研究所ブレインウェア実験施設実世界コンピューティング研究部の坂本一寛(さかもとかずひろ)助教、および東北大学大学院医学系研究科生体機能学講座生体システム生理学分野の虫明元(むしあけはじめ)教授らのグループは、問題解決課題を遂行中の動物が具体的な解決手順を思いつく際の前兆として、脳の前頭前野の神経細胞活動のゆらぎが上昇することを新規に見出しました。さらに、このゆらぎは様々な複雑系で認められる相転移前の臨界ゆらぎとして捉えられること...
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東大など、うつ症状などの鑑別診断を補助する検査の有用性を確認
「うつ症状を呈する精神疾患の鑑別診断を補助する検査の有用性を確認」 ―簡便な神経画像計測、光トポグラフィー検査を用いた多施設共同研究― 精神医療において精神疾患は、問診により得られる情報に基づいて診断や治療されることが主流であり、客観的な「バイオマーカー(生物学的指標)」(用語解説1)に基づいて進められていないことが問題とされてきました。精神疾患の鑑別診断や治療評価の際に患者や医師の助けとなるバイオマーカーを確立することは、精神疾患の診断や治療を評価できる検査の開発につながり、ひいては個別治療の質の向上をもたらすだろうと考えられています。 群馬大学大学院 医学系研究科 神経...