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光トポグラフィー
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日立メディコ、脳活動を可視化する光トポグラフィ装置「ETG−4100」を発売
脳活動を可視化する光トポグラフィ装置の新製品「ETG−4100」を発売 精神科における光トポグラフィ検査と臨床研究をサポートする機能を充実 ※製品画像は添付の関連資料を参照 株式会社日立メディコ(取締役社長:山本 章雄/以下、当社)は、被検者の頭部に装着するプローブを軽量化するとともに臨床研究を支援する機能を搭載した光トポグラフィ装置「ETG−4100」を、本日より日本国内で発売します。 1.開発の背景 日本における精神疾患患者数は300万人を超え(*1)、精神疾患対策は社会問題となり、厚生労働省は、地域医療の基本方針として策定すべき疾病(従来はがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病...
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東大、注意欠如多動性障害の薬物治療効果を予測する客観的な指標を開発
注意欠如多動性障害の薬物治療効果を予測するための客観的な指標の開発へ ■発表のポイント: ◆注意欠如多動性障害(ADHD)の小児が内服する塩酸メチルフェニデートの長期的な効果を、脳機能を簡便で安全に測れる光トポグラフィーにより予測できる可能性を示しました。 ◆内服前に比べて塩酸メチルフェニデートを1回内服した後の光トポグラフィーの信号が高くなるほど、同薬を1か月継続して内服した後の治療効果が高いことがわかりました。 ◆副作用のある塩酸メチルフェニデートを継続して内服する前に治療効果を予測できれば、ADHDの患者さんや家族に負担をかけない治療の選択ができる可能性が期待されます。 ■発表...
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東大など、うつ症状などの鑑別診断を補助する検査の有用性を確認
「うつ症状を呈する精神疾患の鑑別診断を補助する検査の有用性を確認」 ―簡便な神経画像計測、光トポグラフィー検査を用いた多施設共同研究― 精神医療において精神疾患は、問診により得られる情報に基づいて診断や治療されることが主流であり、客観的な「バイオマーカー(生物学的指標)」(用語解説1)に基づいて進められていないことが問題とされてきました。精神疾患の鑑別診断や治療評価の際に患者や医師の助けとなるバイオマーカーを確立することは、精神疾患の診断や治療を評価できる検査の開発につながり、ひいては個別治療の質の向上をもたらすだろうと考えられています。 群馬大学大学院 医学系研究科 神経...