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ワシントン条約
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東大、南太平洋でのウナギ属魚類の産卵・回遊生態と資源変動メカニズム解明へ海洋調査開始
南太平洋におけるウナギ属魚類の産卵・回遊生態と資源変動メカニズムの解明へ 〜学術研究船白鳳丸による大規模海洋調査の開始〜 ■発表のポイント ◆世界に生息するウナギ属魚類のうち7種が分布する南太平洋において、各種仔魚(レプトセファルス、注1)の分布を把握し、それぞれの回遊経路を明らかにする。 ◆南太平洋、および北西太平洋、ミクロネシアの広大な海域(北緯17度〜南緯25度、東経137度〜西経140度)において行われるウナギ属魚類の大規模海洋調査はこれまでに例が無く、海洋調査における歴史的航海になるものと期待される。 ◆本航海で得られる科学的知見は、ウナギ属の資源管理と保全に役立...
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水産総合研究センターと長崎大学、メガネモチノウオの稚魚生産に成功
国内初、メガネモチノウオの稚魚生産に成功 〜再現性のある生産は世界で初めて〜 (独)水産総合研究センター西海区水産研究所と、長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科水産増殖学研究室は共同で、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)の稚魚生産に国内で初めて成功しました。 メガネモチノウオは熱帯・亜熱帯域に生息するベラ科最大種で、南西諸島海域を含むアジア・オセアニアの熱帯・亜熱帯域で重要な水産資源であり、特に中国では最高級魚として扱われていますが、2004 年にワシントン条約(*)の附属書II に記載され、国際的な取引が制限されています。増養殖が期待されていますが、これまで...