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ヨーロッパウナギ
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東大、南太平洋でのウナギ属魚類の産卵・回遊生態と資源変動メカニズム解明へ海洋調査開始
南太平洋におけるウナギ属魚類の産卵・回遊生態と資源変動メカニズムの解明へ 〜学術研究船白鳳丸による大規模海洋調査の開始〜 ■発表のポイント ◆世界に生息するウナギ属魚類のうち7種が分布する南太平洋において、各種仔魚(レプトセファルス、注1)の分布を把握し、それぞれの回遊経路を明らかにする。 ◆南太平洋、および北西太平洋、ミクロネシアの広大な海域(北緯17度〜南緯25度、東経137度〜西経140度)において行われるウナギ属魚類の大規模海洋調査はこれまでに例が無く、海洋調査における歴史的航海になるものと期待される。 ◆本航海で得られる科学的知見は、ウナギ属の資源管理と保全に役立...
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理化学研究所、ウナギが光る仕組みを解明しビリルビンの臨床検査蛍光試薬を開発
ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー −ウナギが光る仕組みを解明、その特性を利用して臨床検査蛍光試薬を開発− <ポイント> ・ニホンウナギの緑色蛍光タンパク質UnaGはビリルビンと結合して光る ・ビリルビンを高感度、迅速、正確に定量する試薬を開発、新生児核黄疸の予防に効果的 ・ビリルビンの抗酸化作用に注目、ヒトの健康および疾病を診断する試薬 として期待 動画: http://youtu.be/y_P1vzZwGXo <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、ニホンウナギの筋肉に存在する緑色蛍光タンパク質が、バイオマーカーとして有名なビリルビンと結合して蛍光を発する仕組みを発見しました。この成果を応用...
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ウナギの幼生の食性を解明 〜ウナギの幼生は何を食べているのか?〜 ※参考画像は、添付の関連資料を参照 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)の海洋・極限環境生物圏領域大河内直彦プログラムディレクターと、東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授、マイク・ミラー研究員は共同で、これまで知られていなかった天然環境中におけるウナギの幼生「レプトセファルス」(※1 以下、「ウナギレプトセファルス」という。)の食性について、JAMSTECが2009年に開発したアミノ酸の窒素同位体比を用いた手法(※2)を応用し、正確な栄養段階(※3)を推定しました。 ...