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パラワン島
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スカンジウム回収事業への参入について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:中里佳明)は、このたび希土類元素のひとつであるスカンジウムの回収事業への参入を決定するとともに、主要用途のうち燃料電池向け販売に関し、米国の大手企業と酸化スカンジウムの長期販売契約を締結致しました。 当社は、当社子会社であるコーラルベイニッケル社(所在地:フィリピン国パラワン島、社長:久保田 毅)においてニッケル鉱石からスカンジウムを回収するパイロットプラントを2013年に建設し、ニッケル・コバルト混合硫化物の製造工程からスカンジウムを商業生産規模で効率的に回収する技術を確立しました。この...
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ニッケル鉱石中の鉄分資源化技術の開発について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:家守伸正)は、フィリピン共和国においてHPAL(*1)法によりニッケル・コバルト混合硫化物(*2)を生産していますが、HPAL法で発生する残渣中には鉄がヘマタイト(*3)として存在します。その鉄品位は概ね30〜40%と低いため鉄鋼原料としては使用できず、埋め立て処理しています。 このたび当社では、HPAL法でニッケルおよびコバルト分を浸出・回収した後の工程を見直すことにより、残渣の鉄品位を一般的な鉄鉱石と同等の60%程度まで引き上げることに成功いたしました。 本技術が実用化されれば、資源の有効活...
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住友金属鉱山、フィリピンでスカンジウム回収パイロットプラントを建設
スカンジウム回収パイロットプラントの建設について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:家守伸正)は、このたび希土類元素の一つであるスカンジウムの回収のためのパイロットプラントを当社子会社であるコーラルベイニッケル社(所在地:フィリピン国パラワン島、社長:藤村隆則、以下「CBNC」)に建設することとしました。 当社は、CBNCにおいてHPAL(*)法によりニッケル・コバルト混合硫化物を生産しておりますが、その原料鉱石中に微量のスカンジウムが含まれています。当社は、新居浜研究所(愛媛県新居浜市)でその回収方法の開発に取り組んでまいりましたが、このたびニッケル・コバルト混合硫化物の...