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スカンジウム
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スカンジウム回収事業への参入について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:中里佳明)は、このたび希土類元素のひとつであるスカンジウムの回収事業への参入を決定するとともに、主要用途のうち燃料電池向け販売に関し、米国の大手企業と酸化スカンジウムの長期販売契約を締結致しました。 当社は、当社子会社であるコーラルベイニッケル社(所在地:フィリピン国パラワン島、社長:久保田 毅)においてニッケル鉱石からスカンジウムを回収するパイロットプラントを2013年に建設し、ニッケル・コバルト混合硫化物の製造工程からスカンジウムを商業生産規模で効率的に回収する技術を確立しました。この...
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顔料が高性能な電子材料に ‐高い電子移動度を示すアナターゼ型酸窒化タンタルを合成‐ <発表者> 長谷川哲也(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授) 廣瀬靖(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 助教) 鈴木温(東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士課程1年) <発表のポイント> >顔料や光触媒として応用が研究されている酸窒化タンタル(TaON)が高性能な半導体材料であることを発見しました。 >アナターゼ型の結晶構造を持つTaONの高品質な単結晶薄膜を世界で初めて合成しました。 >アナターゼ型TaONは太陽電池や発光ダイオードなどの光デバイスの電極や水素発生用の光触媒への応用が、酸窒化...
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理化学研究所と東大、重いカルシウムで新しい「魔法数」34を発見
重いカルシウムで新しい「魔法数」34を発見 −原子核物理学の夢の1つ「安定原子核の島」到達の手掛かりに− <ポイント> ・カルシウム‐54は魔法数を2つ持ち原子核で特別な性質があると期待 ・RIビームファクトリーを使い、わずか10時間でカルシウムの同位体の性質を測定 ・魔法数が現れる新しい法則や未知の領域での魔法数の探索へ <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、重いカルシウム同位体の研究から、新しい魔法数34を発見しました。これは、理研仁科加速器研究センター(延與秀人センター長)櫻井RI物理研究室のデービッド ステッペンベック 元国際特別研究...
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ニッケル鉱石中の鉄分資源化技術の開発について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:家守伸正)は、フィリピン共和国においてHPAL(*1)法によりニッケル・コバルト混合硫化物(*2)を生産していますが、HPAL法で発生する残渣中には鉄がヘマタイト(*3)として存在します。その鉄品位は概ね30〜40%と低いため鉄鋼原料としては使用できず、埋め立て処理しています。 このたび当社では、HPAL法でニッケルおよびコバルト分を浸出・回収した後の工程を見直すことにより、残渣の鉄品位を一般的な鉄鉱石と同等の60%程度まで引き上げることに成功いたしました。 本技術が実用化されれば、資源の有効活...
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住友金属鉱山、フィリピンでスカンジウム回収パイロットプラントを建設
スカンジウム回収パイロットプラントの建設について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:家守伸正)は、このたび希土類元素の一つであるスカンジウムの回収のためのパイロットプラントを当社子会社であるコーラルベイニッケル社(所在地:フィリピン国パラワン島、社長:藤村隆則、以下「CBNC」)に建設することとしました。 当社は、CBNCにおいてHPAL(*)法によりニッケル・コバルト混合硫化物を生産しておりますが、その原料鉱石中に微量のスカンジウムが含まれています。当社は、新居浜研究所(愛媛県新居浜市)でその回収方法の開発に取り組んでまいりましたが、このたびニッケル・コバルト混合硫化物の...
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東大とJSTなど、ありふれた永久磁石にマルチフェロイックの特性を持たせる技術を開発
ありふれた永久磁石をマルチフェロイック磁石に (強磁性体と強誘電体の性質を持つ多能材料に一歩前進) JST 課題解決型基礎研究の一環として、東京大学 大学院工学系研究科の十倉 好紀 教授とJST 戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「十倉マルチフェロイックスプロジェクト」の徳永 祐介 研究員らの研究グループは、室温でのマルチフェロイック材料につながる新しい材料を開発しました。 「マルチフェロイック材料」とは、磁石の性質(強磁性)と誘電性(強誘電性)の性質を併せ持つ材料のことです。電場(電圧)により磁石の強度を制御でき、また、磁場によっても電気分極の強度を制御できるとい...