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コバルト酸リチウム
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安価かつ環境に優しい共融系二次電池の開発 −正極側の活物質と電解液に共融系液体を利用− ■ポイント ・共融系液体を正極側の活物質として用いた二次電池を初めて実証 ・レアメタルを必要としない安価な共融系液体は電解液の役割も兼ねる ・高エネルギー密度を有するレドックスフロー電池への展開に期待される ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)省エネルギー研究部門( https://unit.aist.go.jp/ieco/ )【研究部門長 宗像 鉄雄】周 豪慎 首席研究員 兼 南京大学講座教授 兼 筑波大学連携大学院教授とエネルギー界面技術グループ 王 雅蓉 博士は三菱自...
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富士経済、リチウムイオン二次電池材料がけん引する電池材料の世界市場調査結果を発表
リチウムイオン二次電池材料がけん引する電池材料の世界市場を調査 ■リチウムイオン二次電池材料市場は2018年に1兆円突破 材料の使用量が多い車載用電池の需要増加で拡大 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 清口 正夫 03−3664−5811)は、リチウムイオン二次電池材料をはじめとする二次電池材料15品目、一次電池材料4品目の世界市場を調査し、その結果を報告書「2015 電池関連市場実態総調査 下巻」にまとめた。 この報告書では、材料市場に加え、日系電池材料メーカーや伸長著しい海外電池材料メーカーの動向や、電池メーカーと電池材料メ...
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東北大、全固体電池において極めて低い電極/電解質界面抵抗を実現
全固体電池において、極めて低い電極/電解質界面抵抗を実現 −高速充放電など高性能化に一歩前進− [プレスリリース概要] 東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の春田正和助手(現 同志社大学研究開発推進機構准教授)、白木将講師と一杉太郎准教授らの研究グループは、全固体リチウム電池(注1)において、極めて低い電極/電解質界面抵抗を実現しました。電極(コバルト酸リチウム)と電解質(窒素添加リン酸リチウム)からなる非常に高品質な界面を実現し、電極/電解質の界面抵抗を、液体電解質を使用した場合よりも低く抑えることに成功したことによる成果です。 本研究は、全固体リチウム電池の実用...
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固体内酸素を利用した新原理電池の開発 ―現行リチウムイオン電池の限界を超える革新的二次電池― 1.発表者: 水野 哲孝(東京大学大学院工学系研究科 応用化学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆酸化物イオンと過酸化物イオンの間の酸化還元反応を正極で利用した新原理の電池システムの動作を実証した。 ◆本原理の電池システムは、現行のリチウムイオン電池の性能の限界を超える高エネルギー密度、高容量を実現することが可能で、低価格化、安全性も期待できる。 ◆性能向上を図ることで、電気自動車用や定置用の高性能要求を満たす次世代二次電池としての実用化が期待できる。 3.発表概要: 電気エネ...
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シャープ、家庭用コンセントなどから充電可能なバックアップ電源用システムモジュールを発売
短期間で高性能なバックアップ電源の製品化が可能 バックアップ電源用システムモジュールを開発、発売 シャープは、家庭用コンセントからの直接充電に加え、太陽電池モジュール(※1)からの充電にも対応した、バックアップ電源用システムモジュール<DU2P1B474Z>を開発、セットメーカーなどに販売します。 本システムモジュールは、バックアップ電源の主要部品として、制御ユニット、インターフェース・ユニット、蓄電池(蓄電容量:500Wh)で構成(※2)しています。本システムモジュールを活用することで、短期間で高性能なバックアップ電源の製品化が可能です。 制御ユニットは、電源の入出力や...