お米の粒の長さと重さに関わる新規遺伝子を発見 −ごく限られた品種しか持っていない有用遺伝子による品種改良に期待− <ポイント>  ・お米の粒を長くかつ重くする遺伝子を特定しました。  ・この遺伝子は、ごく限られた栽培品種にしか存在しない遺伝子であることがわかりました。  ・この遺伝子を育種に利用することで、収量性や品質の安定性が向上した品種の開発が期待されます。 <概要>  1.(独)農業生物資源研究所(生物研)は、東洋大学、京都大学と共同で、インドのインディカ型イネ品種「カサラス」から、お米の粒を長くかつ重くする遺伝子「TGW6」を特定しました。  2.カサラスのTGW6遺伝子と対立する...